作業日誌 Part.5



☆上から最新の作業日誌になっています!


平成14年9月22日(日)  曇り   N360 ( II )

たびたび燃料系のトラブルにあう白のN II 。 調子よく掛かる時と掛からない時が・・・。
どんな時でも一発でエンジンが掛かってくれないと困ります。
掛からなくなった時に調べてみると、燃料ポンプからガソリンが出てきたり来なかったり。
早速はずして調べてみると、吸入口部分に2ケ所の亀裂が・・・。
バッテリーに繋いで作動チェックすると、きちんと吐出するのですが、とりあえず交換します。
違う燃料ポンプを取り付けて、再度エンジンを始動させてみます。
アレッ、燃料がまだ来ない? 燃料タンクは問題なかったし、燃料ホースもエアーで吹いても貫通しているし。
燃料フィルターをはずしてみます。 中身は錆びの粉が詰まっていました。
新車時から一度も交換されていない感じです。 早速、新品の燃料フィルターに交換します。
取り付けて、さあエンジン始動!  ガソリンもキチンと流れてきます。 ブォーン!
調子よく掛かりました。  ついでに旧型のキャブから後期型のキャブに交換しようと思います。
後期型のタイプの方が、とても扱い易いです。
以前LN360に使用していて不具合のあったキャブと部品取りのキャブのいいとこ取りで2個イチにします。
いいとこだけを組み付けて形にします。 なんでも捨てずにとっておくものですね!
いつか役にたちます。   組み付けたところで、エンジンに取り付けます。
やはり後期型のキャブは具合がいいです。 エンジンが変わったようです。
始動性&吹け上がりが全然違います。
旧型でもそんなに問題ないですが、しばらく乗らなかった時に違いがわかります。
これで当分大丈夫でしょう!  しかし、クルマは乗ってやらないと、すぐに傷みます。
定期的に動かしてあげる事が一番ですね! 反省。

今日も屋外作業です。 ネジなど落とすと大変です! ポンプ取り付け部 亀裂の入ったポンプ
新旧の燃料フィルター キャブをはずします 使える部品で2個イチに! 後期タイプ&前期タイプ



平成14年9月10日(火)  曇り   バモス2

点検中、点いたり点かなかったりしたハザードランプですが、スイッチ部を動かしたりすると点いたりするので
スイッチ本体の接触不良だと思います。 早速ハザードスイッチをボディからはずし、スイッチ本体を分解します。
金具のツメを4ケ所おこし、配線をはずします。
内部を見てみると、ホコリや古くなって固まったグリース、そして変色した接点。
接触不良の原因がわかりました。 各部を清掃し、接点を磨き、潤滑剤を塗って、再度組み付けます。
動きもスムーズになり、良さそうな感じです。 ついでにスイッチノブも汚れを落とし、文字の部分に色を入れます。
文字がかすれていると、何か古臭く感じますが、きちんと彫った文字に色が付いていると新しく感じます。
組み付けたハザードスイッチを、早速ボディに取り付け、ハザードを点けてみます。
確実にハザードが点燈するようになりました。 また一つ、問題をクリア。
旧車の整備は、この一つ一つの修理の積み重ねです。 部品が無いのですから
現在あるものを、直しながら、前に進んでいきます。 部品交換だけで済むなら、もっと作業がスムーズですが・・・。
でも、まだまだ使える物を交換せず、直して使う事こそ、旧車趣味の楽しみの一つかもしれません。
今日は、このへんで。

汚れて文字も消えていたスイッチノブを綺麗に!
洗ってから、文字部分にスミ入れをします。  これで見易くなりました。
バックミラーが欠品でしたが、左右びっこはご愛嬌!
あとで色付けします。



平成14年9月8日(日)  曇り時々雨   バモス2

今日は久々の作業になりました。 いつもなら毎年恒例の糸魚川の旧車イベントを見に行くのですが、
今年はおとなしく、家にて過ごしました。 ただ家でゴロゴロしている性格ではないので庭に出てクルマの世話を!
とりあえず、庭のクルマを順に道へ出して日干しします。 今日は5台を出しました。

庭が空いたところで、伸びきった雑草を草刈機で刈り払います。 伸びた雑草を刈ると庭も広くなった感じです。
片付いたところで、ドンガラ状態で入手したバモス2をイジってみます。
このバモスは、前回の作業で、なから欠品パーツも装着し、エンジン整備も終わっていますので
今日は、いつでも車検に出せるように、細かいパーツを付けていきます。
まず奥にしまったバモスを庭の中央に移動させ、ゆっくり作業いたします。
シート&幌をとりあえず、他のバモスから移植し、形だけはバモスのカッコに!
サンバイザー、ルームミラー、バックミラー、スペアタイカバーを取り付けました。
シートベルトは汚れていたスペアが出てきましたので、それをゴシゴシ洗って装着です。
あとはいいかな?  グローブボックスのキーが無かったので、これもスペアから移植。
大きなパーツから、小さなパーツまで、一通り揃いました。
これで塗装までしてしまうといいバモスができそうですが、今回はこのままで。
エンジンの掛かりも、吹け上がりも、とてもいい感じのバモスです。
道に出したクルマを元の位置に戻して、今日の作業は終了します。


風呂場にて、浴槽洗剤で
タワシを使ってゴシゴシ!
新品のようになりました。
金具の固さは、
ネジにて調整します。
取り付けて完了。



平成14年8月11日(日)  晴れ

今日は久々にS600を車庫から出しました。 出したついでに、お天気も良かったので軽く洗車も。
さっとホコリを流して、拭き取りしました。 車庫の中に入れてあるとワックスは効いているようです。
久々にエンジンを掛けますが、問題なく掛かりました。 やはりこの音はたまりません。
モンキーも日干ししようかと思いましたが、面倒なので止めました・・・。
どうも相性の悪い中期型のZを整備しましたが、グズっていて・・・。
そんな時には気分を変えて、ライフを動かしました。 なんてライフはいい子なのだろう。
いつもすんなり動いてくれます。
さあ日も暮れてきましたので、店じまい。
片付けも済んで、部屋に戻ると、一本の電話が・・・。  こんな事をしている場合ではなかった。





平成14年8月10日(土)  晴れ   ホンダZ ハードトップ GT

やっと久々に作業ができました。 さて何から手を付けていいのやら・・・。
考えていても何も始まりませんので、不動になっていたホンダZを動かしてあげたいと思います。
まず、キャブが全然駄目です。アルミ特有の白い粉を吹き、内部もかなり詰まっていそうです。
とりあえず強制的にエンジン始動させてみます。 なんとか掛かりましたが、吹け上がりません。
スペアのキャブがありましたので、そちらを掃除して、取り付けます。
さあ、お願い掛かってよ! ブォンブォン・・・。
きちんとアイドリングもしています。 吹け上がりも軽やかです。
ちょっと庭で試運転。 いい感じですね。  予定は終了。
はずしたキャブは、次のクルマを動かす時の為に、バラして洗浄しておきます。
こうしてスペアを一つ用意しておくことで、作業がはかどります。

エンジンも始動し、普通に走れるようになりましたので、次はヘッドカバー等を磨いてみます!
ドロドロ真っ黒エンジンが、油一つ無いきれいなヘッドになりました。
この際、勢いで洗車までやってしまいました・・・。
エンジンルーム内も洗剤にて洗い、電装系に気をくばりながら水を流していきます。
エアーによって水気を飛ばした後は、写真ではわかりづらいですが、コンパウンドを使い綺麗に磨きます。
やはり動いて、少しは見栄えがよくなると可愛さも出てきます。
あー、久々の作業で疲れました・・・。
でも、調子よく動いてくれたので、疲れも飛んでしまいますね!

不動の Z−GT 白い粉を吹き・・・ 内部も真っ黒&ドロドロ 油汚れを綺麗に!
久々に移動できました サビ止めにCRCを 洗車前 洗車後



平成14年7月23日(火)  曇り   LN360

相模湖の360フェスタに参加する為に、慌ててLN360を整備していますが、
数年ぶりに車庫から出し、とりあえず動かした状態だったので、多少の不具合が出てきます。
問題ないと思ったキャブの加速ポンプ付近から、ガソリンが漏れます・・・。
加速ポンプのダイヤフラムが駄目のようです。
慌てて用意した同タイプのキャブを、使用したいと思います。 まずはバラシて清掃し各部のチェックをします。
バラシてみると、こちらのキャブはフロートバルブが駄目で、使われなくなったようです。
その他は特に問題はないようです。 結局、今まで付いていたキャブのフロートバルブを
用意したキャブに移植して、なんとかまともなキャブになりました。
清掃も終わり、各通路のエアーが貫通していることや、ガタがないかを確認して、次は取り付けに進みます。
早速エンジンに取り付けて、各部のチェックをします。
この時、キャブは完全に脱脂をしていますので、可動部分にグリスアップをしておきます。
そうしないと、アクセルを吹かした状態で、そのまま戻らないなんて怖い事にもなりかねません。
さあ、いよいよエンジンを始動させてみます。  ここでつまずくと最初からになってしまいます・・・。

コンコンコンコンコン。 きちんと燃料ポンプも止まりました。
フロート室にガソリンがきちんと溜まって、フロート&フロートバルブも作動しているようです。
ここまではOKのようですね。
さあ、セルを回してみます。  ブォーン!  きちんと一発で掛かりました。
アイドリングも安定して、大丈夫そうですね!  しばらくおいて再度エンジンを掛けてもOKでした。

久々の走行ですし、高速の走行と山あり谷ありの長旅なので、考えられる事はやっておかないと。
毎日乗っているクルマと違って、イベントのみのクルマは、ちょっと緊張します。
旧車の為、何が起こるかわからない不安がありますからね・・・。
本当は、もっと前もって準備をしないといけませんね!
でも間際にならないと、なかなかやる気にならないのも、しょうがないかな?