『天王俑(てんのうよう)』
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そもそも『天王俑』って何? という人が大多数だと思いますので少し説明を
まず『天王』というのは仏教における守護神です。帝釈天に仕えて仏法を守護しているとされています。 『持国天』・『増長天』・『広目天』・『多聞天』の4人をまとめると『四天王』となります。 そして『俑』というのは古代中国に見られた風習で死後も生きていた時と同じ生活が送れるように、または悪霊達から故人を守護するためにお墓の中に埋葬された人形です。 きっと遺族が故人の霊が悪霊に怯えることのないように仏法の守護者をかたどった『天王俑』を埋葬したのでしょう。 『四天王』の誰かは判然としませんがポーズを見る限りでは完成当時は槍を持っていたと思われるので多分『増長天』でないかと思います。 増長天は大概の場合、槍を持った姿であるからです。 ちなみに本当の『天王俑』の顔は、もっといかめしい顔ですがそこは修正し足も長くしました。 今回の使用ポリゴン数は2958、テクスチャが256が10枚でした。 リアルタイムを前提とするならテクスチャを使いすぎたと思いますが、今回の出来には久し振りに満足です。 |
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