2002年8月上旬▼

8月1日

待ち続ける……β2と言う名の夢の続きを……

Isilmista:はじめからーそんなーものーなかったのかもしれーないー♪
Anor:β2が? セキュリティが? もしかして日本サーバーそのものが……。
I:リニューアルして最初の日記なんだからせめて明るい話題をとりあげたかったんだけど。
A:明るい話題……日本のβ2適用が8月12日っていう公知が出たぞ。
I:あくまでもその日を『目指す』でしょ。それにたぶん、延期されるし。
A:悲観的だなー。まあ、早くても月末だろうけどな。
I:……全然明るい話題になってないよ。
A:ぐんにょり。……そうだ、掲示板で出てた集まって狩りに行くって話は?
I:あ、そだね。どこ行こうか。
A:俺も姉さんもレベル30くらいだから……単独だと行けるのは下水4Fやフェイヨン1Fぐらいかな。
I:どれくらい集まってもらえるかにもよるよね。
A:まあ、そのへんはその場で決めるというのもアリかも。
I:あんまり無計画でも困るけどね。何かご意見がありましたら是非掲示板にお願いします。下のメールフォームでもいいです。……でもただ狩りに行くだけじゃ面白くないよね。
A:そうか? ソロ狩りよりは楽しいと思うけど。
I:んー、それはそうだけど、できればプラスアルファが欲しいなって。ジャレコのじゃないよ。
A:……で、例えば?
I:例えば沈没船でね。
A:沈没船はちょっと辛くないか?
I:話は最後まで聞いて。入ってすぐ横に小さい部屋があるでしょ? そこでみんなで雑談するんだよ。いつ敵が現れて殺されるかもしれないという殺伐とした雰囲気がいいんじゃない。しりとりなんかしたら楽しいかもね。
A:……最後には全員死体のまま会話することになるような気が。


8月2日

愛と憎しみのはざま

Anor:国際サーバー閉鎖。
Isilmista:……ふーん。
A:反応薄いんだな。結構、大きなニュースだと思うぞ?
I:それはそうだけど、二日続けて暗いニュースだと嫌になるよ。
A:まあそうだな。……たまには普段と違ったこといってみるか。
I:そうね。それがいいかも。と、いうことで、なんと今日はゲストに来ていただきました。商人のイェルさんです。
E'yel:出会挨拶。我招呼賓客、特大感謝。
I:E'yelさんは台湾の方なんだよ。
A:……いや、違うような気がするが。
E:我存在混沌鯖。我低段階商人目標買安段階十、皆良品安価欲求提供。
I:E'yelさんはChaosサーバーにいるんだって。自分はまだレベルの低い商人だけど、DC10レベルになってみんなに安くていいものを提供したいって。この日のために中国語勉強したから通訳できるんだよ。すごいでしょ。
A:いや、だから違うだろ。
E:我商店『埋没商店有限公司』、主活動場所的首都。名称体現壁埋没的商店経営一目瞭然発見。

I:えーと、『埋没商店』っていうお店をやってて、主にプロンテラで活動してるんだって。名前の通りに壁に埋まって露天開いてるってからすぐ見つけられるって。
E:我赤薬瓶及芋野菜類買安不可。下水入手的装備品主体。
I:えーとね。
A:赤ポも芋やバナナも安く仕入れられないから下水で手に入れた装備品を売ってるんだろ。
I:えっ!? すごいね、Anor。よくわかったね。
A:わからいでか。
E:我御暇時間。特大残念。反無的仕方。
I:あ、はい。今日はどうもありがとうございました。ほら、Anorも挨拶して。
A:……退去挨拶。
E:我感謝。退去挨拶。
I:すごい、通じてる。Anorってばいつ中国語覚えたの?
A:いや、だから。


8月3日

ぶらり途中死者の旅
Isilmista:ナレーションはもちろんあの人でね。
Anor:……あの人って言われて何人がイメージできるんだ。
I:そういうわけで、今日行われた兄貴森ツアーのリポートです。

まずあたしが会場に着くと……。



A:ハァハァて。
I:あんたが「兄貴にハァハァされに逝くか」とか言うからでしょ!?

……集まっていただいた方の中には飛び入りの方もいらっしゃったり。
みんなでファミコンの話題などで雑談しつつ……(年齢がばれるー)

合体したり

オークヒーロー狩ったり(双子は全く戦力になってません)とかして遊んでいただきました。


A:楽しかったです。皆様ありがとうございました。
I:……えと、ひとつお詫びします。落ち着いてログ読み返しましたら、あたし飛ばし過ぎでした。歌ったりして……。
A:かなり燃料入ってたみたいだな。どれくらいガソリン入れてたんだ?
I:えと、500ml六本……。
A:飲み過ぎだ。

I:そしてシメはゲフェンダンジョンでナイトメアぶったたきツアーでした。
A:俺は途中で落ちちゃったけど……ゲフェンまで行ったのか。で、結果はどうだった?
I:みなさん、今回はありがとうございました。こんな感じでまたやりたいと思いますので、またぜひ参加してください。
A:結果はどうなった。
I:では、またいつかどこかのミドガルドでお会いしましょう。
A:結果は……。


8月4日

パンナコッタ怖い

Isilmista:なんだか今日もサンダーストーム……。
Anor:一昨日とかよりはひどくなかったけどな。
I:なんでだろう、雷って本能的に怖くない?
A:そうだな……。そういえば子供の頃、姉さんが遊びに行って帰ってこない時にものすごい雷雨になったことがあったな。
I:そ、そんなことあったっけ?
A:姉さん、怖くて帰れなくなって、港の木箱の中に隠れてたんだよな。朝まで。
I:それってまだ五歳くらいの時の話じゃない!? そんな子供だったら仕方がないじゃないよ。
A:まあそれはそうだけどな。
I:……そうそう、あたし思ったんだけど、ゲーム中でも雷とかあると面白いよね。
A:また妄想話?
I:いいじゃない、言うだけなんだし。でも、天候とか昼夜があると面白いと思うけどなあ。
A:画面の変更だけじゃなくてシステムとしてどうするかだな。
I:雨の時は服が濡れて重いからAGIが下がるとか、砂漠で天気がいいと、眩しくてDEXが下がるとか。
A:状態異常があるなら応用でできそうなものだけどな。
I:あと今日みたいな雷雨の時にライトニングボルトとかサンダーストーム使うと。
A:威力が増すのか?
I:誰に落ちるかわからなくなる!
A:……イヤすぎ。


8月5日

大胆予想、代理店はソニー。……ベータだけに。

Isilmista:ひゃっく! ひゃっく! 今はいいのさすべてを忘れて一人残った傷ついたエックスがこの重力であとに戻れば地獄におちる♪
Anor:……なんの歌だよ。
I:β2が来る。
A:あ、そ。
I:……なんか反応してよぅ。捨て身なのに。
A:そんな必死でネタはるなよ! しかし、本当に来るとは意外だね。
I:まあ、でもオープンは12日よりあとだね。きっと。
A:そうだろうけどな。……って、信頼ないなー。
I:え? 違うよ。ほら、グラヴィティ社って時間の流れがあたしたちとは違うから。彼らの12日はあたしたちの……19日くらい?
A:一週間遅れかよ!
I:重力だから特殊相対性理論が働くんだよ。えーと、速さがvでΔtとΔTが……。
A:理解できないネタつかうとあとで困るぞ。
I:うるさいな。自分の身に不相応なことするってのが重力気質なんじゃない。そこんとこわかってよ。
A:……まあ、そんな戯れ言はともかくだ。公知に『日本にサーバー設置』という言葉があったってことは。
I:日本の代理店が運営するってことかな。
A:少なくとも窓口は設けてほしいね。それよりも、ラグがなくなるのが嬉しいかな、やっぱり。
I:んー。でも、このゲームってラグはどうやってもなくならないと思うよ。
A:それはサーバー側の問題? それともプログラムか?
I:だって、ラグがなくなったらタイトルがナロ
スピードハック使用。終了します。


8月6日

ガン・ホーは面白くておすすめできる映画です
Anor:日本の代理店はガンホーという会社らしいが。
Isilmista:それってWizardry作ったりしたあそこ?
A:いや違うらしいぞ。なんでもソフトバンク系の新しい会社だとか……。
I:そうなんだ。ソフトバンク……結構あちこちで噂に出てた通りだね。
A:サポートとか不安らしいな。重力単体でもしっかりできてなかったのに。
I:あはは……はぁ。笑い事じゃないね。
A:まあ、実際どうなるかわからないけどな。万が一と言うこともあるし。……ところで姉さんはアイテムの準備はOKなのか?
I:ん、一応済んでるよ。お金が足りなくてメイル買えなかったのが心残りだけど、アーマーのほうがイメージ的にはあってるし。武器はハルバードは持てなくなっちゃうからツルギとシールドを持ち越して、β2移行後に槍に買い直すつもり。パルチザンになるのかな。Anorはどうするの? ツルギ持ち越してもレベル下がっちゃうから持てなくなるでしょ?
A:……それがな。
I:ん?
A:昼間はプロンテラが落ちてて入れなくて、帰ってやろうと思ったら今度はパッチサーバーが落ちてて……結局、準備が完了してないんだ。
I:うわー。
A:今装備してるものを移行後に売っても……弱体化するのは避けられないな。
I:困ったね。……ん、それじゃあ移行したらあたしの装備売った分で援助してあげるよ。
A:え? いや、でもそうすると姉さんも弱体化するだろ。
I:弱くなったぶんは二人で力をあわせればいいじゃないの。困った時はお互い様だよ。
A:姉さんの場合、なにか見返りが恐ろしいんだが……。
I:あのねえ。いくらあたしでも、本当に困ってる弟相手にそんなことしないわよ。
A:……うん、わかった。すまない、迷惑をかける。
I:気にしない、気にしない。あんまりAnorには傷付いてほしくないんだよ。生まれる前から一緒の双子なんだから。
A:そうだな……。俺も姉さんには傷付いて欲しくない。二人で力をあわせよう。
I:うんうん。それに、予備のAnor作るのだって大変だしね。
A:……すいませんが自分が何者なのか聞いてもいいですか。

8月7日

こねこ、エキサイティング
Isilmista:β1も終了。これで一息つけるわね。
Anor:はたして12日にオープンできるのかって心配はあるんだが。
I:それはそうだけど、提携会社も発表されて、あちこちのニュースで取り上げられたし。大丈夫なんじゃない?
A:こればっかりは信じるしかないな。
I:ところで、今日はいいニュースがあるんだよ。
A:どっかの漫画家が逮捕されたってやつか?
I:そんなんじゃなくて、これ
A:ああ。逮捕されたのか。
I:うん、これで同じような事件が減るといいんだけど。
A:だけど、この事件の場合はネットで実況なんていうことをしたからすぐにつかまったんだろ。実際にはそんなバカなことする犯人はいないだろうから、立件できるケースは少ないと思うが。
I:そう、なんだろうね。悲しいけど。でも、こういう事件が大きく報道されるって言うことはそれだけで抑止力にはなるでしょ。
A:それは確かに。効果は少ないかもしれないけどな。
I:ラグナロクだって……さんざんチートやBOTはアカウント停止だって言っておきながら結局そういうのってなかったみたいだし。罰則があっても機能してないんじゃ意味無いよ。
A:だからそういう類の行為が増えたんだな。他の人が信号無視してたら自分もっていう。

I:それと、ペナルティは誰に与えたか公表したほうがいいと思う。不正行為をした人はキャラ名くらい晒されないと、抑止力にはならないし。
A:β2になってマナーポイントって言うのができるけど、あれは代わりにならないか?
I:あれも……うまく機能するにはプレイヤーのモラルというか、気持ちがかなり重要だし。現にプラスポイントあげるから金くれとか、ヒールしてくれなかったアコライトのひとにマイナスポイントとか、国際サーバーであったって聞くしね。
A:うーん、そのへんのガイドラインはしっかり作って欲しいな。システムだけ作ってあとは放置……重力らしいといえば重力らしいか。
I:日本の代理店がそのへん働きかけてくれないかな……。

8月7日

予告編と書いておおぶろしきと読む
 ど〜も、ご無沙汰してます。 バー(略)双子剣士弟のAnorです。
 光陰矢の如しとはよく言ったモノで最後に私の書いた日記から早数ヶ月。 いや〜なんとも早いモンですな。
 おかげでどんな感じで日記書いていたかすっかり忘れちゃいまたよ、あはは。
 と、まぁβ1もクローズしてしまい、このままこのサイトもβ2開始までクローズ……な〜んて訳にもいかないんで、 新しいシリーズ始めちゃいましたよ、勝手に。
 と、言ってもβ2開始まで期間は短いと思いますんで連続小説をやる……とか凝った企画モノをやれるわけでもないんでその辺は期待しないでください。
 まぁ、小説云々は姉さんの方で何かやってくれるでしょうが……私は当分無いですけどね。
 何はともあれ第1回目の予定は私、Anorの秘密になります
 ま、期待しないで待ってて下さい。
 それでは、また。

8月7日

ニックネームはIsilmista(まんま
 久しぶりに日記を書く。
 久々に故郷に戻ってきた。かぎ慣れた、でもちょっと懐かしいにおいの風をあびながらさんばしに座り込んで海を眺める。

 ……なんだか上のほうからログアウトしろって声が聞こえてくる。
 今日はもう休んで……。
 ボンバーマンオンラインでもやるかな♪〜

8月8日

みにふた#1
キャラクター名:Anor
その名の由来は現在ファンタジーの原点“指輪物語”のエルフ語の“太陽”からとられた
姉、Isilmistaの“月”と対象となるように付けられた
職業:剣士
父親がかって剣士として名を馳せており
その武勇伝を聞き憧れていたのが剣士になった理由である
故郷のアルベルタに父と冒険をした剣士が居り、その剣士から師事を受けていた
愛剣:ヤツフサ
剣の師匠がふらりと旅に出た際Anorにと土産に買ってきた

何の捻りのない設定ですいません、今晩わAnorです
宣告通り私の設定などを公開してみたのですが
……何の面白みもない設定ですなぁ
と、まぁ、愚痴っても仕方がないので私、Anorについて少し解説を入れます
本来というか小説用に落とした設定では無口だが心は強いとなっていたのですが
チャットなどイベントに参加して見ていただけるとわかりますように……そうとうに迂闊なキャラになってしまっています
口は災いの元とはよく言ったモノで毎度毎度バカなことを言っては姉さんにどつき廻されていたりとしています
因みに10000Hit記念以降何故か付けられるようになったナンバーは現在のAnorが何人目かという番号割りなのですが
ここで一つミニパトいい話し
Anor量産工場は箱根の地下にある施設ではなくどこぞの工房だったりします
Anorが(特に姉に)殺されたら姉が工房からAnorを取り出してくるのではなく
殺されたことによって工房で待機しているAnorにスイッチが入る仕掛けになっています、ってオレは何処ぞの魔術師か?
オリジナルはすでに消失していて死んでいるのか何処かで生存しているかは謎だったりします(w
って、そんな設定だったら双子じゃないしΣ(°д°
と、オチが付かなかったところで今回はここまで
次回のネタは……今のところ考えていませんが
期待しないで待っててください


8月9日

みにふた#2

8月10日

みにふた#3

8月10日

作りたいのは本気で

Isilmista:ギルド作りたーい
Anor:そんなカニたべたーいな風に言われても。
I:また微妙なCMを持ってくるわねぇ。そのCMって全国放送されてるの?
A:さぁ。しかし、ギルドって言っても作るにはエンベリウムっていうレアアイテムが必要なんだろ? しかもそれを落とすモンスターは高レベルのやつらしいし、俺たちのレベルじゃ入手は無理だろうな。
I:そのへんはAnorがなんとかしてよ。
A:いや、無理だし。……作るのはいいけど、なんの為に作るんだ?
I:それはもちろん、どんどん勢力を拡大して暴力でこの国を支配することだよ。
A:……は?
I:この世は荒野なんだよ! 唯一野望を実行に移す者だけが、この荒野を制することができるの!! どんどん組員を増やしてシノギはノミもシャブもないから赤ポと芋売りだね。さいしょはアルベルタあたりを拠点にして……やっぱり最大の敵はカプラサービスかなぁ。
A:姉さんはギルドの知識間違ってるな……。