バリ島紀行

2000年7月31日

バリ島1日目。普通だったらバリ島の様子見も兼ねて、観光バスに乗って島の観光地を一巡りするところだが、今回はあまり観光を考えてなかったので、ホテルでのんびりしながらアクティビティーのプランを練ることにした。やりたいと思っていたのは、ゴルフ、ラフティング(川下り)、ダイビング。私の体の体調も考えて、まずはゴルフなら大丈夫そうだ。ホテルにある旅行代理店のパッケージを見ると一人150ドルもする。ガイドブックには平日85ドルとあったので、これなら直接予約したほうが安いだろうと、夫に予約の電話を入れてもらった。どうも私は電話が苦手で(日本語でも)、ついついこういうときは夫に電話を頼んでしまう。翌日の朝7時ならOKということで予約を取る。ちょっと早いんじゃないとぶつくさ言うと、朝早いほうが暑くないと夫。それもそうね。あ、でもベビーシッターはそんな朝早くから大丈夫かな?と、慌てて夫にハウスキーピングに電話を入れてもらうと、確認するからしばらく待ってくれと言われた。しばらく待つと電話がかかってきて朝7時からベビーシッターOKとのこと。これで準備OK。実家の母には孫を預けて遊び歩かないよう言われていたのだが、たまにはねー。(なーんて、アメリカではしょっちゅうやってたっけ A^_^;)

翌日の予定も決まったところで、今日はホテルでエステを体験することにした。実は私はエステは初体験。夫はいつものようにマッサージを頼む。私はあまり肩がこったりしないし、美容院で肩をもまれるのも痛くて嫌いなので、マッサージは敬遠している。どちらかが娘をみていないといけないので、交代で私が先にフェイスマッサージ、そのあと夫がマッサージをうけることにした。エステまで時間があったので、それまでプールサイドでのんびり。

ニッコーホテル14階建てのクリフ・タワーがあり、とても眺めの良いホテル。バリではヤシの木より高い建物は建てられないのだが、40mの切り立った崖に沿って建てられたので、この高さが実現できたらしい。その切り立った崖を渡ってロビーからクリフタワーへの通路があり、クリフタワーのエレベーターで1階まで一気に下りるとプールサイドとビーチが広がる。⇒右の写真はそのクリフタワーから下のプールを写したもの。昨日旅行会社の人から、ニッコーのビーチは波が強くて海では泳げないと聞いていたが、なるほど風が強く波が荒い。プールサイドでタオルをもらうと二人分の寝イスを陣取り寝転んだ。あー、リゾートだー。しかしバリ島は7、8月は最も涼しい時期らしく、日本のほうがよっぽど暑い。南国に来たのに避暑に来たようだ。プールの水も冷たい。以前来たときは、11月の乾季と雨季の移行期で最も蒸し暑い時期だったので、プールの水もぬるく夜も余裕で泳げた。リゾートはやっぱり暑いほうがいいんだよね。積極的に泳ぎたい!というほど暑くなかったが、私はプールがどういう風になっているのか気になって、早速探索に行った。事前にウォータースライダーがあることをチェックしておいたので、どうしても試してみたかったのだ。ウォータースライダーはすぐに見つかった。先に日本人親子が登っていったので後をついていく。全長30mでそれほど怖くなさそうだ。まだ風邪が完治してなかったが、だいぶ調子が良かったので思い切って滑ってみた。最初は良かったが後半結構スピードが出てびびってしまった。最後に思いっきりプールの中へ飛び込む形となり、頭まで完全にずぶぬれちょっと調子に乗りすぎたかな。そこは一番深いプールでかなり水が冷たく、プールに直接面したプールバーもあったが、お客さんは一人もいない。ちょっとドリンク飲むのには寒いかなー。そのまま夫と娘がいるプールサイドまで泳いでいった。泳いでいれば水の冷たさはほとんど気にならない。

娘もプールにいれることにした。すでにハウステンボスでプールデビュー済みだが、アメリカで買ったおニューの水着を着せ、幼児用の浮き輪を用意し子供用のプールへ。娘は最初水を怖がり泣き叫ぶ。「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら、浮き輪にしっかりつかまらせプールに立たせると、足が下について少し安心したのかそのうちに泣き止んだ。中央のプールでは、音楽を流しながらインストラクターにあわせてみなが水中で踊っている。そのうちダンスが終わるとビーチバレーならぬプールバレーが始まった。娘も水に慣れてきたようなので、中央のプールに移動。ここは少し深く、私の胸辺りまで水がある。水の入れ替わりが遅いためなのか、中央のプールが一番冷たくない。バレーをやっている人の邪魔にならないように、娘の浮き輪を引っ張り泳いだ。娘はプールサイドにいる人みんなに「バイバイ」と手を振って挨拶。1歳過ぎてからこのバイバイが得意で、最近では道行く人みなにバイバイするのだが、バリ島でも国籍を問わずバイバイの挨拶をしまくる。バイバイはどこでも通用するからねー。

エステの時間になったので、3人でエステサロンへ行った。しばらく待たされたので、夫は娘を連れて部屋へ戻った。しばらくしてエステルームへ案内され、案内の女性に「Do you speak English?」と聞かれたのでイエスと答えると、英語で着替えて奥の部屋に入るように指示された。水着を脱ぎ、渡された服に着替えようとすると、ガウンのようなものではなくただの1枚の布。どうやって着ればいいんだ? とりあえずバスタオルのように身体に巻く。「これでいいの?」と聞いたが特に返事は返ってこなかったので、それでいいのだろう。フェイスマッサージが始まった。最初スクラブで汚れを落とし、マッサージしながら洗顔して、クリームを塗りつけ最後にパック。パックをしてしばらく待っている間、手や足をマッサージしてくれた。足裏マッサージがとても気持ちいい。全身マッサージは嫌だけど、足のマッサージならやってもいいかな。終わった後「どうでしたか?」と日本語で聞かれたので「気持ち良かったです」と日本語で答えておいた。着替えをすませ外に出ると夫と娘が待っていた。今度は夫のマッサージの番だ。娘を連れて部屋へ戻った。1時間ほどして夫から、終わったからプールサイドに下りてくればと電話があったので、娘と一緒にプールへ。しばらくプールサイドに寝転んで本を読んでいたが雨が降ってきたので部屋に退散することに。今日はどうもお天気が不安定のようだ。部屋に戻ると、部屋に置き忘れたと思っていた娘の大事なおしゃぶりがない。予備はもってきてないし、これがないとレストランとかでぐずったとき困るのよねー。プールサイドで落としたに違いないと思い、探しにいった。プールサイドにいたホテルの人に頼んで探してもらったがないようだ。いろいろ考えて、やはり部屋の中でおしゃぶりをはずしたことを思いだし、もう一度よく探すとテレビの下に落ちていた。娘が蹴飛ばしたらしい。あってよかった。伊豆旅行のときは家に忘れてきたので、わざわざ薬局を何軒も捜し歩いて買ったんだよねー。

ホテルで夕食をとると、街の相場の10倍するのは知っていたが、とりあえず今日はホテルで食べることにした。中華やイタリアン、日本食などがあったが、まずはシーフードがいいかな。シーフードレストランは屋外レストランになっていたが、海からの風がかなりきついのでどうだろうと思っていたら、奥のほうの席に案内された。ここなら虫もこないだろう。メニューを見るとやはり高い。シーフードの盛り合わせなどロブスターが入ると30万ルピア(約4千円)もする。これじゃ日本とあまり変わらない。ルピアは円より単位が大きいので計算がややこしく、最初は何度も戸惑った。やはり電卓が必要だったかしら。特に食べたいという料理もなかったので、娘も食べれるかなとミー・ゴレン(インドネシア風焼きそば)を注文。これでも8万ルピア(約千円)する。夫はなんだったか魚の料理を頼んだが、出てきたものはあまり美味しいと呼べるものではなかった。ミー・ゴレンのほうは皿うどんの柔らかい麺みたいな感じで、麺がふにゃふにゃしてトロリとあんかけ風。少し辛かったので娘が食べれるか心配だったが、娘は平気で食べていた。気に入ってくれたかな?

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