Celeron300A@558

99年20週以降の、PPGA-Celeron300Aの耐性がすばらしいようです。
さっそく、日本橋に走りました。
下駄は、これも評判の良いMS-6905Dを選びました。

  
UPDATE:1999.05.05


Celeron300A(PPGA) を入手

CPU Celeron300A(PPGA) FV524RX300 128 SL36A MALAY L9230861-0739
下駄 MSI MS-6905D
ヒートシンク 586CPU-Cooling-Kit 、6cmの薄型ファン付き。980円

  この6cm薄型ファンは、回転数センサーもついていました。風量も十分です。
  アルファのシンクに変えて以降も、マシンの静音化に活躍しつづけていますo(^-^)o
  これで980円はお買い得でした。ファン目当てにあと2つくらい買っておけばよかった(^^ゞ

マシン構成です

パソコン(メイン)
  Case
  マザーボード
  CPU
  CPUクーラー
  CPUドータボード
  Memory
  内臓Hard Disk 1
  内臓Hard Disk 2
  CD
  ビデオカード
  サウンドカード
  ネットワークカード
  内臓Modem
  マウス
  キーボード
  スピーカー
  Printer
  OS
 ベンチマークデータ
 
Faith Inspire Takapen's Special(98.12) 
  Freeway FW-OTX-XS 250W
  ASUS P2B-F(98.12)
  
Celeron300A(PPGA) 558MHz稼動(99.5)
  586CPU-Cooling-Kit 6cm薄型ファン(99.5)
  MSI MS-6905D

  ノーブランドSDRAM 128MB(CL=2)
  IBM DTTA371010 10GB 7200rpm(99.4)
  Quantum FBEX-6400A 6.4GB 5400rpm
  TAEIL CDD-7320T 32倍速
  GB RIVA TNT(AGP)Core115/Mem125MHz
  DCS S817 (YAMAHA YMF724PCI)
  Acer ALN-201T PCI(10Base-T)
  Diamond Supra 56K PCI
  Logitech USB Wheel Mause +  PS/2
  112日本語
  EP691 アンプ内臓ステレオ
  EPSON PM670C
  Windows98SE + IE5.0 ACPI電源管理
 Hdbench/37918、FR/5.37、SuperPai/3'16"

 

 


起動限界をさぐってみました。

Celeron300A(PPGA)の耐性を探ってみました。
Memoryのタイミングは全て 2228Fastで、PCIは1/3設定です。

CoreVolt FSB CPUクロック L2 Win98起動 HDbench Superπ FinalReality  

2.0V

100

450MHz

2

全てOK
   

112

504MHz

2

全てOK
  

124

558MHz

2

×

×

×

×

BIOSは起動できる

さすが、うわさの20週以降!
ノーマル電圧の2.0Vで、あっさり504MHzまでクリアーしてしまいました。

SECC版の300Aで、あれほど苦労した日々が、悲しくなってしまいます(~、~)。

558MHzで、BIOSは起動できますので、期待をかけて、もう少し詰めてみることにしました。

CoreVolt FSB CPUクロック L2 Win98起動 HDbench Superπ FinalReality  

2.05V

124

558MHz

2

×

×

×

×

 

  2.10V

124

558MHz

2

×

×

×

×

 

  2.20V

124

558MHz

2

×

×

Winは起動

2.30V

124

558MHz

2

π・FRは不安定

2.40V

124

558MHz

5

FRはときどきこける

2.4Vまでかけないと、どうも安定しません。
また、L2が厳しいようで、Latency「5」で安定性が多少向上します。

FRは、長時間ループがOKのこともあるのですが、
シティーシーンの特定の場所(飛行艇が右カーブを切りながら大写しになる所)でこけることがあります。




これから夏に向かい、どんどん室温も上昇しますので、
(ありがたいことに、私の部屋は西向きの日当たりの良いクーラーのない部屋。
40度をこすこともあります(^^ゞ。ダイエット・サウナルームと呼ばれています(=_=))
2.05V−504MHzで常用することにしました。

IBM DTTA371010 はへたれちゃん(>_<)。

実は、HDD to HDD バックアップ用と、起動高速化を狙って、
IBM DTTA371010 7200rpm 10GB を、ひと月前に購入していました。
高FSBになってきた時の、IDEの追随性に不安があったので、
新しいディスクなら、耐性は向上しているのでは?と期待もしていました。
以前、IBMのディスクが早々にご臨終されたことがあって、いい印象は持っていなかったのですが、
「静で、発熱も少ない」という雑誌の記事を読んで、Quantum からの浮気ですm(._.)m。

PPGA300A でFSB124MHz 558MHz が通りましたので、
プライマリーのQuantumと、セカンダリーのIBMを入れ替えることにしました。
移行は、いつもの手(∂∂)♪、「Win386.swp を除いて、エクスプロラーでall-Copy」の荒業です。

結論から言えば、IBM DTTA371010は大失敗。これほどがっかりしたことはありません。
7200rpm のくせに、ちっとも速くない!5400rpm の Quantum FBEX-6400 と同等。
音はうるさい!発熱はけっこうすごい!(高負荷時、FBEXより、センサー計測で10度も高い)
さらに、致命的耐性のなさが、発覚してしまうのでした。

CoreVolt FSB CPUクロック L2

HDD

Read Write  

2.05V

112

504MHz

2

FBEX-6400

12517

12032

 
 

112

504MHz

2

DTTA371010

12116

13105

 

  2.40V

124

558MHz

5

FBEX-6400

12915

12388

 
 

124

558MHz

5

DTTA371010 12735

265

White のエラー訂正がかかり、ファイル破壊も発生
 

124

558MHz

5

DTTA371010

9257

8224

DMA転送OFF、PIO-4モード にするとようやく

FSB124 PCI-41.3MHz になると、DTTA君は、Whiteが、エラー訂正多発で、超スローモードに(ゑゑ)
まるで、フロッピーにアクセスしているようです。しかも、Windowsファイルを破壊して、起動不能にo(゚◇゚)○
いろいろ試してはみましたが、結局UltraDMA転送をOFFにして、PIO-4モードでやっと安定。

NECの9821じゃあるまいし、なんでこうなるの?です。

確かに、PCI-41.3MHzは、十分危険領域です。
動かなくて当然の領域ではあります。もちろん、保証外の使い方であることも承知しています。
でも、一世代前のFBEXが元気に追随してくれているのに、
しかも価格が5400rpm に比べて、3000円も割高のDTTAが( --)/~~~~~(>_<)
速度も出ない、音はうるさい、発熱は高いでは、落胆は大きいものがありました。
雑誌の記事に惑わされ、IBMに浮気したわたしがお馬鹿でした。

幸い、FSB112MHz、504MHzで常用することにしていますから、いいのですが。
それでも、発熱対策に、大型の平シンクを2つ貼り付け、5インチベイに移動し、
3連ファンのHDDクーラーをつける羽目になりました。
手痛い出費(HDDクーラー1580円、シンク750円×2)と騒音に悩まされる夏になりました。

別にIBMに恨みがあるわけではありませんm(._.)m。また、私の個体特有の問題かもしれませんm(._.)m
IBM関係者の方がいらっしゃいましたら、1ユーザーの1事例ということで、ご容赦くださいませm(._.)m

 

504MHz常用時のベンチです。