2002年12月下旬▼

12月21日

クッキー二つ、ケーキ一つ

Anor:道中の経過はともかく、俺たちだけでルティエに着けるとはな。
Isilmista:途中、アルギオペ二匹に追いかけられた時は死ぬかと思ったけどね。Anorは先に行っちゃうし。

A:両方死んだら最初からやりなおしだけど、どっちかが生きてればプロンテラで買ったイグ葉で復活できるだろ。決して見捨てたわけじゃないぞ。

I:わかってるわよ。あたしがAnorに見捨てられたりなんていじわるされる理由ないもんね。

A:え。

I:ん?

A:いや、なんでも。……しかしルティエは本当に一面雪景色だな。

I:うんうん。子供の頃大雪が降ったことあったじゃない。あのとき思い出したよ。

A:ああ、かまくら作って俺が中に入ったら崩れて、生き埋めになったっけ。

I:そうそう。すごく面白かったよね。

A:いいえ。全然。

I:あら、そう。でも、あれだけ雪がいっぱいだと、普段できない遊びもしたいよね。

A:スキーとかか?

I:あ、いいね。あたしやったことないから、一度はやってみたいよ。でも、やっぱり思い付くのは雪合戦とかじゃない?

A:中に石を入れるのか?

I:そんな危ないことするわけないでしょ!

A:そうだよな。当たったらさすがに洒落にならないからな、いくら姉さんでもそれくらいの分別はあるか。

I:そりゃそうよ。あたしの場合は、せいぜいガラスの破片ぐらいだよ。

A:そっちのほうが危険だ!


12月22日

双子アルデバラン突撃・後編

前回までのあらすじ:双子のもとに届けられた一通の手紙。それは雪がしんしんと積もる山深い村への招待状だった。観光気分で出かける二人。それが何者かが仕掛けた罠であることには気付かずに……。

Anor:こんなだっけ。

Isilmista:こんなだったよ、たしか。

I:うーん、あたしたちも強くなったね。さすがに一対一だとまだきついけど、二人がかりならアルゴスくらい平気ね。
A:そうだな。二人ならアレも行けるかもしれない。
I:アレって?

A:噂をすれば……いくぞ、姉さん。

I:ちょ、ちょっとアレってアルギオペじゃない! それはまだ早いってば!

  A:まだ無理か……。
I:当分無理だってば。

A:気を取り直して再出発だ。
I:……アルギオペは足が遅くて逃げ切れるんだからね、わかった?

A:わかったってば。

トレインしてごめんなさい
I:だからってあたしをさっさと見捨てて行くなーっ!

A:大丈夫か? HPのバーが赤いぞ。
I:ぜぇぜぇ……あと一撃もらったらおしまいだったわよ。でもここからが問題だよ。

A:マンティスか?

I:だけじゃなくて、フローラもいるし、新しくプティットも出るらしいよ。

A:つ、辛いな、それは。

I:でも道はまっすぐだからね。ミストレス狙いの高レベルの人が暇つぶしに狩ってたりするっていうし、全力で走り抜ければ簡単だよ。
A:そうなのか。
I:だと思うよ。
A:本当に?
I:だったらいいね。
A:……なんでどんどん弱気になっていくんだ。



I:というわけで到着ーっ!
A:はやっ! 途中で巻戻りにあったとかマンティスに囲まれたとか色々あったじゃないか。

I:いろいろあったね。

A:一言で済ますなよ。

I:結局、一度しか死ななかったね?

A:運がよかったっていうのもあると思うけど。この前、ギルドや他の皆さんと行った時は楽勝だったんだが……。

I:みんなにどれだけ助けられてるか、改めて感じたよ。ありがとうございます。

A:本当に。

I:さて、アルデバランにも無事着いたし、せっかくだから赤い服の人に話し掛けてルティエに行こっか。
A:ふむ、いいな。……あれ、確か何か用事があったと思うんだけど。

I:そうだっけ?

A:そんな気がする。

I:思い出せないって事はたいした用事じゃないんでしょ。

A:うぅん。


12月23日

レア運がない

Isilmista:サンタ帽子欲しいー。
Anor:俺も欲しい。けっこう人がかぶってるのは見るから、そんなに出にくいものでもないみたいだが。

I:だよね。猫耳よりは出やすいと思うんだけど……。

A:まあ、頑張ってポリンや偽サンタを叩くしかないだろ。

I:去年はサンタ帽子は結局手に入れられなかったから、今年こそは欲しいんだよ。

A:あぁ、もう一年になるのかぁ……にしては進歩してないな、ゲーム内容。

I:まぁそのへんは置いといて。いろいろコメントするのも飽きたし。……それよりも、やっぱり頭をサンタ帽子で飾るんだったら服も色を合わせたいね。

A:ビラ張りとかのアルバイトすれば着れるぞ?

I:あ、それもいいかも。

A:……いや、冗談なんだが。

I:む。でもさ、剣士の服装って赤くするだけでクリスマスっぽくならない?

A:だったら、アコライトさんのほうがそれっぽいと思うが。

I:それに、赤い服なら返り血も目立たないし。

A:そういうこと言うんだったら姉さんの服はもう真っ赤だろ? ……いや、俺の血じゃないってば。


12月24日

二人っきりで過ごしました……猫と(涙

Anor:今日はクリス……。
Isilmista:ベネズエラでは母と子供の日だね。

A:いや、そうだけど、俺が言いたいのはそうじゃなくて。

I:じゃあアポロ8号が月の周回飛行に成功した日とか。

A:いや。

I:リビアが独立した日とか。

A:違う。

I:黄門様が「大日本史」を完成させた日とか。

A:だからー。……そんなにイブだってことを言いたくないのか?

I:うるさーい! イブなんてーっ!

A:残念だな、オークにはそんな習慣ないみたいで。

I:どういう意味よ?

A:この前オーク村行った時は繰ります装飾なかったから、そういう習慣ないのかなって。

I:だから、それはどういうことかって聞いてるの。

A:えっと……別に深い意味はないんだけど。単なる感想で。

I:Anorチャップリンのファンだったとは知らなかったよ。

A:ど、どういうこと?

I:今日は喜劇王チャールズ・チャップリンの命日なんだよ……Anorも同じ日に死にたいってlことでしょう?

A:い、いやそういう、ことじゃギャッ!


12月25日

玉の海戦場でクリスマスをむかえるの巻
 今日のプロンテラはいつにもましてにぎやかだ。街路樹や建物の壁など街中あちこちに特徴的な装飾が施され、人も普段以上にたくさん集まっている。しかも、既にだいぶ暗い。冬の陽は短く、今日の天気はどんよりとした曇り空。なのに、行き交う人は絶える気配もなかった。 
「――まったく、こんな日になんでまた」
 そんな様子をアノールは部屋の窓辺でお茶を飲みながら眺めていた。
 一昨日、いつものように森でモンスターを相手にしているところへ姉のイシルミスタから連絡が来て今日この宿に来るように言われたのだ。部屋は予約してあるから、と。
 そういうわけで、午後に宿についてからずっとこの部屋で待っているのだったが……イシルはまだ来ない。
 ま、いつものことだけど――。と、アノールはお茶をすする。
 こうして姉から呼び出されるのは別段珍しいことではなかった。
 剣士になったときにそう決めたように、二人は普段別々に生活しているのだが、だいたい月に一度、どこかで落ち合ってお互いの近況を報告しあったりすることにしているのだ。
 今月は既に月初めに一度会っていたが、そのときに決めかねた年末に里帰りをする話が今日呼び出された理由なんだろうと、アノールはあたりをつけていた。
 それにしても、なんでまたこんな日を選ぶんだか。
 もう一度、今度は心の中で呟く。
 今日はクリスマス。この王国だけでなく北の共和国でも行われているという大きな祭りの日なのである。起源をたどると、遙か昔からある神聖な行事らしいが正確なところは忘れられてしまい、今では祭りだけが残っている。
 しかし、それでも祭りはとても盛大に行われ、何日か前、場所によっては一ヶ月も前から準備がされて、大きな樹をこの世界を支えるというイグドラシルに模して飾り付けをしたり、この日に食べるための手の込んだ料理やお菓子を準備したりする。
 アノールも子供の頃はこの祭りの日を楽しみにしていたものだ。もちろん今でも、子供の頃のようにはしゃがないまでも、祭りを楽しむ気持ちはある。
 それに……、とアノールはため息をついたて窓の外を見る。
 窓の外を通るのは男女の二人組が多い。アノールと同じくらいの歳で、親しそうに手をつないだり腕を組んだりして歩いていく。
 この祭りはいつ頃からか、恋人たちが愛を語らう日ということにもなっていて……こんな日に一人でこうして姉を待っているというのは、一応、歳相応の意識を持つアノールにとってはいろいろ複雑なものがあるのである。
 かと言って特定の相手がいるわけでもなし。
 この宿の部屋のなかで一人でいるのって俺だけなんじゃないか、もしかして。
 そんな考えがふと思いつき、なんだか自分がひどくみじめに見えるような気がして、アノールはもう一度、今度は深くため息をついた。
「……それにしても遅いな」
 もう何度目かになる呟き。アノールはお茶を注ごうとしてポットを持ち上げて、空になっていることに気づいた。
 だいぶ時間がたっている。
 窓の外から見える通りにも人影はまばらになってきた。
 待たされている最初のうちは、早く来ないかばかり気になっていたが、ここまで遅いと今度は何かあったのではと心配になってくる。
 別に待ち合わせ時間を決められているわけではない。しかし、夕食の時間も過ぎ、あと数時間で日付も変わる。
 ――いくらなんでも遅すぎる。
 探しに行こうか。しかし姉も自分同様、剣士として修練を積んでいる。そう滅多なことで危険な状態になるはずはない。それにプロンテラは王都というだけあって治安はかなりいい。深夜でも兵士が見回っているし、それは祭りの日だとしても変わらない。逆に増員するという話を聞いたこともある。
 姉さんのことだからどこかで油を売っているのかもしれないし……。
 だけど、万が一という事もある。
 一度、思いつくと不安ばかりが募ってくる。こんな時、アノールはじっとしていられない性分だった。立ち上がると、ブーツをはき直して寝台の上に投げ出していた剣を取り腰に下げる。
 もし入れ替わりに姉が来ても、宿の人に言付けておけばいいだろう。それに街を巡ってくるだけだからそう時間はかからないはずだ。
 そうして、部屋を出ようと扉の前に立ったとき、ごつん、という音が聞こえてアノールは動きを止めた。
 ――何かが壁にぶつかっている? アノールは耳を澄ました。
 ごつん、とぶつかる音。続いて、ずりずりと何かを引きずっているらしい音。この宿はしっかりした作りが自慢で壁も厚く、かろうじて聞き取ることができるのはそれだけだった。
 そして音はだんだんとこちらに近づいてきている。
 何をしてるんだろう――気になって扉を開けようとして、アノールはふと手を止めた。
 宿荒らし、泥棒かもしれないと思ったのだ。もしそうだとすれば、今ここで扉を開けたら逃げられてしまうかもしれない。だが、相手がこちらに向かっているんだったら、この扉の前に来たとき開ければ不意をつけるだろう。
 よし、とアノールは頷いて、腰から剣をはずした。鞘はつけたまま、相手を必要以上に傷つけるつもりはない。
 息を殺し、扉に耳を当ててじっと待つ。
 ごとん、ずるずる……ごとん、ずるずる……。音が扉の前で止まる。
 ――今だ!
「めりーくりすまーす!」
 勢いよく扉が開いて、イシルが部屋に飛び込んできた。
「ごめんね、遅くなって。ここの台所借りてお料理作ってたんだけど、勝手が違うから手間取っちゃって……どしたの? 床になんか落ちてる?」
「い、いや別に……なんでもない」
 ふらふらしながらアノールが立ちあがる。
 それをイシルは不思議そうな表情で見ていたが、
「あ、料理運ぶの手伝ってよ。ワゴンの車輪が壊れちゃって運ぶの大変だったのよ。壁にもあちこちぶつけちゃうし……アノール、なんで鼻が赤いの? どっかにぶつけたの?」
「姉さん」
「ん? なに?」
「……ドアはノックしてから開けような」

12月26日

家の中でも家が白いことに問題があるとも思うのですが

Isilmista:風邪はもういいの?
Anor:ああ、だいぶよくなった。1日何もしないで寝てたからな。

I:ルティエは寒かったからね。……今年はなんだか、気を抜くとすぐ風邪ひいちゃうね……。あたしも三回もひいたし。

A:気をつけないといけないな。年末年始に風邪ひいたらせっかくの休みもふいになる。

I:防寒はしっかりしないとね。

A:そうだな。

I:ん、防寒と言えばさ、体のほうは厚着して暖かくできるけど、首から上は寒いでしょ? 結構それで風邪ひいちゃうみたいだよ。

A:でも頭寒足熱って言うけど。

I:何事も過ぎたるは及ばざるがごとし、でしょ。

A:……そうだな。うん。その通りだ。

I:なによ、人の顔見て。

A:いや、防寒は大事だなって実感していただけだよ。他意はないぞ。

I:なんか引っかかるなあ。……でも、頭は冷やしたほうがいいなんて言うけど、それも考え物だと思うよ?

A:どういうことだ?

I:どっかの社長なんてさ、頭が薄いから寒くて脳が風邪ひいてるとしか思えないもの。

A:姉さ……お、俺は今の発言とは無関係だからな。


12月27日

略すとTK

Anor:どうした姉さん、深刻な顔して。
Isilmista:うん……前にやったネタが洒落じゃなくなってきてるでしょ(Alt+5

A:あぁ、北の国な……。ま、まあ気にするな。

I:うん。気にしすぎるとどっかの社長みたいに毛が抜けるちゃうもんね。

A:昨日に引き続いて同じネタかよ。……まあ、それはそれとして、今年ももう残りわずかだな。

I:今年は何だかいろいろあって、短く感じたよ。……クリスマス装飾も終わったし、次はお正月装飾かな。

A:あんまり欧米じゃ新年に特別な飾り付けするって聞かないなあ。だいたい世界観的にどうかと思うが。

I:いいじゃない、北欧神話が根にあるのに大聖堂に十字架あったり、カタナとか村正とかがあるごちゃ混ぜ世界なんだからそれくらいやってもバチあたらないよ。逆にそっちのほうが日本人にあってるような気がするし。

A:まあ、らしいって言えばらしいかもなあ。

I:プレゼントボックスみたいにお年玉が貰えたりして。

A:中身はランダムでゼニーが出てくるのか?

I:あとお正月限定モンスターで、鏡餅ポリンとか。2段になってるの。

A:倒すと鏡割りか?

I:あ、それともちろん建物の入り口に門松が立つんだよ。

A:うぅん、フェイヨンなら似合うだろうけど、プロンテラには似合わないな、きっと。

I:門松は門松でも、敏樹じゃないよ。

A:……姉さん、思いつきで言ってるだろ。


12月28日

本日の酒量:ビールたくさん、日本酒3合

Isilmista:そろそろあたしも2ndキャラ作ろうかな。
Anor:騎士になれよ。

I:でも伊豆Dでカニとか赤蛙とかを延々と叩いてるのもなんだか……。

A:気分転換したいってわけか。確かに新キャラを育てるのは慣れた頃には良い刺激になると思うな。俺も商人のキャラを育てたりしてる。

I:うん、あたしもそう思ってたんだよ。……職業何にしようかな?

A:やっぱり、やったことない職のほうがいいんじゃないか?

I:あたしがやったことあるのは、シーフと、商人と、剣士だから、それ以外だね。

A:近接戦闘職ばかりだな。じゃあ、アーチャーやマジシャンとかはどうだ?

I:うーん……。

A:嫌なのか?

I:だって、この季節にあの格好だと寒いでしょ。特にマジシャン。

A:どういう理由だ。

I:アコライトの格好は暖かそうだね。あ、あたし何度も辻ヒールとかされて助けられたし、今度はあたしが助けるほうにまわるのもいいかも。

A:姉さんがアコライト?

I:なによ。文句ある?

A:いや、別に。あの弁慶だってお坊さんだったんだし、いいんじゃないか?

I:どういう例えよっ!


12月29日

引っ越す前はうちのベランダから行列を眺めてました

Isilmista:寒い中お疲れ様でした。
Anor:なにが?

I:よくわからないけど、そう言っておいたほうが良いらしいよ。

A:ふうん……。まあ、それはそうと、姉さんはラグナロクのムービーって見たか?

I:あ、うん見たよ。かっこよかったと思うけど。

A:俺もそう思うな。まあノービスはともかく商人の不遇さがちょっとかわいそうかもしれないけど……。

I:記事でも「まるで見せ場がない」とか言われてるもんね。せめてメマーナイトくらい使わせてあげてもいいと思うけど……。

A:メマーをどう表現するが難しいと思うぞ。それも見たいけど。

I:いろいろ言われてるけど……お金投げるとか、人を雇うとか。

A:謎だよな。

I:あたしはきっと、小銭を袋に詰めてなぐるんだと思うな。

A:凶悪だなあ……。

I:もしくは札束でほっぺをはたくとか。

A:ダメージあるのか、それ。

I:あ、小銭をばら撒いて拾わせるほうがダメージ大きいかも。

A:精神面のな。


12月30日

この時期始発でも混んでるですね

Isilmista:もう今年も終わりなんだね。
Anor:まだ一日あるぞ。

I:……どうせこれがあがってるのは31日、大晦日なんだからいいのよ。

A:いいのかよ。それにしても5万ヒットか。

I:あ、そうだった。みなさま本当にありがとうございます。

A:しっかし、年内によく5万HITできたな。てか、よく年内持ったな。

I:よけいなお世話よ。

A:半分冗談だったとは言え、バーチャルネットアイドル系のノリで始めて「保管庫」さんにも登録されたのに、いつの間にか日記系になってたし。 そもそも無理があったんだよ、姉さんのその性格じゃ。

I:うん……自分でもそう思うよ。

A:そうだったのか?

I:ほら、あたしってアイドルって言うより女優系だしさ。

A:……姉さん来年は心を入れ替えたほうが良いぞ。


12月31日

大晦日もやっぱり双子はいつもの双子です
Anor:年の最後まで、期待を裏切って予想は裏切らないな。
Isilmista:年越しイベントとかする人もいるかもしれないのに……。

A:パッチもひどかったしな。まあ、これは開発元の責任だけど。

I:そうとも言えないよ? 聞いた話だけど、日本にもテスト用のサーバーがあるっていうから、バグは事前に確認できるはず。

A:むー……結局、どっちもどっちなのか。

I:ま、今年最後なんだし愚痴はやめにしましょ。

A:そうだな。……で、姉さんは来年の抱負なんてあるのか?

I:やっぱり騎士になることだね。あと1レベルで転職できるけど、やっぱりスキルをもうちょっと上げたいから、レベル45まで頑張るつもり。……なんだけど、いろんな人の意見聞くと、迷っちゃうんだよね。騎士になってからでも上げられるし。

A:育て方なんて人それぞれだろ。姉さんが思うとおりにすればいい。

I:それはそうだけど……別に最強になりたいわけじゃないけど、足手まといにもなりたくないからね。出来れば人の役に立ちたいし。

A:いい心がけだな。

I:Anorは?

A:俺は……クルセイダーの実装はいつになるかわからないし目標と言う目標もないな。

I:うさみみつくらないの? せっかくねこみみ出たんだし。

A:あれは姉さんへの嫌がらせだから。

I:……Anorの年越しそばは血汁そばにする?

A:なんだよぅ。だいたい前に作ったやつは姉さんに強奪されたじゃないか。

I:でも消えちゃったよ。あ、じゃあお年玉にねこみみちょうだいよ。

A:姉さんが俺にバンダナかオールドスターロマンスくれるって言うならいいぞ。

I:む……じゃあねこみみ買うよ。でも出世払いね。

A:出世しないじゃん。