本田宗一郎と井深大 展





    江戸東京博物館開館10周年記念
     「本田宗一郎と井深大展 −夢と創造−」
  
                 
平成14年9月21日(土)〜12月8日(日)


      http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/2002/ki_9-21.htm

      http://www.asahi.com/event/honda_ibuka     


 東京都江戸東京博物館(所在地:墨田区横網1−4−1)では、開館10周年記念「本田宗一郎と井深 大展 −夢と創造−」を開催いたします。
かつて敗戦の混乱下の日本にあって、夢を抱き、自らの技術を信じ、創意工夫と果敢なチャレンジ精神で町工場から世界へと飛躍し成功を収めた
ふたりの人物、本田宗一郎と井深 大。幾多の危機を乗り越え、ふたりは「HONDA」と「SONY」をそれぞれ世界企業へと発展させました。
ものづくりに対するこだわり、大きな夢、世界的な視野、そして旺盛な自主独立の精神。ふたりが生み出してきた製品を中心にその足跡をたどる、
この江戸東京博物館開館10周年記念「本田宗一郎と井深 大展 −夢と創造−」は、閉塞感に陥り自信も元気も失いかけている現代の私達に、
希望と勇気を与えてくれるでしょう。 




■主な展示品(色など展示品と異なる場合がございます。)
【HONDA】
「カーチス号」
アート商会時代の宗一郎(当時18歳)が、榊原郁三、真一氏兄弟の助手として製作。アメリカの複葉機カーチス・ジェニーのV8エンジンを搭載した
スペシャルレーサー。宗一郎もメカとして同乗し優勝している。

「ホンダ S500」
ホンダ初の市販乗用車。DOHC4キャブレターエンジン、チェーン駆動という二輪レーサーで鍛えた技術が生かされている。その技術とともに、
宗一郎が徹底的にこだわった優雅なスタイルも人気だった。

「ホンダ RC160」
ホンダ初のDOHC4気筒。’59年浅間で開催の第3回全日本オートバイ耐久レースに5台が初出場。他を圧倒する走りで上位を独占した。この
2年後に世界GPを制したRC162の基礎となったレーサーである。

「ホンダ カブ F型」1952年
”白いタンクに赤いエンジン”で親しまれた2サイクルの自転車用補助エンジン。藤澤のアイデアで、全国の自転車店を新規販売網とし、段ボール
詰め発送を採用するなどの斬新な拡販戦略が効を奏し、大ヒット商品となった。

「ホンダ スーパーカブ C100」
宗一郎が心血を注いで開発した最高傑作。高出力・低燃費の4サイクルOHVエンジン、使いやすい自動遠心クラッチ、足を高く上げなくても乗れる
ステップスルー、ポリエチレン製のレッグシールドなど、どれをとっても革新的だった。

「ホンダ ドリーム C70」
ホンダ初の2気筒エンジンを搭載したモデル。角張った形で統一されたユニークなデザインが特徴で、「神社仏閣スタイル」と呼ばれていた。オール
アルミ製のエンジンは18馬力を発揮し、最高速度は130kmに達した。

「RA273」
F1参戦3年目。排気量の規定が3リッターに変更された。V型12気筒で400馬力以上と、相変わらずハイパワーを誇ったが、車重が重かった。
’66年の最終戦で4位。’67年初戦の南アフリカGPで3位となったが、以後は振るわず、シーズン終盤に後継のRA300に替わった。


【その他の主な展示品】
ホンダ T360
ホンダ 1300 クーペ9
ウィリアムズホンダ FW11
ホンダ A型
ホンダ ジュノオ K型
ホンダ ゴールド ウィング GL1000
ホンダ ドリーム CB72 スーパースポーツ
ホンダ モンキー CZ100
第1号試作エンジン(エントツ)付自転車(復元)
マン島TTレース出場宣言(社外)
                            他


【SONY】
トリニトロンカラーテレビ「KV−1310」
シャドーマスクの生産性とクロマトロンの明るさの両方の利点を併せ持つ画期的なカラーテレビの誕生。1968年10月、11万8000円で発売。

ウォークマン「TPS−L2」
海外出張の時、機内に持ち込める小型のステレオカセットプレイヤーがほしい。そんな井深の願いから生まれた。1979年7月発売。
「WALKMAN」のロゴは翌年から。3万3000円。

トランジスタラジオ「TR−55」など
1955年発売当時、1万8900円。お茶の間でみんなで聞くラジオからパーソナルなラジオへ。

テープレコーダーH型
一般消費者向けテープレコーダーの第一号機。「H」は「HOME」の略。工業デザインを初めて導入した製品でトランク型のケースに収められている。

・その他の主な展示品
世界初の直視型トランジスタ式ポータブルテレビ「TV8−301」当時世界最小のトランジスタラジオ「TR−63」 他テープレコーダー「TC−GT3」



 <関連事業>


     
>>>ロボット・デモンストレーションのご案内<<<
本展の会期中、ASIMO(ホンダ)およびAIBO(ソニー)が登場する
デモンストレーション。
ASHIMO:10月26日(土)、11月30日(土)
       11:00〜/14:00〜/16:00〜
AIBO  :10月12日(土)13日(日)14日(月・祝)20日(日)
       11月2日(土)4日(月・祝)
       10:30〜/11:30〜/13:30〜/14:30〜
       15:30〜
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/index.htm


          
>>>講演会のご案内<<<
10月6日 「井深さんの見た夢」木原信敏(ソニー木原研究所会長)
10月19日「失敗に学ぶ」畑村洋太郎(東京大学名誉教授)
11月3日 「人間・本田宗一郎を語る」西田通弘(本田技研工業元副社長)

■時間 :いずれも14:00〜15:30
■受講料:いずれも各500円
■申し込み方法:往復葉書に住所・氏名・希望講座名を明記のうえ、以下に
    お申し込みください。1通につき1講座、1名様とさせて頂きます。
   定員(450名)を越えた場合は抽選となります。
■講演会の申し込み締め切り
    「井深さんの見た夢」9月20日(金)
    「失敗に学ぶ」10月4日(金)
    「人間・本田宗一郎を語る」10月18日(金)
■申し込み先:〒130−0015東京都墨田区横網1−4−1
       江戸東京博物館 本田宗一郎と井深大展事務局


      
>>>ミュージアム・セミナーのご案内<<<
10月4日 「技術者・本田宗一郎」 板谷敏弘(江戸東京博物館学芸員)
10月11日「若き日の井深大」 益田茂(江戸東京博物館学芸員)
■定員150名:当日の先着順
■時間 :いずれも14:00〜15:30
■受講料:いずれも各500円



 −開催概要−


■会 期 :平成14年9月21日(土)〜12月8日(日) 
       (毎週月曜日休館 *月曜日が休日の時は翌日休館)
■会 場 :東京都江戸東京博物館 1階 企画展示室
      住所:東京都墨田区横網1−4−1 
      TEL:03−3626−9974
■開館時間:午前9時30分〜午後5時30分
     (木・金は午後8時まで。入館は閉館30分前まで)
■入場料金:
 特別展観覧券
     一 般:1,200円(960円)
     大学生・専門学校生:960円(760円)
     小学生・中学生(都内):600円(480円)
     中学生(都外)・高校生・65歳以上:600円(480円)
 特別展・常設展共通券
     一 般:1,440円(1,150円)
     大学生・専門学校生:1,150円(920円)
     小学生・中学生(都内):なし
     中学生(都外)・高校生・65歳以上:720円(570円)
※小学生と都内在住・在学の中学生は、常設展観覧料が無料なので、
 共通券はありません。     ※( )内は20名以上の団体
■アクセス
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/museum/route.htm
■主 催 :(財)東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館 
       TBS 朝日新聞社
■後 援 :TBSラジオ



最後までお読みいただきまして有り難うございました。
ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせ下さい。

−本件に関するお問い合わせ先−
情報提供元:「本田宗一郎・井深大」展PR事務局
      〒106−8611 東京都港区西麻布2−25−18
      TEL 03−3486−0575
      FAX 03−3486−0575