平成17年4月27日(水) 晴れ N360タウン改スペシャル | |||
昨日はキャブの調整、そして本日はポイントと点火時期の調整を! ポイントも、こんなモノだなと言う、結構いい加減な勘だよりの整備をついついしてしまいますが、 少しでも調子よくなるように、カム山の一番高い所での隙間調整をキチンとシックネスゲージで規定値に合わせます。 ここでも、今までの隙間は0.1mm程狂っていました。 ポイントを合わせた後は、点火時期の調整をします。 家に戻らないとタイミングライトが無いので、電球をポイントのコードに接続させて、Fマークに合った時に電球が消えるようにします。 これも少々遅れていました。 いい加減な調整ですね〜。 これも修正して、ピタリとくる所に合わせ、作業は終了! 本日は、時間が無かったのと、カメラを忘れてしまったので、撮影は出来ませんでした。 さてさて調整の成果は? 実際の走行テストも時間が無かったのでしませんでしたが、 なんか感じが良さそうですね〜。 吹け上がりが、まとまりが良いと言うか、アクセルを踏み込んだ時の反応が良さそうです。 これで少し乗り回して、様子を見ながら、再度チェックしてみようと思います。 調整する度に調子が良くなるのって、やはり可愛く感じますね(笑) 昨日作った、パッキンも、しっかり役目を果たして、ガソリンの滲みがストップしました。 純正パーツが無くなって、市販のパッキンをカットして作ってみましたが、具合が良いですね。 こう言うのって、長期テストが問題です。 1年経っても何も無ければOKですね。 会社の営業車に、いつも工具セットが常備してあると、とても重宝します。 |
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平成17年4月26日(火) 曇り後晴れ N360タウン改スペシャル | |||
先月ダイヤフラムを交換したキャブですが、実際に走行してみると どうも納得いかない走りです。 アクセルを踏み込んで加速する時にボボボと、もたつく感じです。 アクセルを踏み込んでいく時に、ブワッーとした加速感が無いとエヌとは言えません。 旧型のキャブを装着していますが、旧型と言えども欲をかいてしまいます。 さて、本日は仕事の合間に時間が少し空いたので、キャブを外し再点検! フロートの調整をしようと思います。 ちょっとオーバーフロー気味かなと思いますので 今日は、その一点にしぼっての短時間整備。 サービス資料にて現在装着されているキャブのデータを調べ、フロートレベルをレベルゲージを使って 既定の位置に合わせて正確に測ります。 測ってみるとデータにある数値とは全然違っていました。 オーバーフローも当然の結果でしたね・・・。 再度レベルゲージにてデータにある数値に合わせます。 これでOKかな。 次はキャブ本体とフロートチャンバーのパッキンが劣化してヒビ割れていたので、専用の補修品を購入し 同じ長さに揃えてカットし、専用の接着剤で張り合せます。 乾燥したところで、キャブを組み立てて、本日の作業は終了です。 まだ時間があったので、試運転に出発です! 始動性・シフトチェンジした時のフィーリング・加速時の吹け上がりと、 以前のモタツキは改善されました。 原因は解決したようです。 でも、まだ急な坂道での登坂テストをしていないので、それは次の機会に。 また時間の空いた時に、他もチェックしてみましょう。 |
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平成17年3月10日(木) 晴れ N360 タウン改スペシャル | |||
今日は平日ですが、ポカポカ陽気で外に出ても気持ちが良かったので 昨年末に久々に乗って調子がイマイチだったN3のタウンを、お昼休みにイジリました。 走っていて急なアクセルに加速が付いてこない感じだったので、加速ポンプに問題があるかなと ネオライフさんより購入しておいたダイヤフラムに交換してみようと思います。 時間も無いのでサッと交換してみましょう。 エンジンからキャブを外し、フロート室をバラし、加速ポンプ部を外します。 今まで装着されていたダイヤフラムを確認してみると、ヒビ割れして縮んでいました。 更にカチカチでは役目を果たしませんね・・・。 新しいダイヤフラムに交換し、さあ一気に組んで終わりにしましょう。 背中に感じる陽射しも心地良いですね〜。 春は気持ちがいいな! キャブをエンジンに組み付けて、始動させてみます。 ブォ〜ン! 停車状態でのチェックでは、とってもスムーズになりました。 これが走り出して負荷が掛かった時にどんな感じになるかが問題です。 それは、また今度! |
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平成16年10月10日(日) 晴れ ライフバン | |||
今日は台風一過で、快晴の整備日和! 朝から庭に出てライフバンの解体をしました。 まずは室内から作業を始めます。 シートを外し、ダッシュボードを外し、外せるモノは全て外します。 次はドアを外し、ガラスを外し、リアゲートを外し、ボンネットを外し、そしてバンパー&グリルを外し、 最後にフロントフェンダーを外します。 しかし、程度の悪い左側は残しておきました。 内装&外装を外し終えたので、エンジン&足回りの脱着へと進みます。 まずは、エアクリーナー、キャブ、セルモーター、ダイナモ、燃料ポンプ、イグニッションコイルと 補器類を端から外していきます。 各ワイヤー類も外すと、あとはエンジン&ミッションの脱着になります。 ボディに固定されているボルトを端から外して、あとは徐々に車体を上げていくと、 スルリとエンジンがボディから分離します。 ここまでくれば終わったも同然。 エンジンを引きずり出して、車体を庭の隅に移動させます。 ドンガラ状態のボディは、一人で簡単に移動が出来ます。 外し残したリアの足回りと、燃料タンクを外して、作業は終了です。 しかし、外したパーツを片付けないと・・・。 すっかり陽が暮れて寒くなってきました。 クルマをバラすと3倍くらいスペースをとられてしまうんですよね。 まとまっていたモノを散らかした感じです。 何も無くなった車体は、子供たちの遊び場に・・・。 パーツをなんとかガレージに納め、今日の朝からの作業は終了しました。 一つ一つ写真を撮影しながらの作業は、意外と手間取ります。 合わせて休日作業は、子守りを兼ねているので、休み休みですね・・・。 |
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平成16年9月12日(日) 曇り時々晴れ 草刈り&LN360 | |||
ホンダなかよし倶楽部の総会に向けて、庭の伸び放題の草をホンダ製の草刈機で刈りました。 調子よく刈っていたのですが、目に入った光景にガクゼンと・・・。 草刈機の大きなエンジン音に掻き消されたのか、一番手前にあったLN360のドアの窓ガラスがバリバリに。 一瞬凍りつきましたが、やってしまった事は仕方ありません。 ガラスを交換しなければいけません。 とりあえず残った部分も草刈りを済ませ、LN360のガラス交換の作業に入りましょう。 ガレージにて探すと、同じN360の右側ドアのガラスがたまたまありましたので、引っ張り出してきました。 受けの金具がサビてはいますが、なんとか使えるでしょう。 とりあえず雨風をしのげればいいのでOKとしましょう。 割れたガラスを手で集め、ドアの内部に入ってしまったガラスの破片は掃除機にて吸い上げます。 この当時に使われていた強化ガラスは、粉々になってしまうので厄介なんですよね・・・。 目に見える範囲は拾えたので、ガラスを交換しましょう。 ガラス枠を留めているボルトを外し、入れ替えます。 なんとか無事に交換できました。 ちゃんとガラスもスライドします。 とんだ災難と言うか、自分でやった事なので、誰にも文句は言えませんが、余計な仕事でした。 予定になかった作業でしたので、やりたい事が半分もできずに終わってしまいました。 次回からは気をつけないと・・・。 |
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平成16年8月29日(日) 曇りのち雨 ステップバン&ライフバン | |||
9月の総会の前に、少しでも庭を片付けなければいけないので、引き揚げてきた不動車は移動が困りますので 動くようにしなければなりません。 総会と言うタイムリミットがあると、何でも慌しいですね。 どんな状態であろうとも動かさなければなりません・・・。 このステップバンは、壊れたまま8年程眠っていた状態で、もちろん動きません。 ブレーキも固着、壊れた状況も症状も昔の話で不明です。 まずは、車内のゴミ掃除から手を付けて、余計な社外品のステレオ等をどんどん外していきます。 素人整備されたクルマだと、いろんな所から配線が飛び出ていて、電気系統のトラブルも考えられますので ノーマルの状態に戻していきます。 車内が済めば、次はエンジンルームに手を付けます。 こちらも余計な配線類は外してノーマル状態にします。 エアーで、溜まったホコリとゴミを吹き飛ばし、パーツクリーナーでエンジンの見かけだけでも綺麗に! 私がノーマルに戻すのは、どんな状態で壊れたか、何が悪いか調べる為に、一度リセットする為です。 ノーマル状態にしてから、エンジンが始動するように、一つずつチェックしていきます。 8年も眠っていると、キャブは固着状態ですので、一度外してバラしてチェックします。 このステップバンは、シングルキャブからツインキャブに載せ替えてあります。 定番ですね。 キャブをバラすと、カチンカチンに張り付いていました。 掃除するのも時間が掛かりますので 掃除してストックしてあるキャブに交換し、組み付けます。 このキャブは暇をみて掃除しておきましょう。 そしてプラグをチェック。 プラグも重要なアイテムです。 安いものですから、新品にしましょう。 プラグは、BP6ESが装着されていました。 これはよく付けられていますが具合が悪いです。 ツインキャブには、NGKのB7ESを新しく装着します。 ポイントを紙ヤスリで磨いて、ガソリンを入れてと。 とりあえずエンジンを掛けてみます。 キュルルルル。 掛かりませんね〜。 ポンプからはガソリンが流れてきますし、プラグは濡れるので、火が飛んでいないようです。 ポイントを外して、チェックしてみると、ポイントが虫食いのようにボコボコになっています。 これでは、いくらペーパーを掛けても駄目ですね。 新品の在庫が無いので、ストックしてあるエンジンからポイント&コンデンサーをセットで外し、移植します。 さて、これで火が出るかな? 娘を呼んでセルを回してもらいます。 エンジンに接触させておいたプラグから火花がバチバチ飛んでいます。 これでOKですね。 さあ、気を取り直してエンジンを掛けてみます。 キュルキュル、ブォ〜ン! ブォーン・ブォーン。 調子よくエンジンが始動してくれました。 掛かればOKです。 さあ、移動させましょう。 不動車を押して移動させるのは重労働ですが、動いて自走してくれると思いのままです。 不思議と、動くと可愛く見えてくるんですよね〜。 これで動かないと、ストレスが溜まりますが・・・。 このクルマが調子が悪くなった原因は、余計な配線・キャブ・ポイント&コンデンサー・プラグにあったようです。 駄目な部分を直したら、とっても調子が良いクルマになりました。 走りだすと、他の問題点も出てくるかもしれませんが、今日は移動させる為にエンジン始動が予定項目ですから 任務完了です。 さあ、陽のあるうちに次の作業を急がないと! 午前の部、終了。 |
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午後の部 | |||
さあ、1台眠りからお起し、気分よく次のクルマに! 本日の2台目は、16年間放置されたライフバンです。 このクルマも壊れて、直そうと思ったまま、いつの日か、長い眠りについてしまったようです。 何が壊れているのか、これも情報がありません。 一から点検していくしかありませんね。 再生の基本、まずは掃除から始めます。 やはり調子が悪かったクルマと言うのは、車内&エンジンルームに たくさんの入り組んだ配線の束。 何の役割をしているか解らないようなゴチャゴチャ配線。 意味の無い配線は、どんどん取り外していきます。 必要最低限の配線に戻し、見た目もスッキリさせます。 こんな状態では、調子が悪くなって当然ですね・・・。 結局セルモーターの配線に、分岐させた違う配線が付き、おおもとのセルモーターの本体への配線が1本外れていました。 更にイクニッションコイルへの配線と燃料ポンプの配線も交差されていて??な状態でした。 全て配線を付け直せば大丈夫でしょう。 これでは動くはずは無いよな〜。 さて、配線もスッキリすると、エンジンルームの長年のホコリをとって、始動の準備に入ります。 見た目が悪いと、手を付けるのも嫌ですし、悪い箇所を探すのも大変ですからね。 キャブを掃除して、プラグを点検して、これでエンジンが掛かるかな〜。 キュルキュル、ブォ〜ン! 勢いよく始動しました。 これもエンジンが調子良さそうです。 余計な事をしなければ、ノーマル状態でも快調なんですよね! 16年の長〜い眠りも、なんのその。 ちゃんと復活してくれました。 セルも一発で始動し、快調に動いてくれます。 移動もラクラクですね! このライフバンもワンキャブからツインキャブに載せ替えされていて、パワフルに動いてくれます。 なかなか具合がよくて、これも可愛く感じてきました。 やはりクルマもバイクも動かなければ始まりませんね! 動いてくれると、ボンネットとルーフのサビが気になります。 ざっとサビを落とし、サビ転換剤にて薬品処理します。 まっ茶サビが、薬品をつけると、みるみる黒色に変色していきます。 サビの進行が止まって、今までのサビた部分も変化してしまいました。 薬品の力はスゴイですね。 これで板金塗装するまで大丈夫かな。 修理に没頭していたら、あたりは真っ暗・・・。 作業灯を片手にサビ落としをしていましたが、回りから見たら異様かな? 今日は、予定通りに2台のクルマを復活させて、気持ちよく作業が終了しました。 ホッ。 でも、まだまだ作業が貯まっている〜・・・。 遊びが遊びでなくなってしまったような。 |
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