ＫＹＴ

Ｂ　横浜のサヨナラ勝利

インフィールド・フライ宣告のため、達川捕手は落球しても二死となり、三塁走者にはタッチをしなくてはならない。一塁へ送球している間に走った横浜の三塁走者の好判断であった。

無死か一死で、走者が一・二塁または満塁のとき、内野手が当然捕球できると見られるフェア・フライ（ライナーは除く）を打ち上げると、審判員によりインフィールド・フライが宣言され、内野手がフライを捕球しなくてもアウトになります。このとき注意することは、必ず審判による「インフィールド・フライ」の宣告が必要で、審判員の宣告がない限り、当然内野手がとれるであろうと見られるフライであっても、インフィールド・フライにはなりません。
　また、インフィールド・フライはフェア・ボールに限られ、ファウル・ボールになったものは含まれません。そのため、ファウル・ライン際に上がったフライのときには、審判員は「インフィールド・フライ・イフ・フェア」と宣告し、そのフライがフェアのときのみ、インフィールド・フライになることをあらかじめ宣告しておきます。
　なお、バントした打球が内野フライになったときには、インフィールド・フライにはなりません。