ローラースルーGoGo




 ■ 発 売           1976年

 ■ 全長×全幅×全高   730mm×305×760
 ■ 車 重           4.6 kg
 ■ 車体色           赤 , 青 , 黄色
 ■ 体重制限         45kg
 ■ 発展型           ローラースルー7
 ■ アメリカ輸出名      Kick'n Go
 ■ 生産台数         100万台
 ■ 販売担当 (当初)    ACT−L 社
                     (ホンダが設立した販売会社)
 ■ 生 産 (当初)      自転車部品メーカーの工場の片隅にて  
 ■ 構 造           足こぎ式 3輪スケーター
 ■ 機 構           キックペダルを踏むと進むテコと滑車の
                   原理を応用したドライブ機構。
                   体重移動によってスキーのように左右に
                   曲がる。
 ■ 制 動           後輪ブレーキを備える。
 ■ パーツ構成        フレーム以外は、自転車パーツの流用。
 ■ TV CM          11月よりTVコマーシャルにて宣伝。
                     『 クリスマスのプレゼントに
                          ローラースルーGoGoを! 』
 ■ 名前の由来
 ■ 開 発
  
 





今では懐かしくなったローラースルーGoGoですが、これもホンダの製品という事をご存知ですか?
各部に自転車パーツを使われた簡単な乗り物ですが、子供のバランス感覚を養うのにはいい乗り物だったかも・・・。
販売当初は、エンジンも付いていないと言うことで、ホンダが設立した販売会社のACT−L社が担当しました。
製造は、コスト的な問題から、ホンダ系列の部品メーカーではなく、自転車部品メーカーを手がける工場の片隅に
簡単なラインを作り、パートのおばちゃんたちによって作っていた。 最初はホンダとしても真剣になれなかったのでしょう。
その後、クリスマス商戦にむけてTVコマーシャルが流され、子供たちの支持を得て、爆発的なヒットに!
そうなると町工場での生産では追いつきませんので、ホンダとしても真剣に検討を開始して、
従来のホンダ系部品メーカーに生産ラインを急遽作って対応しました。
国内での販売の好調を受け、アメリカへも輸出されていきました。 その名は 『 Kick’n Go 』 
そして、体重制限45kgのローラースルーに、大型&豪華版のローラースルー7が発売された。
これは、ボディカラーにメタリックカラーが塗られ、ステップにはラバーも装着された。


すい星のごとく現れて、一躍脚光を浴びたローラースルーGoGoであったが、悲劇は突然やってきた・・・
少年の事故により、ローラースルーGoGoは、静かに姿を消していった。
しかし、少年たちの記憶には、しっかり焼き付いたのではないだろうか。
今でも大人たちの間で、静かなコレクションが続いている・・・。  私もその一人です。








ローラースルーGoGoの関連グッズ
取扱説明書 純正工具
マスコットシール 純正パーツ
ポスター





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ローラースルーGoGoの開発者。  このページ作りの参考にさせていただきました。