2002年6月上旬▼
6月1日

鯖落ちだけはかんべんな!

Isilmista:ぶー。
Anor:ぶー。……今日は鯖(ゲームサーバー3)が落ちているためにプレイ日記はお休みです。
I:こういうときのために日記のネタくらいストックしておきなさいよーね、もう。
A:そういう姉さんは?
I:あたしは、今この瞬間に生きるのよ!
A:わけわかんないぞ、それ。
I:それにしてもサイト開設してもう3週間だよ。よくここまで持ったよね。
A:飽きっぽいことでは他の追随を許さない二人だからな、管理者は。
I:こういうときって何か記念にやったほうがいいのかな?
A:……なにやんだ?
I:さぁ? それはAnorが考えてよ。
A:……。こういうときは絵でも描ければ有利なんだがな。しかし、まあ世のCGサイトを見てみると……ふむ、よしわかった。
I:なに?
A:姉さん脱げ。
I:は!?
A:あんまり上手くなくてもエロければ(パケットロス)らしいからな。まあ、姉さんの幼児体型でも蓼食う虫もなんとやらでそれなりに客は取れるだ……!? なんか周囲の温度が下がったような……そ、それにこの音楽はリメイクが各方面に波紋どころか津波を起こしているあのゲームの『鬼神楽』!? ね、姉さん待って、冗談なんだから、ちょっと、ねえ、聞いてグッ!!


6月2日 砂漠、再び

バッタの森から砂漠へと帰還
乾いた空気、足下は踏ん張りの効かない砂
少し離れていただけなのだが何処か懐かしい
ゴーレムや鉄バッタ等とも戦って見るがやはり力量不足
しばらくは巨大鳥類や狼を相手にしているとするか


6月2日 三食昼寝つきで
 プロンテラの街を歩いていると、『プロンテラDモンハウ駆除ツアー』とか看板を出してる人がいる。興味はあるけど、あたしのレベルじゃとても行けるような場所じゃない……ので、今日もバッタで経験値を稼いでいるわけで。
 虫のお腹って気持ち悪いから嫌なんだけど……砂漠は乾燥してるしから嫌だし、下水はじめじめしてるから嫌だし。もっと快適な狩場ないかな〜。
 バッタを狩っている途中に気になる建物を発見。
 なんだろう、こういうのってすごく気になっちゃうんだけど……。

6月2日

地球は危険だ火星へ帰れ

Anor:姉さん、鏡なんか見てどうした?
Isilmista:ん、髪形変えたいなあと思って。
A:ふうん。そういえば髪型の変更って今後できるようになるって言ってたな。
I:結構前から言われてるけどね。別段難しそうな機能でもないと思うんだけど、やっぱり他に直すことが多いのかな。
A:この前のパッチもヘボだったからな。
I:なかなか進まないね。ま、いろんなとこで言われてるようにいろんなとこで同時にやるんじゃなくて一箇所で集中的に進めるつもりなんだろうね。
A:韓国のクローズドベータか。
I:ん。個人的な意見を言わせてもらうと、こっちはしばらく現状維持でいいから、そのクローズドに注力して早く完成してもらいたいよ。小出しにされるのって好きじゃない。
A:そうだな。このままじゃ飽きる人もいるだろうけど、ちまちまやって進まないよりはいっきにいったほうがいいかもな。
I:テストなんだから一進一退は仕方がないと思うけど、いい加減に何かしらのおおきな進展が欲しいからね。
A:……ところで、上級職が実装されたらさ。
I:ん?
A:俺も姉さんも多分転職するだろ?
I:うん、そうだね。はっきり言って騎士はあんまり好みじゃないんだけど……。
A:まあ、騎士でもトレジャーハンターでもいいんだけどな。転職したら『双子剣士』じゃなくならないか?
I:あ! そういえばそうだね。 ……ま、そんときは『バーチャルネット双子騎士&レンジャー』とでもすれば。
A:語呂悪いな。


6月3日

グッズとして『ぬいぐるみ』作ってくれないかな

Isilmista:RODNさんとこで新しいモンスターの情報が出てたね。
Anor:ああ、見た。なんか、まあ個性的なのが多いな。
I:デザートウルフの子供とか、バフォメットジュニアとか相変わらず可愛らしいのが多いよね。
A:このゲームの特徴で、人気の理由だからな、このグラフィックは。
I:マルデュークとかドレイクはボスモンスターかな。ドレイクはアルベルタの沈没船?
A:まあ、この先マップも拡張されるって言うから、そこにいるモンスターも含まれてるんだろ。
I:だろうね。……ねえ、このゴブリン五兄弟が気になるんだけど。
A:どうやって出現するか気になるな。やっぱりこいつらもボスモンスターなんだろうか。
I:そうじゃなくてっ。
A:ん?
I:首都から聖杯奪ったりしないかな−とか思ったり。それでその聖杯の力でしゃべれるようになったりさ。
A:……続編出ないかな。


6月4日 そろそろ一ヶ月
今日は砂漠のモロクから首都プロンテラに向かう
途中でゴーレムや鉄バッタなどとも少々の戦闘はするも
帰還を優先したのでさほど相手には出来なかった
明日はプロンテラから久々に里帰りでもしてみるのも良いかと
故郷アルベルタに向け出立する予定だ

6月4日 これが噂の穴ですか

 ただいまのレベル、ベース27、ジョブ21。結構戦えそうなものだけど、あたしの場合はパラメータをあちこちに振ってるし、スキルもあれこれ取ってるから実際の戦力はあんまりないんだ。
 まぁ、自分で選んだ道だからいいんだけど……目指せバランス型を超えた万能型!
 そんなわけで、未だにバッタやキノコを相手にする日々。
 今日も元気に行ってみよ−っ!
 ずぼ
 
 〜〜〜〜〜〜〜〜っ!
 この橋腐ってるよ! うう、服がびちょびちょだ……。


6月4日

世界まるごとダメパッチ

Isilmista:ウッシッシ、皆さんこんばんわ、ウッシッシ
Anor:……姉さん、俺達って一応15歳っていう設定なんだから、考えてネタ使った方がいいんじゃないかな。
I:そんなこと言ったってもう遅いわよ。ところでひさしぶりのパッチだと思ったら、結局蝶の羽と環頭太刀が買えるようになっただけだったね。
A:しかもあちこちボロでまくったもんな。この調子だと本当に正式サービスはじまるのか不安になってくる。
I:確かにねぇ。サーバーも調子悪いみたいだし……。前にも似たようなこと言ったけど、このままずるずると中途半端な状態で運営するよりも一端全部止めて集中的に作業したほうがいいと思うのよね。
A:姉さんみたいな性格ならそう思うんだろうな。 確かに宣伝をかねてるとは言えベータテストなんだからそれくらいのことをはしていいと思うんだが。
I:うん、でしょでしょ。それにね……っと、なんでもない。
A:なんだよ、気になるな。言えよ。
I:えー、んーとねえ、そういう長期メンテが入れば、更新も休めるな−なんて。あはは。
A:おい。


6月5日 転送屋は使いません
アルベルタに向かいいざ出発・・・
世の中そう上手くは行かないものである
先日の日記でも書いたメントルではこの先不安なので
防具を新調するために身の回りのものを整理するのに時間を食ってしまい
出立は延期だ

6月5日 新モンスターのエドガーが穴に入ったらやっぱり『虎の(略

 昨日の橋なんだけど、『穴があったら入りたい』さんのとこを見ると、同じような場所は結構あるみたい。
 とゆーわけで、今日は下水3Fに埋まってみる。
   
 なんか楽しいような気がするので明日は他の場所へ行ってみようかな。


6月5日

ときめきレクイエム

Isilmista:モンスターのネーミングってどこからとってるんだろうね。
Anor:マミーやオークとかはまんまだけど、ファブルやルナティックとかはわかんないな。
I:ポリンもわかんないよ。ハングル語が関係してるのかな?
A:どうなんだろう。チョンチョンとかはそんな感じするけど。
I:うーん、ルナティックはウサギで、ウサギは月にいるからLunar→Lunaticなのかな?
A:ちょっと待て、韓国にもウサギは月にいるって寓話があるのか?
I:あ、そういえばそうだね。……そうするとますます由来が判らなくなるなぁ。
A:そのへんの解説とか機会があったら聞いてみたいな。ヒャック氏あたりか?
I:あ、じゃあついでに新しいモンスターの提案とかしてもいいかな。
A:どんなのだ?
I:えーとね、人間の生活に憧れて、人型になったポリンの女の子。名前はミポリンで。
A:ディスクシステムか……って、そのネタはいくらなんでも無理あり過ぎなうえにねじ曲げ過ぎ。


6月6日 転送屋は使いません
苦労の末フェイヨンに辿り着く
険しい道のりだった
相次ぐモンスターとの戦い
獣道をかき分け俺は前へと向かった
先人も「道は俺達の前にあるんじゃない、俺達の後に出来るんだ」と
だから俺は道無き道を進んだ
そして・・・迷った
まぁ、何はともあれ無事に付けたのは夜も遅くなってからだった

6月6日 気分は『かべのなかにいる』

 穴めぐりの旅第二回。……いやな旅の名前だなぁ、我ながら。
 今日は一番の奈落と名高いゲフェンの東フィールドにて埋まってきました。
 
 深すぎ! 周りがまっくらでなんにも見えません。
 
 端から見てるとどんなふうに見えるんだろ……すわ土の中から声が! 助けてゾンビ退治の偉い人!
 我ながらよくわかんないオチですいません。


6月6日

もっと喋ろう

Anor:姉さんて、例えば横殴りとかしちゃった時に謝るのって英語だよな。
Isilmista:うん。『sorry』って言ってるよ。何よ、唐突に。
A:いや、なんでかなと。
I:Chaosに居た頃、辻ヒールされてね。『ありがとう』って言ったらAlt+2って返ってきて、もしかしたらと思って『heal thx』ってやったら『np』って。
A:外国人だったんだな。
I:そう。聞いたらタイの人だったらしいけど。その頃ってルートとかトレインとか外国人のひとにあまりいい噂聞かなかったから、なんか感動しちゃって。『Gratitude』って持ってた青いハーブをプレゼントしたよ。
A:ま、外国人にもいい人はいるってことだな。
I:それでね、相手の人が明らかに日本人だってわかんないかぎりなるべく英語で話すようにしてるの。っていっても挨拶や謝ったりするくらいだけどね。
A:でも日本用のサーバーなんだから、そんなふうにしなくてもいいんじゃないかと思うが。
I:それはそうかもしれないけど、あんまり目くじらたてるのもどうかと思うのよ。ネットゲームってコミュニケーションありきでしょ。ただでさえオープン会話少ないのに。
A:一対一ウィンドウとかで喋ってるもんな、みんな。俺と姉さんも含めて。
I:うーん、いっそのこと一対一会話はなくしちゃっても……とか思ったりもするんだけどね。


6月7日 到着
目的地である故郷アルベルタへ到着


フェイヨンで合流した姉さんと一緒だ。
故郷へ帰るのも久し振りだが姉さんと一緒に旅をするのも久し振りだ
さて、潮の薫りも堪能したことだし明日は船でイズルードへ向かうとするか

6月7日 この国どうなってんですか

 Anorからアルベルタに帰らないか、という誘いがあったので一緒に行くことにした。
 Anorがサーバーに接続をキャンセルされたり、サーバーに接続を切断されたり、サーバーから落とされたりしつつもなんとか到着。あんた回線弱すぎ。
 やっと着いて、道端のベンチで記念撮影(Alt+3)
 
 しばらく会わないうちに変わっちゃったね、Anor……


6月7日

殺伐としてるべき

Isilmista:ついにクローズドベータがはじまったね〜。
Anor:二次職業はもとより、ギルドシステムやカードの効果、いままでに効果の無かったスキルの実装……かなりの量だな。
I:製錬システムっていうのは染料とかのことかな。なんかこっちでもアイテムの相場が上がりそうだね。
A:こっちにくるのはいつになるかわからないけどな……。死ぬと経験値下がるっていうのが大きいと個人的に思うのだが。
I:ん、そうだね。死に戻りっていうのができなくなるね。あと無謀なチャレンジも。でもね、これでもまだ甘いと思うんだよ。
A:そうか?
I:死んだら死体残って漁られてアイテム奪われるくらいじゃないと。

A:まんまUOとかだな。姉さん、やったことあったっけ?
I:ないよ。ROがはじめてのMMORPGだよ。
A:じゃあ、なんでそんなこと言うんだ? せっかく入手したアイテムを奪われるのは姉さんだって嫌だろ?
I:それはそうだけどね。でもほら、逆に死体漁っていいアイテムとか出るとうれしいと思わない? それに死ぬほうが悪いんだし、死者は生者の役に立つべきよ。
A:姉さん、カルマ低いなー。死者を敬おうよ……。


6月8日 チャイナドレスとか欲しいな

 アルベルタからAnorは船で帰るらしい。一緒にって誘われたけど、あたしは森を抜けていくことにした。
 別にお金がもったいないとかそう言うんじゃなくて、ただなんとなくだ。
 ちょっと懐かしいし、それに……ま、いろいろあって。
 フェイヨンに着いて一休み。今日はここで宿を取ろう……。


6月8日

猫飼育日記(ほぼ実話)

Anor:へぇ、これが姉さんがもらったって言う仔猫か。
Isilmista:そ。かわいいでしょー。四匹いた中で、いちばん男前だったんだよ〜。
A:それは姉さんの主観だろ。……しかし、いきなり膝の上乗ってきて寝るとは。
I:ひとなつっこいでしょ。最初からあたしにじゃれてきて、かわいいの。
A:猫として警戒心が無さすぎだと思うが。
I:お外出さないから大丈夫だよ。
A:この穴だらけの家で? 床は抜けてるし、壁に隙間はできてるし……よくまあ一人でこんなとこ住めるよな。
I:ちょっと。それは失礼じゃない?
A:事実じゃないか……。築何年だっけ?
I:戦後すぐだから50年は経ってるよ。でも、住めば都って言うでしょ。
A:それはそうだけど。あ、起きた。
I:にゃ〜、おはよ〜。あいたっ!
A:寝起きに手を出すなよ。こいつだって驚いてるぞ。
I:ふぎゃー!
猫:ふかーっ!
A:……どっちが猫だよ。


6月9日 帰還は船ではなく転移しました

今日はアルベルタから再び旅立つ日
だがあの時(1. 旅立ち参照)とは違い
今回は表から堂々とでれる
取り敢えず今回は船旅をしようと船に乗り込んだ
行き先は見なかったがイズルード行きの船以外ないから安心だ

そう思って船内を探索していると
……ここは何処だ?
沈没船?
船を乗り間違えたか
ま、ここに来たのも何かの思し召しだ
少し中でも覗いていくか

この後スケルトンに瞬殺され気が付いたらアルベルタに辿り着いていた


6月9日

次も勝てるといいね

Isilmista:いなもと〜いなもと〜。
Anor:ま、初勝利おめでとうだな。
I:そういえばアリーナって作られるじゃない。
A:ああ、イズルードにな。ギルド同士の戦闘とか、試合の場所とかに使われるんだっけ? ……そこでサッカーもできればいいとかだろ。
I:そう。いいアイデアだと思わない?
A:ラグナロクのシステムでどうやってやるんだよ。それにPSO ver.2で同じようなことやったけど、すぐ廃れたぞ。
I:うーん、ラグとかの問題もあるしね。難しいか……。
A:しかし、単純なぶつかりあい以外の競い方も欲しいのは確かだけどな。
I:そだねえ。なにかないかなぁ……。


6月10日

じゅんでーす! ちょうさくでーす!

Isilmista:どこもクローズドベータの話題で盛り上がってるね。
Anor:それくらいしか話題無いからな。
I:ま、そうなんだけどね。そうそう、そういえば、この前演劇をやっている人たちを見たよ。
A:へぇ。噂には聞いたことあったが……。
I:ちょっと用事が入っちゃって途中までしか鑑賞できなかったんだけどね。魔法をスポットライトにしたりして、けっこう工夫してたよ。
A:なるほどね。
I:でも、ラグのせいなのか台詞とかの間がちょっとね。あと魔法はエフェクト切ってたりすれば見えないし。
A:結構エフェクト切ってる人多いしな。ま、そのへんはしょうがないところもあるからな。
I:そだね。……でも、剣士にはそういうふうに使えるスキルが何にも無いのが残念だよ。
A:インデュアぐらいか。
I:ん。せめて武器を振るモーションだけでもできるといいのに。そうすれば、あたしとAnorで双子漫才とかできるよ。
A:……俺が一方的にどつかれるような予感がするのだが。