KYT
3 ああ まぼろしの本塁打
プロ野球でも、この「追い越し本塁打」のケースがあるのですから、「草野球」でもときどき見かけるのも不思議ではありません。
両軍ともに得点がなく、いよいよ九回の裏を迎えました。
二死で走者一、二塁と必死のふんばりを見せた後攻チームのチャンスです。打者は投手の投げた好球を強引に引っ張ったところ、みごとな柵越えの本塁打となりました。夢中で走った打者走者は、打球の行方をゆっくりと見ながら走っていた一塁打者を二塁ベースの手前で追い越してしまいました。このとき二塁走者はまだ本塁を踏んでいなかったのがもめる原因となりました。
さて、このときの判定は?
A・サヨナラホームラン
B・得点は認められず延長戦