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信濃学園通信 第91号 平成23年3月発行

「施設運営は指定管理者に」  信濃学園長 小山武司
 本年4月、信濃学園は県から指定管理者に施設運営が移ります。これまで「信濃学園あり方検討会」の報告に基づき、3年間準備してきました。報告では、施設そのものは県内唯一の知的障害児入所施設として今後も継続することになっています。
 取り組むべき大きな課題として、児童施設でありながら諸般の事情により18歳の入所期限を過ぎても継続入所されている利用者の成人施設や地域等への移行を進めることが報告されていました。
 このたび、保護者の皆様はじめ市町村、各支援センター、そして受入成人施設の多大なご理解をいただき、8名が退所又は退所予定となりました。利用者のためにも成人向きの機能を有した施設に移行されることが一番であり、将来、家庭・地域等への移行も視野に入れた適切な支援が行われるものと期待を寄せています。
 この退所の機会を捉え、安定した生活ときめ細かな支援を推進するため、北寮を区分けして小グループ化を図り、トイレ・風呂なども整備する予算を確保し、6月に着工します。この工事では外部評価機関から指摘のプライバシー保護に配慮したトイレへの改善と、消防法改正に伴うスプリンクーラーの設置も行います。
 また、支援員交替による利用者への影響を極力少なくするため、県職員は5年間かけて少しずつ減らすこととし、新たに配置となる職員は事前に研修勤務するなど逐次準備を進めています。
 指定管理者である長野県社会福祉事業団は、西駒郷をはじめ県内各地に20ほどの施設を運営し、それぞれ実績を重ねられ、信濃学園でも十分その責を全うしていただけると確信しています。

「成人施設等移行に向けての取組」  自立支援課長 長田基佳
 信濃学園では、以前から、高等部卒業を控えた方や、18歳を過ぎた方の地域での生活や成人施設移行に向けて取り組んできました。
 利用者やご家族の意向を踏まえ、ケア会議の開催や利用者の体験実習等を通じて、ご本人にとって信濃学園後の生活がより良い生活となるよう移行を進めてきました。また、スーパーバイザーの指導を受けながら小グループで、個別のニーズに合わせた支援を行うことで、生活の質の向上につなげるとともに、成人施設への移行をスムーズにすることを目的に「施設移行サポート事業」を平成19年度から実施してきました。このような取組を進める中で、本年度8名の方の成人施設への移行が実現できました。
 今後も、対象となる利用者の方が、ご本人の年齢に合った環境での生活が実現できるように、ご家族や関係機関と連携し、信濃学園後の生活に向けた取組を進めていきたいと考えています。

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「『食』を大切に」  管理栄養士 小林知子
 「美味しかった!また肉団子出してください!」「こんどの遠足のお弁当のおかずは何?おにぎりにしてね。」「小林さん、一緒に食べよう!」利用者さんが給食技師や栄養士にこんな言葉をかけてくれます。「美味しかったかな?」「全部食べられたね!」「ドレッシングはかけすぎないでね」食事は貴重な食育の時間にもなります。
 学園では利用者の嗜好を考慮し、衛生面に配慮し、栄養を満たし健康に過ごせるような食事提供に努めています。そして成長期に必要な身体の栄養はもちろん、「愛情」という心の栄養を少しでも提供できればと思っています。
 「食」は「人」を「良くする」と書きます。「食」を通して、これからも皆さんが健康で幸せに暮らせることを願っています。

「平成二十三年の幕開け!」  自立支援課 宮原英昭
 平成23年の正月(スタート)は天気もよく利用者の皆さんの表情も大変穏やかなものでした。
 しかし、考えてみると学園にとっての平成23年度は、大きな変化と節目の年になります。
 この柔らかいお顔が4月以降も続けられるよう職員として多くの準備を怠りのないように進めていかなければと思うのです。
 特に北寮の利用者は、在園の期間も長く新しい環境にスムーズに打ち解けられるようにと思う今日この頃です。

「わたあめ作り」  児童指導員 中山理美
 さつき・なかよし寮では、冬休みのお楽しみとして、おやつの時間にわたあめを作りました。食堂にお砂糖の焦げる甘い匂いが漂い、利用者さんたちはわくわく、職員もうきうき。どうしてお砂糖がふわふわのわたあめになるのか、不思議で仕方がありません。何度もわたあめ作りにチャレンジしましました。白とピンクのわたあめの二種類を作り、大満足のおやつの時間でした。

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「サンタクロースがやって来た!」  児童指導員 有賀洋司
 学校が冬休みの12月24日に、信濃学園には、(株)BiG三郷店からサンタクロースがやってきました。ケーキやお菓子のプレゼントをいただきました。
 その後のクリスマス会では、給食技師の手作りのケーキをいただき、それぞれの利用者へ、信濃学園のサンタクロースとトナカイからプレゼントが渡され幸せな一日になりました。

「もちつき会」  児童指導員 小笠原雄二
 1月29日北寮中庭でもちつき会を行い、できたての“お餅”をおいしく、皆で楽しく食べることができました。当日は快晴だったこともあり寒さに負けず、四ツ葉会ボランティアの方々の力を借りながら、餅を力強く“つく”ことができました。

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「鬼は~外!、福は~内!!」  児童指導員 竹村眞史
 2月3日の節分の日に、豆まきを各寮で行いました。みんなで「豆まきの歌」を歌ったあと、職員扮する鬼が登場して豆まきをしました。鬼の登場に戸惑う方や、豆まきをするよりも豆を食べることに夢中の方もいましたが、大いに盛り上がりました。
 今年一年、利用者の皆さんが無病息災で、幸せに過ごせますよう、願っています。

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【利用者の動き】
 発達指導課に、12月1日1名、2月25日1名の利用者を、新たにお迎えしました。
 1月14日自立支援課1名、2月14日発達指導課1名の利用者が退所され、今月23日に発達指導課1名、31日に自立支援課5名、発達指導課1名の利用者が退所されます。

【編集後記】
 今年度最後の発行となりました。1年間ありがとうございました。来年度、施設運営が県から指定管理者に移りますが、今後も信濃学園をよろしくお願いたします。(職員K)


pdfファイルバージョンはこちらからご覧ください。
  第91号 平成23年3月発行(pdf形式807KB/2ページ)

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