cC0 Copper-Celeron

cC0コアのCoppermine-Celeronの情報です。
  Takapen Signed:2000.10.01  UPDATE:2000.10.21


cC0コアのCeleronの通販店があれば、BBSのツリーに情報をお寄せください。


遅れるcC0の発売    2000.10.01

Shopでは、河童セレのcB0コアの在庫が減少して品切れも出始めており、
もう、そろそろのはずなのですが、未だ正式な入荷情報はありません。
PenIII-1.13のリコール問題が、影響しているのではと思っています。
それは、実はcC0コアだったからです。

フライング発売!!733MHzと766MHz    2000.10.01

「AKIBA PC Hotline」で、フライング販売の情報が流れました。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20000930/celeron_c0.html

通販では、「高速電脳」さんが、今現在、まだ即納で可能です。
「Celeron 766MHz BULK」FSB66x11.5、1.7V、FC-PGA BULK、SL4P6 22800円。 
「Celeron 733MHz BULK」FSB66x11、 1.7V、FC-PGA BULK、SL4P7 20800円。 
http://www.mars.dti.ne.jp/~hako/sale1.html

733MHz SL4P7 で、FSB100 1100MHzがでるかもしれません。
ただ、FSBが上げれませんので、(メモリーアクセスが遅い)
トータルスピードでは、FSB133MHzのPenIII@800くらいの体感しかないのでは
と思います。

やはり、1.13GBのバグが影響しているようで、大量に出回りだすのは、
PenIIIが11月3日(Intelからリリース有)、
http://developer.intel.com/design/pcn/Processors/D0000989.pdf
河童セレは11月末ではないかと思います。

私は、566〜633でcC0の河童セレが年内に出れば、
このままCeleron Kotekote で行くつもりですが、
出なければ、cC0のPENIIIの800あたりにするつもりです。
いずれにしても、年末になりそうですね。


cC0 566バルク(SL4PC)販売情報    2000.10.18

10月18日現在の販売が確認されたロットは、
667MHzリテール(SL4NZ) 比較的多い 
633MHzリテール(SL4NY) 
600MHzリテール(SL4NX) 
566MHzバルク(SL4PC)
  ごく少量(10月2週までは、全国で1店のみの確認)

九十九電機にて、希少な566MHzバルク(SL4PC)が販売されていることを、確認しました。
ツクモ・インターネットショップにて、販売されている566MHzも現在「SL4PC」です。
(手配後に、取り消ししない条件で問い合わせして確認しました。)
OCの耐性は厳しい報告の多いS.Specですが、高FSBを狙うには最適です。



cC0コアの見分け方


外見上は、コアが一回り小さくなり(面積で5%)、正方形に近づくようですが、
外見で見分けるのは難しいかもしれません。
S.Spec(SL46Tのような表記)で確認するのが一番かと、思います。
また、規定動作電圧が1.70Vになっていますので、そこでも見分けられます。
cB0とcCOのS.Spec一覧は、Kotekoteの付録3にまとめていますので、
これを控えておいて、購入時には必ず確認するようにするとよいでしょう。

Coppermime-Celeron FC-PGA S.Spec (10.21)

  ID  

0683h/cB0

0686h/cC0

 

バルク

BOX

バルク

BOX

500A

SL46R

SL3KZ

−−−

−−−

533A

SL46S

SL3W6

SL4PD

−−−

566

SL46T

SL3W7

SL4PC

SL4NW

600

SL46U

SL3W8

SL4PB

SL4NX

633

SL3VS

SL3W9

SL4PA

SL4NY

667

SL48E

SL4AB

SL4P9

SL4NZ

700

SL48F

SL4EG

SL4P8

SL4P2

733

 

 

SL4P7

SL4P3

766

 

 

SL4P6

 



BXマザーでの、cC0コアでのオーバークロックの狙い目

                     
FSB PCI AGP 8.0 8.5 9.0 9.5 10.0 10.5 11.0 11.5
66.7 33.3 66.7 533 567 600 633 667 700 733 766
100 33.3 66.7 800 850 900 950 1000 1050 1100 1150
103 34.3 68.7 824 876 927 979 1030 1082 1133 1185
105 35.0 70.0 840 893 945 998 1050 1103 1155 1208
110 36.7 73.3 880 935 990 1045 1100 1155 1210 1265
112 37.3 74.7 896 952 1008 1064 1120 1176 1232 1288
115 38.3 76.7 920 978 1035 1093 1150 1208 1265 1323
120 40.0 80.0 960 1020 1080 1140 1200 1260 1320 1380
124 41.3 82.7 992 1054 1116 1178 1240 1302 1364 1426
124 31.0 82.7 992 1054 1116 1178 1240 1302 1364 1426
133 44.4 88.9 1066 1133 1200 1266 1333 1400 1466 1533
133 33.3 88.9 1066 1133 1200 1266 1333 1400 1466 1533
140 35.0 93.3 1120 1190 1260 1330 1400 1470 1540 1610
150 37.5 100.0 1200 1275 1350 1425 1500 1575 1650 1725
                     


cC0コアで、1GHzオーバーを狙うなら、このCPU!

cC0のS.specには533Aはありません。566〜ということになります。
また、800MHz以上は、FSB100に移行するようです。
cC0コアの耐性上限は、通常空冷ですと、1.2GHzあたりと思われます。

・ トータルスピード重視なら、文句なく、566でFSB133以上を狙いましょう!

・ 600、633は、FSB124(117)以上で、PCIバスクロックを1/4に設定できるマザーなら、
  いろいろ遊べそうです。

・ 667、700は、高FSBで動作の厳しいメモリーやビデオカード、デバイスのある方には、おすすめです。

・ 733、766は、コストパフォーマンスで「??」ですね。

・ FSB100に移行する高クロックものでは、状況は一変します。
  PenIIIと同様に、133〜155あたりでの高FSB動作を狙うことになります。
  PenIIIと比べて、コストパフォーマンスがあるかどうかが問題です。2万円前半なら○ですが。