12 月
99/12/31 ◇
1900年代最後の日
私達家族は29日から九州のダンナの実家にお世話になり、その後長崎のハウステンボスへ向かった。実は私の実家はハウステンボスから車で10分もかからないところにあるのだが、今回ダンナがハウステンボスのホテルを予約してくれたので、実家には泊まらず、ハウステンボスの中にあるコテージに泊まることになっていた。コテージは池の周りに建ってる別荘風の一軒家。一階が居間で二階が寝室になっている。ベッドルームが二つありベッドが4つあるので、私達家族だけではもったいないくらいだ。
(1900年代最後の夕日→)
カウントダウンのイベントに夜の9時ごろから参加。かなり暖かい夜なのだが、それでも黙って立って待っていると寒い。12時を今か今かと待ちうける。カウントダウンが始まりいよいよ2000年だ! 5、4、3、2、Fire!!!! おめでとう! すごいすごい、2万発の花火がものすごい勢いで打ち上げられる。近くで見ているのでまるで降ってくるようだ。こんなすごい花火は初めて見た。初めて見る新種花火もいっぱいある。このために開発したのかしら。とにかくすごい。めちゃめちゃ感動してしまった。 2000年、明けましておめでとう!!
99/12/26 ◇ 面接
今日は面接の日。会社がどんなところか案内してもらって、私が希望する部署のジェネラルマネージャーと話をする予定だった。人事のスーパーバイザーを尋ねると、残念ながら今日はジェネラルマネージャーが時間が取れないとのこと。ジェネラルマネージャーとは来年面接するという約束をして、会社の中を見せてもらった。外資系なのでオフィスにはセパレーターがあり、日本の会社みたいに机がくっついて並んでない。やっぱりなんとなくオフィスがすっきりしてるなー。なんと残業もほとんどないらしく、もしこの会社に就職できたらほんとにラッキーだ。なんとか採用してくれないかなぁ。
99/12/26 ◇ 保育園
明日面接に行くために娘を預けるところを探していたが、とりあえず千葉に住む従妹に頼むことに。かなり遠いのだが仕方ない。従妹にお願いの電話をしたあとふと思いついてタウンページを開いてみた。あるある、一時的に預かってくれる保育園、いっぱいあるやん。早速何軒か電話してみる。24時間サービスの保育園で、すぐに預かってくれるとのこと。もし正式に入園したら朝7時から夜10時までの預かりで4、5万ほど。(おむつ、ミルク、食事代別)。思ったより高くないので、残業がある仕事でもなんとかなりそうだ。
99/12/25 ◇ クリスマス
今日はゲレンデには行かず午前中のんびりして東京へ戻ることに。昨夜はピングーのグッズを買いまくってご満悦。普段だったら買わないような小物をクリスマスということでいろいろ買ってもらいました。携帯電話をもってないくせに携帯電話用のアクセサリーとか。だってピングー可愛いんだもん。
99/12/24 ◇
クリスマスイヴ
今日は朝からゲレンデへ。2年ぶりのスキーである。娘を託児所へ預けてまず初級者コースへ向かう。私もダンナもスキーは初心者に毛が生えたレベル。でも初級コースはあまりにも簡単だったので中級者コースを滑ることにした。こぶがなくコースも広いのでとても滑りやすい。でも今日はクリスマスイヴなのになんでこんなに人がいないのだろう。昨夜のディナーのときもレストランは閑散としてたし、ゲレンデもあまり人がいない。リフトもがらがら。滑りやすいからいいけど。何本か滑ってすぐに疲れたので休憩したがゲレンデのレストランにも人がいない。今日はクリスマスイヴといっても普通の日だからか、それともここはスノボ禁止だからかなぁ。
お昼前に娘を迎えに行ってソリで遊ぶ。でも娘は無関心。まだ10ヶ月だしわからないか。昼からまた娘を預けて少し滑る。ダンナが足が痛くなったからもうやめるというので3時前にゲレンデを引き上げた。娘を迎えに行ってホテルのロビーを通りかかるとピングーの着ぐるみが歩いている。なんだ、なんだ? お客様のお迎えサービスらしい。一緒に写真を撮ってもらうことにした。
夕方は温泉に入ってのんびり。お風呂から戻るとクリスマスサービスのシャンパンとケーキが部屋に届いていた。結構でかいケーキである。でもこれを食べるとクリスマスディナーが食べれなくなるしなー。6時過ぎに食事に行くと、今夜は結構人がいた。さすがに週末だからお客さんもいるというわけね。クリスマスディナーを楽しみ部屋に戻ってから娘にケーキを食べさせた。ものすごく嬉しそう。おいしいケーキの味を覚えて御飯食べなくなったら困るなー。
99/12/23 ◇
ジョブフェア & スキー旅行
午前中、新宿で開かれている留学生対象のジョブフェアへ出かけた。ボストンのキャリアフォーラムで感触のあった某外資系のメーカーと面接の約束が取れた。面接の日は27日の月曜日。問題は娘をどこに預けるかだ。ジョブフェアの会場を早々に引き上げて東京駅に向かう。実は午後から家族で新潟までスキーに行くことになっていた。着替える暇がなく、スーツ姿で行くのは気がひけたが仕方がない。東京駅の改札でダンナと娘に落ち合うと早速新幹線のホームへ。
新潟の越後湯沢まで新幹線で1時間。日帰りで行けるコースだが、私達はNaspaニューオータニ(写真右)というホテルに2泊の予定。案内された部屋はセミスウィートの部屋で応接室がありすごく広かった。予想していなかったのでびっくり。クリスマスプランだったのでいい部屋だったらしい。その日は部屋でテレビを見たり温泉に入ってのんびりした。
99/12/20 ◇ お見舞い
ダンナの友人で私の先輩でもあるS氏がガンで入院しているという連絡を受けた。急だったので本当にびっくり。まだ手術前で元気にしているということだったので、早速夕方ダンナと病院へお見舞いへ行くことにした。S氏は痩せて顔が青白かったが、比較的明るく振舞っていたので少し安心した。でも手術後はどうなるかわからないということだったので、私がアメリカに戻っている間に何かあればもう会えないかもしれない。いやいや、そんなことはないよと心に言い聞かせる。
でも身近にいる人で、こんなに若くで(30代前半)ガンになった人はいなかったので、かなりショックだった。特にダンナは親しくしていて一緒に旅行とか行っていたので相当ショックのようだ。どうか手術がうまく行って一日も早くよくなりますように。卒業後元気な顔が見れるように祈ってます。
99/12/16 ◇ 保育所
卒業後仕事をしたいので保育所のことを調べるため区役所へ。資料をもらい話を聞く。私、全然知らなかったんですけど、保育所って0歳から預かってくれるのね。てっきり3歳からだと思ってました。でも年齢の低い子供は保育所で預かることができる人数が限られているため入所しにくいみたい。しかも延長保育は7時までなのでどう考えても残業のある仕事は無理。遅くまで預かってくれるとこはやっぱり無認可の保育所とかなのかなぁ。それともそんなところはほとんどないのかしら。とにかくまだ就職活動が具体化してないので、今はとりあえず情報集め。実際のところ近所に親しい友達や親・親戚もいないので、就職活動もままならない。とりあえず育児サポートという、一時的に子供を預かってくれる地域サービスの会員になることにした。
99/12/11 ◇ 帰国
学校の冬休みで日本に一時帰国することに。飛行機の中では映画を4本も見、いざ寝ようとしたときに娘が起きたため一睡もできずすごく疲れてしまった。成田には30分ほど早く着き、荷物を受け取ってうきうきしながら外へ出るが、迎えに来るはずのダンナがいない。デトロイトからノースウェストの便で7時に到着といっておいたが、便名もなにも詳しいことは伝えていなかったので、もしかして時間か場所を間違えたのかなぁと不安になりながらしばらくうろうろ。15分ほど待っても来ないのでいよいよ不安になって携帯へ電話してみる。留守番電話メッセージになっている。携帯持っててもいつも留守電、全然役に立たないやん、もうっ。とりあえず留守電に「もう30分待って来なかったら自分達で家に帰る」とメッセージを残す。でも待てよ、日本円はまったくもって来てないし、銀行のカードも家のカギも肝心な物を全てアメリカのうちに置いてきていることに気付き、さてどうやって帰ろうかと思案しながらイスのある場所へ移動。そのときダンナが駆け寄ってきた。「ごめん遅くなって」というかと思いきや、「携帯にさっき電話した?」だって。彼は絶対にあやまらない人である。「30分早くついたからずっと待ってた。」 「あーそう、飛行機遅れると思ったからさ。」 確かにアメリカの飛行機はよく遅れる。でも最近は結構定時で出発してるよ。
「あー疲れた」 「この辺のホテルにでも泊まってゆっくりする?」とダンナ。「いやうちに帰る」 「うち散らかってるから」 家に帰って唖然。少し覚悟はしていたが、予想以上に汚かった。台所くらいもうちょっとキレイにしてくれぃ!!!
99/12/07 ◇ やったー! 試験が終わったぞー!
やっと試験が終わりました。ほんとーに辛かったです今回は。11月の中旬に風邪をひいて5日ほど寝こみ、少しよくなったと思ったら、娘が風邪をひいて看病が大変だったし、その後娘がよくなったと思いきや、また自分が39度の熱を出してしまったし。インフルエンザにかかったみたいですね。その週はテストにペーパーにプレゼンにと大変ハードな週だったのにもかかわらず、ずっと熱が下がらなくて最悪でした。おかげで11月の最後の週末は寝たきりになるし。ほんとに辛かった。でもなんとかファイナルのテスト前に熱が下がってよかった。勉強は思うように出来なかったけど、とにかくテストを受けないと単位がもらえないからね。とにかく今日で今学期全てが終わりました。自分にお疲れ様を言おうっとっ!
99/12/06 ◇ またもや国際電話でトラブル
昨日電話料金の請求書を開いてまたもや絶句。180ドルの請求がきていた。明細を見ると聞いたこともない国際電話会社(U社)の名前が。早速契約したはずのA社へ電話するが留守電ばかりでつながらない。とりあえず昼から試験があったので試験が終わってから再び連絡を試みる。ローカルの電話会社へ問い合わせると、10月14日にW社(U社の親会社)を使うようにリクエストを受けたという。確かに10月13日に電話でA社と契約を交わした。でも誰がそんな間違ったリクエストしたの? 夕方にやっとA社がつかまった。なんと私の電話番号そのものが間違った番号で登録されていた。明らかにA社のミス。A社はW社の回線を使用しているのだが、それでも何故U社から請求が来たのかわからないらしい。いったいどうなってるんじゃー。とりあえず請求書をファックスして電話料金を契約したレートで計算し直し、クレジットしてもらうよう頼んだ。でもアメリカの会社っていい加減だから本当にお金が戻ってくるのだろうか。非常に不安だ。