伊香保温泉の旅

2001年12月23・24日

夫が群馬県の伊香保でゴルフだというので、ホテルをとって私となほも温泉に連れて行ってもらえることになりました。結局2、3日前に悪天候になったため、ゴルフ場が閉鎖、あえなくゴルフはキャンセルとなったのですが、おかげで家族3人で伊香保温泉を満喫することができました♪

前回伊豆に行ったときに渋滞にひっかかり、とんでもない目にあったので、今回は朝7時に家を出発。もちろん渋滞にはまることはなく、すいすいと9時ごろには伊香保に到着していました。早起きは三文の得とはこのこと?

伊香保グリーン牧場

標高550mの高原にある牧場。園内には雪が残っていてさすがに東京とは寒さが違う。いつも保育園には車で送り迎えをしていて、この冬なほにちゃんとした防寒服を買ってあげていなかったため、フリース、スカート姿のなほは鼻水がたらり。スボンにすればよかったと後悔してももう遅い。ちゃんとした朝ご飯を食べていなかったのもあり、寒さをしのぐためとりあえずレストランに入ると営業は10時から。10時になるまで隣のお土産コーナーをうろつく。最近どこにでも見かけるのがオリジナルキティちゃんグッズ。ここにも牧場(乳牛)キティがいる。毎月20グッズだったか増えているそうでサンリオ恐るべし。

軽く食事をして園内をまわると、にわとり、やぎ、羊、乳牛、馬などがいた。なほは相変わらず動物が怖いようだ。シープドッグショーがあるというので行ってみると、オーストラリア生まれの牧羊犬が2匹登場。日本ではまだほとんど見られない種だそうで、確かに初めて見る犬だ。羊飼いのお姉さんの犬笛に反応してものの見事に羊を追い集める。なほはあまり興味がないようだし寒そうなので、そうそうに切り上げることにした。

お土産店をのぞくと可愛いベビー用品コーナーがあって、牛さんや羊の帽子が売っている。可愛いけどなほにはちょっと小さいかな。なほが磁石の小さい板(牧場の動物シールが貼ってある)をくっつけて遊ぶおもちゃでずーっと遊んでいるので、クリスマスプレゼント代わりに買ってあげることにした。あとでホテルで遊ぼうね。

石段街

伊香保温泉の中心街にある石段街を訪ねる。石段が伊香保神社に続いていて、両側には土産物屋や飲食店、旅館などが立ち並ぶ。なほが途中で上に行くのを嫌がって一番上の神社までは行けなかったけど、途中においしそうなたこやき屋を見つけて腹ごしらえ。そのお店はたこ焼きを買って中で食べれるようになっている。外はパリパリ、中身はトローリのとってもおいしいたこやきで、関西在住暦10年の私が関東地区で初めて出会ったおいしいたこやきだった♪ んまい!

ホテル小暮

宿泊するホテルにチェックイン。ガイドブックによれば伊香保随一の湯量をほこるホテルだとか。露天風呂は茶色いにごったお湯で、湯質は硫酸塩泉。ほんとは無色透明らしいんだけど、お湯の温度によって変色するのかしら? なほはお部屋に用意してあったおかしをいつも通り全部一人でたいらげてしまう。温泉は怖がってあまり入ろうとはしなかった。やれやれ。夕食は部屋食で、ボリューム満点。もっと種類を減らしていいから、質をよくして欲しいといつも思う。大量生産だからそうもいかないのかなぁ。

榛名山

翌日少し足を伸ばして榛名山に向かう。途中峠を越えるので道路に雪が残っており、スノータイヤじゃない私たちの車はのろのろ。登りだからいいけど、帰りがやばそう。途中でそのまま進むのを断念、念のため購入しておいたチェーンを装着することにした。チェーンをつけている最中、なほに雪を見せようと車から降ろすと、普段見慣れない雪が怖いらしく、靴にくっつく雪を嫌がって「とってー」と泣きべそをかく。やれやれ。チェーン装着は簡単だと夫は言っていたけど、実際つけてみるとなかなかすぐに装着というわけにはいかないようで、それでもなんとか取り付けて出発。でもつけた途端に雪があまりなくなってしまった。

榛名山にはロープウェイがあって、この日は天気がよかったせいか、遠く富士山まで見渡すことができた。山頂には榛名富士神社があり、階段好きのなほが上まで登ると言ってきかないので、神社のところまで登る。なんでも縁結びと安産の神様として木之花耶姫(このはなさくやひめ)が祭ってあるらしい。

おもちゃと人形博物館

ガイドブックで見て行ってみたいと思っていた博物館。テディベアコレクションに世界のアンティークドールや日本のあらゆる時代のオモチャ、昭和初期の町並み、チョコレート博物館などからなる。入館するときに色付けのまったくしていないキューピーをくれるので、一通り見学した後自分で色付けができるようになっている。想像していたよりずっとちゃんとした博物館で、とっても楽しめた、はずなんだけど・・・ 室内の薄暗い廊下や、駄菓子屋&お土産売り場の壁に描かれた怪獣の絵、たくさんのでっかいテディベアが洋風クリスマスデコレーションさながらに飾ってあるところ(写真)などなど、様々なところでなほは怖がり、あげくのはてチョコレート博物館へ続く廊下はどうしても通らないと泣きわめき、途中で出る羽目になってしまった。私は一通り見ないと気のすまないタイプなので、なほと夫を残してさっとチョコレート博物館を見学した。キューピーに色つけできなかったのが残念。さてさて、なほはなんでこんなに怖がりなんだろう。。。

清水屋(水沢うどん)

博物館の後は腹ごしらえ。もりうどんが有名というので、早速15軒ほどあるお店の一軒へ行ってみる。お値段はかなり高めだけど、こしがあってゴマダレもなかなかいける。いつもはうどんを食べないなほががんがん食べてる。まったく、おいしいものは食べるのよねー。

お土産には湯の花まんじゅうをどうぞ。普段まんじゅうはあまり好んで食べない私が、ホテルの部屋にお茶菓子で置いてあったまんじゅうを(なほから奪って)一口食べて、これはいけると思ったもの。友達にも好評でした。皮は茶色で蒸しまんじゅう特有の味わいがあり、あんはこしあん。このあんがまたおいしい。値段もお手ごろです。

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