バリ島紀行

2000年8月4日

バリ島最終日。今夜の便で日本へ帰国する。ホテルの部屋は午後6時まで使えるので、午前中はプールでのんびり読書。まだお土産を何も買っていなかったので、お昼ご飯も兼ねて、昨夜行ったSouth Gate付近で買い物をすることにした。

ショッピング South Gate
ホテルでタクシーを頼むと、ホテルのタクシーは3万ルピア(約360円)と言われたので、昨日頼んだら2万ルピア(240円)だったよと言うと、しばらく従業員同士で何か話していたが2万ルピアでいいよとうなずく。すかさず、一般のタクシーを呼ぶように頼んだ。まったく油断も隙もない。日本円にすればたいした金額ではないけれど、ついつい海外に来るとケチになる。しばらく待つとタクシーがきた。South Gateまではあっという間で、通りすぎようというところで慌てて運転手に声をかけ下ろしてもらう。タクシー料金はなんと5千ルピア(約60円)。いかにホテルではぼったくってるかがわかる。運転手はあまりにも近くて不服そうだったが仕方がない。

South Gate付近は道に沿ってレストランとお土産物屋が軒を連ねている。店には民芸品や絵、布製品などいろいろ売っているが、なかなかこれといった土産物が見つからない。1軒の店でコットン製のポーチを見つけた。小物入れによさそう。母へのお土産になるかな。店員のきれいな女性に値段を聞くと1つ5万ルピア(600円)。値切ると2つで8万ルピア(960円)になった。それでも高いと思ったので首をひねっていると、じゃあ、いくらなら買う?と聞かれたので2つで5万ルピア(600円)と答えた。するとしばらく考えて2つで5万5千ルピアならという。他のお店も見たかったのでまた後で来ると言うと、じゃあ、娘さんのためにも2つで5万ルピアでいいという。現金の持ち合わせもなかったので後で来ると約束してその店を出た。値切るにはいらないふりをしてその店を出ようとするのが一番だ。他のお店もいろいろ回った結果、そのポーチが一番良かったのでそこで買うことにした。両替屋でルピアを調達し、5万ルピアでポーチを2つゲット。それから、バリ島で撮った写真をアルバムにして、義父にプレゼントしようと小さいアルバムを購入した。手作りのアルバムで、ちょっと粗雑だけど味がある。

お昼に適当にレストランに入って、シーフードの盛り合わせを食べることにした。カニやロブスターを店の外で焼いている。あれが私達の? 焼き立てのシーフード達はなかなかおいしかった。

ホテルへ戻り、チェックアウトをする時間になった。いよいよバリ島ともお別れだ。ロビーまで現地係員が迎えに来てくれた。空港までの道の途中、係員が「ニッコーホテルのレストランははっきりいっておいしくないです」と言う。知っていたら最初送ってくれたときに教えてくれればいいのに。彼はさらにバンの中から道路沿いにある店を指差し、「あの店の焼肉はおいしいです」などいろいろ教えてくれた。彼も日本に行くのが夢らしい。日本までの航空券代を尋ねると、7、8万円で、現地の人からするとかなり高額である。頑張って稼いでね♪ 空港に着き、彼に別れを告げると空港内へ入った。中にはお店がいっぱいあって、ついついお土産物を見てまわる。ちょっと高かったが可愛いコースターがあったので購入した。

帰りの飛行機は満席だったが、たまたま私達の横の席が1席だけ空いていたので、その隣の人に断って、娘のために使わせてもらうことにした。ラッキー♪ 夜の便だったのと疲れていたのが重なって、帰りはよく眠れた。今度家族で海外旅行するのはいつのことになるかなー。

   

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