Fastest speed of Celeron800(SL4TF)

気温も下がり、マシン構成も変わったので、
cC0 Coppermine-Celeron800(SL4TF)の最速記録に挑戦。

  2000.01.21  Takapen Signed 


2.5V FSB156-1246MHzでWin起動!

決して、まねをしないでくださいね(^^ゞ。
私も2.5Vで常用しているわけではありません。(常用は2.2Vです)
最速記録を樹立するための覚悟の挑戦です。
ただ、実験後も問題なく、耐性も落ちることなく「元気」です。
私のcC0コアは、打たれ強い!電圧耐性が高いのかもしれません。

(テスト環境:BX6SE、PEP66U、MS-6905Master、Memory128*3 2228F、他は参照)

V-Core電圧と、起動限界/π104万桁完走限界

CoreVolt FSB

CPUクロック

BIOS Win98 Superπタイム  

1.70V

125

1002MHz

定格電圧1ギガ
 

127

1017MHz

×

 

2.00V

138

1102MHz

1’59”

 
 

140

1117MHz

×

 

2.20V

146

1167MHz

1’52”

常用環境

 

148

1181MHz

×

 

2.30V

147

1174MHz

1’50”

 
 

150

1203MHz

×

 

2.40V

148

1181MHz

1’49”

 
 

152

1217MHz

×

 

2.50V

149

1196MHz

1’50”

 
 

156

1246MHz

×

 



<評価> 2.5Vまで耐性は向上するも、昇圧効率は徐々に低下。

2.2Vまで、電圧昇圧をすると、耐性は直線的に向上。

2.2V以上は、傾きは緩くなるものの、引き続き緩やかに向上。
ただし、起動限界とπ完走限界が徐々に乖離し始める。
FRや3DMark2000は通るので、L2キャッシュの限界が先にきていると思われる。
2.5Vまで、発熱が急激に高まることはないので、まだ電圧が熱ロスに逃げてはいないようだ。


2.3V以降、昇圧効率は徐々に悪くなる。
2.6Vで、FSB160起動、FSB150π完走が可能になるかもしれないが、
一方、そのあたりがコアの電圧耐性限界になるものと思われる。
(実験はしていません(^^ゞ)



Data of Fastest Speed!

FSB156MHz、1246MHzのWCPUID





Superπ 104万桁 1分50秒


  1160MHzでも、1181MHzでも、1分50秒(^^ゞ。
  1181MHzで1分49秒を記録したのですが、キャプチャーするのを忘れてしまいました。
  その後なぜか、1分49秒は一度もだせていないので、残念。


Pipipih 104万桁 1分05秒55



  Celeronでは、もっとも速い記録でしょう\(^o^)/ (これだけがWindows2000)



Hdbench3 all 32850





  HDDにご注目ください。Maxter DiamondMax60 (30GB) 速いです。
  一年前の(IBM DATL、バラクーダII以前)、ATA-Raid0 を上回ります。

Celeron800以降の2001年の展望。

コストパフォーマンス良く、トップに近い第2集団の頭を走ろうとすると、2001年は難しい年ですね。

PentiumIVは、0.13μ版のNorthwoodが2001年末から出て、2002年に移行します。
  これは、現行のPenIIIはおろか、PenIVとの互換もありません。
  マザー、メモリー、CPU、電源、と完全か買い替えみたいなものですね。
  (しかも、1年の間に2回も!買い替えだ(^^ゞ)
AthlonもDDR対応のPalominoに変わり、さらに2002年にHammerに変わります。
  こちらも、マザー、メモリー、CPU、電源、と完全か買い替えみたいなものですね。
  (しかも、1年の間に2回も!買い替えだ(^^ゞ)
資金にゆとりのある方はいいと思いますが、こうした移行期に、
メーカーの戦略に振り回されるのは、コスト上たまりませんね。

Celeronはというと・・・。
2002年に0.13μ版のTualatin-256K が計画はされていますが、
Celeron800以上に遊べる低逓倍の新コア発売は予定されていません。
面白くない年だ!

唯一、PentiumIIIのcD0コア(3月予定)で、前半遊べるかも。
クリティカルパスの解消で、1.3GHzいくかもしれません。
狙いは、もちろん700MHzの高FSB駆動です。


PentiumIII cD0コア

S.Spec一覧 cC0 cD0 Format FSB
700 SL4CH SL4ZM FC-PGA 100
733 SL4CG SL4ZL FC-PGA 133
750 SL4CF SL4Z4 FC-PGA 100
800 SL4CD SL4ZN FC-PGA 100
800EB SL4CE SL52P FC-PGA 133
850 SL4CC SL4Z2 FC-PGA 100
866 SL4CB SL4ZJ FC-PGA 133
933 SL4C9 SL52Q FC-PGA 133
1GHz SL4C8 SL52R FC-PGA 133
1GHz (Coppermine-T)   SL5B3 FC-PGA2 133

 Vcore1.75V、当面OEM供給のみが発表されています。