My PC's Case Cooling

「夏をのりきる冷却の工夫(3)」は、私のケース内クーリングの紹介です。
ぶんぶんさんのBBSに投稿させていただいた内容を、まとめました。

    2000.09.26  Takapen Signed  


Cele533A@960で夏を乗り切った私のクーリング。

前回のなかぴいさんのすばらしいケース内クーリングに刺激され、私も一工夫。
紹介するのもはばかる内容ですが、一応Cele533@960MHzで夏を越せましたので記事にしました。

熱関係の、主要諸源のベースは以下の構成です。

ケース    Freeway FW-OTX-XS 250W
ファン    背面:排気8cm + 電源ファン(排気) 前面:吸気8cm
CPU     Celeron533A@896MHz
クーラー   アルファPEP66T+山洋6cmDC PicoAce25(回転数センサー付)
ビデオカード Creative GB RIVA TNT Core115/Mem125MHz、α4.5cmシンク+4cmファン
HDD     Quantum LM20 7200rpm、FBEX-6400A 5400rpm、IBM DTTA371010 7200rpm
マザー    ASUS P2B-F


これに、以下の夏用対策を追加で施しました。
1) ケース内の空気の流れの整流用の補助ファン(8cm;12V)追加。
2) ヒートシンクファン(6cm;7V;正面から吹き付け)を追加。
3) 手製ダンボール・フードでヒートシンクファンからの排気を、ケース背面ファンに誘導。


フラットケーブルは、できるだけ立てる
ようにしています。
斜めにつけた整流ファン(台はボール紙)
は意外と効果があります。


ヒートシンクPEP66 からの熱気は、特製
ダンボール・フード(^^ゞで、背面ファンに
逃がしています。

ヒートシンクファンは、騒音減少対策の為、
メインの吸出しファンは山洋の中速に替え、
補助ファンとして、6cm薄型ファンを7V駆
動で吹き付けています。
7Vは、12VとGND線側に5Vをかけてい
ます。よくないやり方ですが・・。
う〜ん(・・;)、手製やな〜〜。

以上の対策の効果は??

ケース内温度で、2〜3度
CPU温度も、3度

下げることができました。

少しといえば少しなんですが、このあたり
が限界では微妙に影響します。
安定しなかったFSB120、960MHzが、
安定して動作するようになりました。



8cmの補助ファンからの、空気の流れを、
ケーブルで、できるだけ遮らないようにす
るのが、隠れた工夫です。

ケーブルを同じ向きに揃えて立てると、平
行なケーブルとケーブルの間を空気がよ
く流れます。
普通につないだだけだとケーブルが寝てし
まいますので、幅広のケーブルが、空気の
流れ道を遮ってしまいます。

前面下から入った外気が、メモリー・CPU
周りに、ダイレクトに流れ込みます。
効果は、手をかざしてもわかります。CPU
の温度監視で2〜3度の効果があります。

私は、薄く腰のあるメンディングテープを
細く裂いて、風洞実験の様に並べて貼って
目視確認しています。そのそよぐ様から、
どのくらい空気が流れているか、目で見て
自己満足しています(^^ゞ

ケーブルの処理は意外と厄介ですね。
見た目すっきりさせようと思うと、私のとは
逆に寝かせて束ねた方が、ケースの奥ま
で見通せてすっきりするのですが、それだ
と実は空気の流れを遮ってしまうのです。