《今まで施した事〜Micro Solution三昧?》



《その1…》

*120mmファンはMicro Solutionの【MORE SILENT-COOL GAP FRAME FAN 01 for MDD】¥12800です。FANの選定でアーダコーダ悩むのが嫌な人は,奮発してコレを買った方がいいかも?ただ本気で静音化にとり組むつもりならば,色々と比較研究しても良いでしょう。なぜかと言うと最近気づいたんですが,

上手くやれば『このファンの値段¥12800だけ』でMDDの静音化を一式まかなえ,かつ充分オツリがくる……ちゅうことです。(笑)

買った本人が言っちゃいけませんが,良〜く考えると
120*25mmのファン(市販で¥3000くらい)にステーを付けただけです。もちろんファン自体は独自の工夫された低振動のもので非常に静かですけど,他に選択肢もあります。

*ただ市販のファンを選ぶ際は注意が必要です。
12cmファンは大体25mm厚が主流で,38mm厚は種類が少ないです。本体ファンガードとの風切り音も心配です。Micro Solutionはその点を考慮してオフセットしていますが。
それにへたな静音タイプにすると肝心の高負荷時の温度が心配です。
またG4は温度によりファンの回転数を制御しており,もっとも温度が低い状態はファンの駆動電圧が4.8Vになります。市販のファンは大体12V仕様(最低駆動保証電圧7V程度)ですので、ファンによっては回らないこともあります。「5V 起動確認済み」と明記されてるものなら多分大丈夫でしょう。

例えば,こちらにはこのようなファンが…。
《XINRUILIAN 12cm低速ファン RDL1225S 2.03 m3/min / 1700rpm / 28.0db “5V 起動確認済み”》
他には山洋製がありますね。

本体のファンガードからセットバックさせるのは苦労しそう…。光学ドライブキャリアと本体の間にスポンジでもかまして,挟み込めばOKかな?;^^)



*余談ですが,交換プログラムのPAPST MULTIFAN 4212H (38mm厚)って低回転で「ゴロゴロ」言いませんか?
下の写真は,ACアダプタの4ピン出力UD-100DC5/12にST-02 FANコントローラー経由でPAPST MULTIFAN 4212Hを付けて試した時のものです。お世辞にも出来のいいファンでは有りません。絶対に流体軸受けじゃーないと思いますね!(^_^;)

*OS 9環境ではOS Xと違い,ファンコントロールの微調整が効かず5段階程度に固定されてしまうらしく,その結果定期的にファンがうねるようです。コレはFirmware Update 4.4.8をかけてもさほど改善されない模様。
解消方法としては,思いきってMDDマザーのファンコントロールを見限り,上記の市販の静音ファンファンコントローラを別途購入します。G4のCPU限界温度は多分65℃程度ですから,ヒートシンクに温度計のサーミスタ付けて70℃位を目安に,適切な回転数を捜す…と言う手が有ります。これならば「うねり」はなくなるでしょう!


120mmファンは選択肢が少なすぎ…。
やっぱMicro Solutionなのかな〜( i_i)



《その2…》

*最初はMicro Solutionの【DUST FILTER 02 for MDD】を付けてましたが,吸気効率が悪そうだったので,換気扇用の替えフィルターに変更しました。


こっちの方がはるかに安上がりですね!
(゜ω゜)


《その3…》

*これまた最初はMicro Solutionの【AIR DIFFUSER 01】を付けてましたが,熱がこもるようでやめました。代わりに放熱効率を上げるため,耐熱アルミテープをヒートシンクの風の当たる下部(出っ張り含む)&当たらない上部と全部に貼りました。

ATAケーブルは【Micro Solution ATA 133FPM01】に交換!
(無駄な出費と言う噂あり…;^^)



ATA66のコネクターとキャリアーは,吸気の邪魔なので外しました。


《更に悪あがき!(散財中)》



《その4…》

*CPUヒートシンクの風の当たらない上部に,AINEX AddA製 CF-70SVR可変ファンを付けてみました。ファンと背面の金属パネルとの間に,金属ワッシャー×1と防振ワッシャー×2を噛ませて浮かせてます。

【注意】ファンをパネルから浮かせないと,下の写真の丸印の所で筐体の留め具がぶつかります。

可変コントローラはPCIのスリットをヤスリで削り隙間を作ってそこから外にぶら下げており,イチイチ本体開けなくとも自由に調節可能です!

コレは強力に効果発揮!!
OS X環境はもとより,OS 9環境でも120mmファンの強烈なうねりを激減させました。



《FAN色々…》

*70mmのファンが手に入りにくければ,60mmの厚さ20mm以下でも良いです。セカンドファンを付けるアイデアは去年の12月頃に思い付いたのですが,
実は最初手持ちの60mmファンを付けてました。(以前のメインマシンG3 MT 266に使っていたもの)

背面のプラパネルを止めるネジと干渉したものの,非常に効果があったもんで嬉しくなりApple DiscussionsBoardに書込んだりしました。(笑)

上段左から60×60×20mmで,
GLOBE FAN B06020 12L-3M 3,500rpm 18dBA(JUSTY DSF-60L/20)静音タイプ,
GLOBE FAN B06020 12M-3M 3,000rpm 22dBA(JUSTY DSF-60M/20)標準タイプ。

どちらも量販店でよく見ます。
下段左から60×60×15mmで,
NIDEC D06R-12TH-18A 5,000rpm 32dBA高速タイプ,サイドパネルに付いていたDELTA AFB0612HHB 4,500rpm 35dBA高速タイプ。
この2つはファンコン経由がベターと思われ…。五月蝿いっすよ〜。(;^^)

ファンマニアか俺は!(´-ω-`)




《その5(改良)…》

*その後アルミテープではもの足りず,「MDD静音化画像UP掲示板」の主toyboxさんのアイデアを拝借して,アルミ版でヒートシンク下部・側面に【導風板】を作成。マイクロソリューションのファンの下に防振のためシリコンシート敷き,その下にアルミ板を敷いて導風板を挟み込み,ラジオペンチで金具を締め付けてぐらつきを取り除きました。


ここは結構ぐらつきが有りますので要注意!



*それなりの効果が有ると思います。
特にヒートシンク上部とビデオカード間を囲うので,そこの熱気を70mmファンが排出してくれるようです。



←全体はこんな感じ


《その6…》

*電源部の保護?&内部熱逃がすため,三和サプライのTK-CLS02KシステムクーラーをPCIスロット最上部に取付。(根元の金具を取り外して吸気口を下向きにし,耐熱アルミテープで養生)
ただそのままだと結構やかましくて静音化の意味がなくなるので(;^_^A,FAN分岐ケーブルでCF-70SVRと電源を分け,FAN回転数変換コネクタを付けて風量をダウンさせていましたが,システムテクノロジーのST-02 FANコントローラーに変更。これで少し静かになりました。(;^^)

システムクーラーは4ピンなので,仕方なしに手元の40mmファンの3ピンコネクタを切り取ってビニールテープで養生。
何と横着な!熱で溶けたりして…;^^)

*ホームセンターのペットコーナーの熱帯魚の餌やら何やら置いてあるとこで,¥1000の温度計(水温計)を購入,ヒートシンク上部にねじ込んで,ジャンクション温度とファンコンと睨めっこして調整する必要が有ります。風量が強すぎると下の風を乱すので,ヒートシンク温度が上がらず,且つ我慢できる騒音レベル(そよそよ風)で何とか稼働中。

コレを稼働すると内部温度・電源部の廃熱温度が低下するのは確かですが,なくても大丈夫かもしれません。電源の寿命とかが気になるなら有ってもいいかな?私はファンコンに付けて「そよ風」にしています。ヒートシンク温度がヤバそうな非常時に全開にするつもりでしたが,今の所全然平気なもんで…。ここは結構散財したんですが,要らなかったのかも知れない…。(~_~;)

いや,待てよ…?
「電源を外に引きずり出した後の排気用」に
使えるではないか!そのうち是非やってみたいと思っております。v(^^*)




《その7…》

*サイドパネルのデルタ製ファンと底部の金属パネルの間に,ケースファン用の四角のシリコンシートを置く。(カバーパネルは外した)かなり効果有ります!



このファンって内部温度が上がると回転数が上がり(120mmと同じ),結構五月蝿いです。サイドパネル触ると振動していた。(;^^)


《その8…(改良)》

ファン下に制振ゴム板“ハネナイト”敷いて,アルミ導風板を改良してみました。(2003年 6月 1日 日曜日 )



効果有り。本体の振動が殆どゼロ。シリコンよか良いです!



《その9…(改良)》

サイドパネルのファンを,GLOBE FAN B0601512M 4,000rpm 14.01CFM 27.4dBA (Zaward)に交換しました。(2003年 6月 2日 月曜日 )


ヒートシンクの温度が上がってしまった。デフォルトのデルタは,意外と陰の功労者だったのかも?(;^^)



《その10…(改良)》

ヒートシンク横のアルミ導風板にカーブを付けて,より多くの風を当てられるようにしました。


焼け石に水かな…。(;^^)



←後ろはこんな感じ



《おまけ…》



《その1…》


*フローリングに直置きしているため本体が共振していたので,
下にホームセンターの6mm厚のコルクシートを敷きました。




これはかなり効果あり!





《その2…》


*左サイドパネルを外して,中に同じく6mm厚のコルクシートを貼付けました。
(実は外し方が分からずに中央のツガイをねじ切ってしまった…。;_;)




これもかなり効果あり!