その4
〔 バモスホンダ編 その2 〕
ちょっと通り過ぎた道でバモスを発見!
今まで何度も通り過ぎていましたが気がつきませんでした。
こんな近くにバモスが隠れていたとは・・・。
ここで会ったが100年目! 後悔する事の無いようにオーナーさんにお話を伺う事に。
今回は、たまたまショップ脇の置き場だったので、オーナーさんを探す手間もありません。
早速ショップに立ち寄り、オーナーさんとのご対面。
ショップと言う事もあり、民家に直接訪問するのとは違い、快くお話を聞いていただけました。
ここは単刀直入にバモスを譲って頂きたいと交渉いたしましたが、
このバモス、ナンバーは付いているものの、書類は無く、所有者も不明なままショップを転々と。
更に一度も車検を取っていない車体とか。
少しずつパーツも剥ぎ取られ、ほぼドンガラ状態。
いつかは仕上げたいとの夢を持ちながら実現せず、現在のゴミ置き場状態に・・・。
そのお話を聞いて、納得の上で譲って頂きたいとお話しましたが、
いつかは仕上げたいとの事で、今回は諦める事に。
是非仕上げて、公道復帰させてくださいねと、そのショップを後にしました。
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それから、数年の月日が・・・。
何年経ってもその場所からバモスは移動される事なく、いっこうに公道復帰する様子も無いので
再度オーナーさんにお話に行きました。 しかし、何度通っても答えは変わりませんでした。
こればっかりは相手のある事ですから、こちらの想いを一方的に押し付けても駄目です。
もしも、バモスに区切りをつける日が来たらご連絡くださいねと、またショップを後にしました。
それから数ケ月後に、たまたまショップの近くを通りましたが・・・。
あったはずのバモスが! ショップも空家に。
ガラスに貼られたビラには、店舗のお引越しとありました。
ホッ。 バモスもそちらに移動されたのですね。
それから更に数ケ月、
仲間の情報から、バモスが処分されちゃうそうだよと!
書類も無く、所有者も不明、そして更にずっと奥外放置されドンガラ状態にされたバモスが
陽の目をみる事は無いだろうと、不安に駆り立てられて、すぐに連絡をとりました。
そして久々に対面したバモスは、移動された後も仕上げられる事なく、駐車場の片隅でそっと眠っていました。
そこでオーナーさんとお話の上、やっと譲って頂ける事となりました。
バモスには、長年待たせたねと、そっと手を触れました。
思えば長かったような短かったような。
でも、このバモスは私をずっと待っていてくれたのだと。
そんな想いに私も応えてあげなければ! 絶対に公道復帰させてあげるからね!
続く
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まずはキャブの掃除から |
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セルダイのブラシ交換 |
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ブレーキのカップ交換 |
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なんとか始動しました! |
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とりあえず欠品パーツも揃いました |
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ちょっと見ると、未再生車風! |
なんとか形になりましたので、書類を興さないと!
いくら形になっても書類が無ければ公道復帰できないですからね。
それからは、このバモスをどうしても公道復帰させたいとの想いを各方面に訴えて
様々な資料を揃え、なんとか堂々と公道復帰の運びとなりました。
これでバモスと約束を果たす事ができました。
最初は、書類も無い・パーツも無い状態で、みんなからはエンジン位しか使う所が無いねと言われましたが
走らせてあげる事が出来き、私もホッとしました。
今回の復帰作戦で一番の苦労は、なんと言っても書類を興す事だったかな・・・。
このバモスは、今回が新車から初めての車検になります。
終わり
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