自衛隊の普通科部隊の象徴的火器が89式小銃とするならば、象徴的戦闘車両はこの89式装甲戦闘車になるでしょうか。
ちなみに愛称は『ライトタイガー』です。というよりも『FV(装甲戦闘車)』呼び方が一般的でした
とても外観が魅力的で格好いい車両です。
特に砲塔の部品のバランスが絶妙です。個人的には陸上自衛隊の車両の中では90式戦車と双璧をなすと思います。
もちろん兵器について見た目の格好よさというものは別に必要ないですが、やはりずっと使っている人間としては同じ性能ならば格好いいにこした事はありません。頼もしく感じるし胸を張りたい気分にもなります。
滝ヶ原新隊員教育隊の時の自分の班長の原隊がこの89式装甲戦闘車の車両が配備されていました。
確か操縦手を務めていたと思います。
駐屯地の中を案内してもらってパークの側を通った時、班長が自分の使用している車両だと説明してくれました。
その時の班長の姿はとても誇らしかったことが今でも覚えています。
自分の愛車を誇りに思い愛する、それが基本なのだと自分も後に気づきました。
きっとどこの軍隊も同じだと思います。
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