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犬の寿命は 犬種によって違うと思いますが 我が家の愛犬
太刀風ちゃんも生後15年前後から 元気そうに見えたのですが それなりに 老いて来ました
2004年 12月も暮れ 耳の後ろに悪性の腫瘍が出来て緊急手術をして頂きました。
私達は 手術を見守り 太刀ちゃん頑張れ頑張れと祈る事しか出来ませんでした。
家に帰ってきて しばらくすると麻酔が覚めて 物凄い声を出して
わーーと叫びバタバタ暴れたと思ったら バタンと ひっくり返り 静かになりましたが
しばらくすると 立ち上がり 今度は身体が ふらふらするのに絶対 座ろうとはしません
一晩中 ふらふら しながら 眠らずに立ち続けるのです
ストーブもつけてあるので 私たちも気が気では ありません
私のほうが根負けして少し休みましたが 太刀ちゃんは一晩中 立ち続けていたようです
凄く強い性格なのには 驚いてしまいます
痛くて 辛かったでしょうが 微塵にも弱さは見せませんでした。
2005年 お正月 太刀ちゃんは頭の傷口を引っかかないように
セルロイドで出来た帽子を被せておいたので とても嫌がって 最初の頃は家の中で 壁に向かっては
頭をぶつけ何とか取ろうとしているように見えました。
「太刀ちゃん」と声をかけると 「誰がこんなふうにしたのか」と 今にも言い返しそうな怒りの目つきでした。
太刀ちゃん自身には 訳がわからなかったのでしょうね。
一月中には 傷口も治り 抜糸も出来 一安心していましたが 6月6日 散歩に出かけてすぐの事です
突然 足をバタバタさせて 道端に倒れこんでしまいました
そのままで おしっこもして 体が濡れましたが なんとか 家に帰ることが出来ました。
太刀ちゃんの体重は22キロあります。なので 私にはもう抱っこしてあげたくても 抱っこできないのです
家に帰るときは とても不安でした。
この事が 心臓の発作 心臓弁膜症だそうでした。
毎日 お薬が 欠かせなくなってしまいました。
私たちの地方には6月30日 天神様の禊というものが有ります。
我が家では毎年 愛犬 太刀風ちゃんの分まで お札を頂いて お参りをします
いつまでも 元気でいてほしいと願っていました。
しかし、 2006年 今年の事です
7月25日 夜11時近くなったので 太刀ちゃんのお水はどうかな?と思って外に出てみたら
クサリだけしか目の入りませんでした。
一瞬 目の錯覚かな?と 思うほどビックリ 私の心臓も突然のことでどきどき
足はがたがた震え そうこうしながらも 大騒ぎで 近所中を走り 捜し 回りました。
まるで 突然神隠しにあったようです
夜中中 懐中電灯で散歩コースも何回も捜しましたがどこにも姿は見えません。
川の中に落ちてしまったのかとも思いましたが 見つかりません
夜中にマラソンをしている人に 見かけなかったでしょうかと
お尋ねしましたが 見かけなかった との 事でした
多分どこかで 休んでいるのかもしれないし 交通事故もなさそうだと思い 2時10頃には家に帰りました。
しかし 一睡も出来ず 朝方5時過ぎに がさがさクサリを引きずるような音が
聞こえたので帰ってきたかとベランダから外を見回しましたが 姿は 有りません。
主人も5時ごろドアのチャイムが鳴ったようだと階段を降りていきました
御近所の人が 太刀ちゃんがいるので チャイムを鳴らしてくれたと思ったそうです。
玄関には どなたも おいでになったようにもなく がっかりしていました。
この事が 私達 家族 皆 この時間帯に同じような異変を感じていました。
あとになってからの事ですが この事が 太刀ちゃんの魂だけが 我が家に帰ってきたんだと思いました。
26日 朝 保健所にも警察にも連絡を取りましたが 見つかりませんでした。
近くに川があるので ひょっとして川に流されていってしまったのかと思い
主人が自転車でかなり 市内のはずれまで捜しに行きましたが
水も浅いのに見つかりませんでした。
27日 朝 もう一度保健所に電話をしたら あっては ならない事だけれども
市外に行ってしまったとか 市外での交通事故かもしれないと いうことで
市役所の環境事業所の電話番号を教えていただきました。
それらしき 事故が26日午前3時に通報が有ったそうです。 何ということでしょう。
どきどきしながら 聞いていると もうその日のうちに ワンちゃんたち皆一緒に 火葬されているとの事でした。
市内で私たちの地域なので 可能性は十分ありえるところでした
何という事になってしまったのか こんなかたちで 大切な命を落としてしまうとは
悔やんでも悔やんでも 悔やみ足りません
でも まさか、 太刀風ちゃんにとっては散歩に行った事もないところで
老体には とても 行けそうもないところでした。
どんな気持ちで 老体を引きずりながら 目も白内障 足腰も弱くなっているので
あちこちぶつけながら歩いて 鼻も利かなくなってしまったようです
すぐに その場所に駆けつけたところ 26日朝6時ごろ すぐそばを散歩されている人に
お会いする事が出来 白い1メートルぐらいの大きい犬が
道路に寝ているのかと思ったと言っておられたので
とりあえず綺麗な姿のままだったようで 即死状態だったのでは
ないかと 推測し 近くのスーパーでお花とお水を買って
事故のところでお祈りをしました。ほんの 少し血が道路に赤くついていました
太刀風ちゃんの白い毛が道路にくっついていたのを拾って 家に持って帰り犬小屋に入れてあげました
太刀風ちゃんの お茶碗、 散歩の時の胴巻き、も 小屋の中に入れました
今は もう 小屋の前にお花を手向けて お祈りする事しか出来ません
老体を引きずっていたのだと思うと 私達家族は皆しばらく 不安定な精神状態でした。
今となっては ただ ただ 太刀風ちゃんが 虹の橋を 無事 渡って
お友達 一緒に 若さを取り戻し 元気も取り戻し 楽しく 過ごしているように 願わずには いられません。
私達 家族 皆の心の中には 太刀風ちゃんは 今でも元気な姿のまま生きています
ずっと ずっと 太刀風ちゃんのことを 一日たりとも 忘れることなんか 有りません。
それにしても 太刀風ちゃん 見つけてあげられなくて 本当にごめんなさい!
太刀風ちゃん御免ね 御免ね。
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