2002年11月中旬▼

11月11日

さっさとナイトにならないとクルセイダーが来る(撲殺

Anor:エピソード1.5ではまだ残りの二次職は実装されないのか……。
Isilmista:クルセイダーはまだまだ先だね。

A:うーむ。ドット絵は公開されたんだから早くなってみたい……というのが本音だが、それでトラブルが起こっても仕方がないしな。ここは我慢だな。

I:そうだね。……でもね、そんなAnorのために、あたし作ってきたんだよ。

A:作って来たって、何を?

I:クルセイダーの格好。雰囲気だけでも味わえたらって思って。

A:む……姉さんの心遣いには感謝しておこう。

I:なんだか引っかかる言い方ね。いいわよ、どうせ張りぼてだもん、着なくてもいいよ。その代わりAnorのご飯にガラスの粉混ぜてあげるから。

A:い、いやそれはやめて。着るよ、着てみるよ。

I:ほんとう? じゃあ、着せてあげる。……じゃーん

A:いやだあぁっ!


11月12日

だまされるほうもどうかと思いますけど

Anor:姉さんも昔は純粋だったよなあ。
Isilmista:昔も今も純粋よっ! ……なによ、その目は。なんなのよぅ。

A:いや、涙ぐまなくても。でも、昔は街の祭りに出てた露店で、ピンクのピッキを買おうとしてみたりしたけど、今はさすがにだまされないだろ?

I:う……でも、かわいそうじゃない。

A:あとファミマガの嘘テクを信じてたし。

I:そ、それはあの当時の子供ならたいていだまされてたでしょ?

A:他にも、ゼロピー100個集めるとポリンが出来るって言う冗談を信じてたし……。

I:ええっ!? それ、嘘だったの!?

A:………。ま、まあ 似非魔術師にだまされて透明人間になれたと信じてみたりはしないだろうけどな。


11月13日

ゲイツさんのお金をあたしにください

Isilmista:引継ぎの公知で、お金に関してどうなるかでいろいろ問題になってるみたいだけど。
Anor:あれはなあ。もっとはっきり書けるだろうに。

I:だよね。

A:一説には、曖昧な書き方をしてユーザーの反応を見て、それによって実際どうするか決めるらしい、という。

I:そ、それはさすがにないんじゃない?

A:でもまあ、ガンホーだし。

I:その一言で片付けるのもどうかと思うんだけど。でも、その受け取り方で、もうお金使い果たしちゃった、なんて言う人もいるみたいだね。

A:そうだよなあ。装備品は消えるわけだし、そうすると以降後はお金もない、武器防具もない、素手で戦うしかないと言うわけで、かなり苦労することになりそうな。

I:でも、裸一貫で出直すのも面白そう。

A:他人事じゃないんだぞ? 姉さんは出来るのか?

I:もちろん。歌でもあるじゃない。ほーちょーいーっぽーん、さらしにまーいーてー♪

A:いや、料理人じゃないし。


11月14日

おやつは300ゼニーまで
Anor:ん、なにを熱心に書いているかと思えば……。
Isilmista:今度の遠足の行程表だけど?

A:そんなことより小説書け、小説。

I:ちゃんと別に書いてるもん。ご心配めさるな。

A:心配というかな。ちなみにいまどこまで書いたんだ?

I:えっと、いまあたしが単身で盗賊団のアジトに乗り込んで大乱闘してるとこかな。

A:ふむ。で、そのころ俺はなにをしてるんだ?

I:最初に毒薬飲まされて死んじゃった。

A:すいません、俺は主人公じゃなかったんですか。って、だめ! 書き直し!

I:ぷー。これからディスラプターで盗賊どもを塵に返す予定だったのに。

A:時代考証も間違ってるじゃねえか、それ。

I:ま、それよりも今度の遠足なんだけど。

A:ああ、行程表な。しかし、なんでそんなものを作るんだ?

I:いままでのこと考えると、やっぱりあったほうがいいと思ってね。いい? まず、集合したら校長先生のお話を聞いて、それから出発。

A:誰だ、校長先生って。

I:それはその場で決めるの。……今回障害になりそうなのはアルギオペやアルゴスとかのモンスターもそうだけど、複雑な道かもしれないと思うんだ。

A:確かに最初のマップもそうだし、その次のマップも結構迷いそうだな。誰か先導を立てた方がいいかも……。

I:それは、あたしがするつもり。

A:姉さんが?

I:うん。何か問題ある?

A:……えーと。

I:Anorも協力してよね。ん、ミストレスがいる場所まで出れれば、あとはまっすぐだね。そしたら、アルデバランの手前のススキ野原でお食事の時間だよ。

A:食事? アルデバランについてからでいいだろうに。

I:ここではあたしの手料理をみんなにごちそうしようと思って。

A:へぇ。姉さんの料理は楽しみだな。なにを作るつもりなんだ?

I:えっとね、スープ。場所が場所だから簡単なものになっちゃうんだけど……。

A:十分だろ。で、なんのスープだ?

I:本で新しく覚えたレシピでね、チキンブロスっていうんだって。Anor、素材はよろしくね♪

A:えーと、姉さん。

I:なに?

A:いい加減人を選ぶネタはどうかと思うよ? っていうか、俺が料理されるのかよ!

11月15日

あたしはまゆげポリン好きですよ
Anor:なあ姉さん。残すところあと五日だよな。
Isilmista:ん、そういえばそうだね。言われるまで気付かなかった。

A:おいおい。まぁ、俺も実際のところあんまり気にしてないけどさ。

I:それにしても終わりの1週間くらい、なにかしてほしいよね。課金始める準備とかで忙しいんだろうけど。

A:なにかって? ボス祭りとかか?

I:それも面白いけど、逆に全部のモンスターがポリンになっちゃうとか。

A:イヤだな。

I:違うのは見た目だけでね、中身はもとのモンスターと一緒。だから油断するとポリンだと思ってたらオークヒーローだったりするの。

A:イヤすぎるな。

I:ピラミッドでもポリン、下水でもポリン、プロンテラ北でもポリン……素敵。

A:イヤだってば。

11月16日

江ノ島は寒かった
Anor:ぐわっ! なんだいきなり殴るなよ!
Isilmista:うるさーい!

A:なんなんだ、俺が何をしたんだ。顔真っ赤にして殴られるようなことした覚えは無いぞ。

I:ううん、なにも。

A:じゃあなんで殴るんだよ!

I:あのね、今日プロンテラ歩いてたらね。

A:うん。

I:赤ぽっど売ってる商人さんがいて、ちょうど切れてたからちょうどいいと思って買ったの。

A:ふむ、看板に39zって書いてあったけど実際は390zだったとかか?

I:うーっ!

A:うわっ! だから殴るなって! 痛い、痛い!

11月17日

ゆったりたっぷりのーんびり

Isilmista:遠足にご参加いただいた皆様方、ありがとうございました〜。
Anor:いや、これで思い残すことはないな。

I:ふぅん。

A:待て姉さん、そういう意味じゃないって、なんで革袋に砂を詰めますか。

I:ブラックジャックっていう武器、知らない? あんまり音を立てずに気絶させるっていう。

A:聞いてるのは武器の由来じゃなくて、理由だ。

I:んと……間を持たせるためだよ。

A:間? なんの。

I:えっと、実は今日やったイベントリポート、まだちょっとできてないの。

A:それで?

I:だから、Anorでも殴っておけば時間が稼げるかな、と。

A:んなわけあるか! なんだその横暴極まりない行動は……。

I:今に始まったことないでしょ。

A:うーん、ま、それもそうだガフッ!

I:えと、そういうわけで明日までお待ちください。

A:こ、今回のイベントでは死なずに済んだはずなのに……。


11月18日

この形式は何ヶ月ぶり?

 昨日はギみんなとアルデバランへ遠足へ行ってきた。
 行程は……
 プロンテラ城地下室集合・出発→ミョルニル山脈でハイキング→アルデバラン到着・自由時間・記念写真→ミョルニル山脈を下ってプロンテラ城地下室へ・解散
 と、言う流れ。
 今回の遠足では気を付けたことがいくつかあったんだけど、一つは道に迷わないこと。アルデバランまで行く道って、でこぼこしてて足場が悪いし崖になってるところも多いから慎重に道を選んでいかないと進めない道にあたって引き返すはめになっちゃうのよね。
 その点、あたしが前日に下調べしておいたおかげで迷うことなく着いたから、うん、成功よね。
 ……なんだかあたしが先導してなかったような気もするけど。

 途中の脅威はやっぱりモンスター。ミョルニル山脈のモンスターは何かの影響を受けてるのか、プロンテラの平原にいるモンスターに比べてすごく強い。あたしのほうもそれなりに強くなったと思うんだけど、それでもちょっとかなわない。
 でも、みんなの力を結集すれば!

  アルゴスだって

 マンティスだって

 アルギオペだーってー♪
 みんなみんな生きてないんだ瞬殺なーんだー♪
 ってくらいに楽勝。……それでもちょっと油断して、死者三名ほど出しちゃったんだけどね。……そのうち一人があたしだったり。うぅ、ごめんなさい。

 そんなこんなで無事にアルデバランに着いたあたしたち。
 ここに来るのは二回目だけど、白い石畳や水路があって綺麗な街並は相変わらず。あまり人がいないのがちょっと寂しいんだけど……。
 ここではとりあえず自由行動にして市内観光。

 水に沈んでみたり、

 テラスでお茶を飲んだり、
(←クリックすると大きな画像で見れます)
 みんなで傭兵になってみたりして。そうそう、なんだかこの中に詐欺な傭兵がいるみたいなんだけど……。誰の事かな?

(←クリックすると大きな画像で見れます)
 帰る前に時計塔の前で記念写真を撮って、プロンテラへ帰る。
 ……この時計塔、外から見ると結構小さいんだけど、なんでも中は大きなダンジョンになってるらしい。中はどうなってるんだろぅ……。

 こんな感じで、課金前最後の遠足は終わった。最後だと思うとちょっと寂しい気もするけど……またこんな感じでできるんだろうし。
 また集れるその日まで、しばしのお別れっていうのかな。
 参加してくれたすべての人に、ありがとう。


11月19日

さてウェブマネー買ってこよう

Anor:引き継ぎの決定案告知も出て、あとは終わりの時をゆっくり待つだけか。
Isilmista:ゆっくりって、モンスター街に来てるよ?

A:今更バフォメットやオークヒーローが来たってなぁ。
I:Anor、だいぶ余裕だね?
A:毎日隣にモンスターがいるようなものだからな。
I:そっか……Anorはこれで引退する気なんだね……。

A:OKOK、姉さん買ったばかりのブロードソードを光らせるのは待て。
I:それにしても、やっぱりアイテムリセットかぁ……。わかってはいたけど、ちょっと悲しいね。
A:俺からむしり取ったウサミミもあるしな。いや、だから剣はしまっておいてくれ。
I:移行後はレベルに応じたお金をもらえるんだね。あたしのレベルだと……うーん、ちょっときついかなあ。今と同じ装備揃えられそうにないや……。
A:確かに結構きついなあ。武器か防具かどっちかを犠牲にしないと。
I:あと回復アイテムも買わないといけないから、最初はまずお金稼ぎになるね。新要素楽しむ暇も無さそう。
A:俺は2ndキャラに商人がいるからな。こういう時こそ役に立つ。
I:そっか、ディスカウントのレベル、10になったんだっけ。……よろしくね、Anor。

A:うん、手数料は格安にしておくよ。
I:手数料? あんた姉さんから手数料取る気なの?
A:前にも似たような会話をしたような気がするな……。いいじゃないか、少し心付けくらいくれたって。こっちだって手間があるんだし。
I:でも、世界にたった二人の双子じゃない。
A:その片割れにあなたは何回死の世界を垣間見せてますか? それに、『親しき仲にも礼儀あり』という言葉があるだろ?
I:う、それもそうね……。わかった、ちゃんと手数料は払うよ。
A:よろしく。
I:でも、最初はお金ないだろうから物で払ってもいい? 商人だったら高くも売れるでしょ。
A:うん、いいけどな。でも姉さん、嫌がらせで『べとべとする液体』とか『カエルの卵』とかで払うのはナシな。
I:うぐ。
A:やっぱりやるつもりだったか……。


11月20日

実はあまり遊ぶひまがないんですけど

Isilmista:ん、もう登録始まってるんだね?
Anor:さすがに金が絡むと速いな。正式サービスが始まってもこうだといいんだけど。

I:そうだね。……ん、PSOも修正版と交換だって。

A:なに? むぅ、ラグナロクが出来ない間はそっちに行こうかと思ってたのに、それもできそうにないなあ。

I:だね。って、あんたも他にやることあるでしょ?

A:ああ。だけど、あれだ、そう、現実逃避って奴だ。

I:あのねえ。

A:そうそう、韓国のサクライサーバーでペットシステムがテストされてるんだよな。

I:あ、そうらしいね。どんなペットがいるんだろ?

A:ポリン以外にもいるらしいぞ。詳しくは知らないけど。

I:告知で出てたのって、ポリンとルナティクとロッカとソフィーとデビルチ、だっけ? それ以外にもいるの?

A:ムナックもな。俺が聞いた話だと、他にもスポアやペコペコとか……。

I:ペコペコ? あたし騎士になったらペコペコに乗りたいんだけど、それでも連れて歩けるのかな。

A:さぁ、出来るんじゃないのか?

I:そしたらペコペコの名前はカイにクイだね。

A:同じこと考えてる人はいっぱいいると思うぞ。

I:あ、やっぱり? 他にはどんなのがいるの?

A:うーん……お、姉さんにぴったりなのがいるぞ。

I:へえ。もしかしてオークウォリアーとかかな? もしそうだったら、ぶったげる。

A:笑顔満面で言わないで……。え、と、そうだな、姉さんにぴったりなのは……。

I:なにかな? なにかな?

A:だからナックルをはめないでくれってば。これだ、ピッキなんてどうかな?

I:確かにかわいいけど……。あたしにぴったりって言う理由は何よ?

A:もしものときに非常食になるだろ。ミソかなんか付けて頭からバリバリと。

I:……死刑。

A:えーっ!?