2002年10月上旬▼

10月1日

ありがとう30000アクセス

Isilmista:祝! 30000アクセス記念イラストコンテスト開催〜!
Anor:なんだ、それは。

I:あたしたちのイラストを描いて、送ってもらうの。

A:いつもながら他力本願だな、おい。

I:皆さんの力作待ってま〜す!

A:本気でやるのかよ! ……で、賞品とかあるのか?

I:ん。応募いただいた作品は、厳正な審査の後ぜんぶ破棄します♪

A:募集の意味がねーじゃん。
I:ま、某ラジオのマネはこのへんにして。30000アクセスありがとうございます。

A:ほんとにありがたいことだ。
I:ご覧いただいている皆様には感謝しつくしてもたりないくらいね。誠に御礼申し上げます。

A:で、まあ冒頭のは冗談として。

I:え、冗談じゃないよ? 本気だよ?

A:……冗談として、なにかイベントでもやりたいな。

I:そだね。でも、β2になってからプレゼントできるようなレアもないし……持ち越したスロット2のツルギとか、ブーマクローとかタヌキ人形くらいかな、めぼしいのは。

A:違うゲームが混じっているのは気のせいか? 俺も似たようなもんだ。結構敵倒してるんだが、カードの一枚も出やしない。
I:なんだか二人揃って運が悪いみたいだね。

A:俺は生まれる前から運が悪い。

I:……どういう意味?

A:いや。やっぱり、またみんなで集まってどこか行くのがいいんじゃないか。

I:お手軽だね。……でも、それしかできないよねぇ。PvPができれば漫才でもするんだけど。

A:俺はしないぞ。

I:抵抗は無意味よ? ……えっと、行くっていってもどこ行く? せっかくだから楽しめる場所がいいよね。

A:例えば、ゲフェンダンジョンとか? あそこは下に行くと謎の建物があって観光もできそうだが。

I:……下見に行ったときにウィスパーに襲われたから、やだ。

A:それは確かに嫌だな。俺たちじゃ太刀打ちできないから他の人に迷惑かけるし。じゃあ、バイラン島の海底ダンジョンは?  底のほうに行くと水の中だぞ。

I:そこはいいかも、と思ったんだけど……。同じサーバーに他のいろんなダンジョンがあるから、ちょっと心配。

A:うーん。じゃあ、アルベルタの沈没船は? ちょっと狭くて混んでそうだが、サーバー自体はそれほどでもないって話だぞ。
I:ええ? あそこが一番危険じゃない?

A:なんでだ。

I:だって北のほうの国の船なんでしょ? だったら船内に自爆用の爆弾があるって。

A:ねえよ! つーか、今更そのネタ?


10月2日

りべーんじ!

Anor:フェンリルサーバーが正式にオープンして、これで少しは軽くなるか?
Isilmista:以外と早いオープンだったね。……でもあんまり変わらないよ。

A:やっぱりか。

I:まだまだ人は多いからね。あとサラとリディアができれば変わるんだろうけど。

A:だな。……で、こんな状況でもやるのか。

I:ん、やるよ! 今日行ってみたら結構戦えたし。

A:最初に行ったときから10近くレベルが上がってるからな。

I:さすがに楽勝とは言えないし、一体しか相手できないけど……。

A:そりゃ、こっちは一夫一妻が基本だからな。あっちの風習はどうだか知らないが。

I:残念だけど、Anorは参加を見合わせる?

A:待て姉さんカイザーナックルはモンクの武器だしていうかまだ実装されてないしそれ以前に姉さんは剣士だしグギュッ!

I:と、いうわけで! またまた急なお知らせになってしまって申し訳ありませんが、『ふらり途中死者の旅スペシャル』をやります!

A:………。

I:逝き先、もとい行き先は20k記念でも行ったオーク村、場合によってはダンジョンにも突入します。で、問題の時間なんですが、土曜日の夜……は危険なので、日曜日の朝10時を予定してます。集合場所はオークの村マップ北側の入り口です。皆さんのご参加を心よりお待ちしております!

A:………ね、姉さん。

I:とりあえず備えてレベルを上げておこっと。貯まってるステータスポイントも……VITとSTR、どっちあげようかな……。

A:ね、ねえさ……。

I:なによ。もし、婿探しとか言おうものなら、想像しうるもっとも激しい苦痛と屈辱をあたえてあげるよ?

A:……なんでもないです。


10月3日

週末のお休みで

Isilmista:BbA来た! キーボード買った! ウェブマネーもある! 準備は完了よっ!
Anor:……姉さん、俺が言うのもなんだが、ラグナロクのサイトなんだから。

I:んー。でもね週末まで我慢するの。接続だけはチェックしとくけど。

A:それはまた何故だ?

I:やっぱりプレイ時間が違うんだよね。ラグナロクは、例えば10分だけでも敵一体は倒せるし、街で露店のチェックしたりできるけど、PSOはひとつのステージを通してやるからね。

A:そういう点ではラグナロクのほうが気楽か。

I:他の同じようなゲームはわからないけど。

A:同じような感じじゃないか? ……と、そういえばシャイニングロアやリネージュ2と、ラグナロクのライバルと言うべきゲームもベータテストが始まったりしてるな。

I:ラグナロクをやめて、そっちへ行く人もいるよね、やっぱり。

A:だろうな……。ゲームの内容もあるが、サーバーの不調や開発の遅れなんかで人は離れてるし。

I:あたしも、正直言ってラグナロクはダメだと思うよ。他にもっと面白くて可愛いゲームがあったら乗り換えたいし。

A:おいおい、それは問題発言だぞ。仮にもこういうサイトをやってるんだし。気持ちはわからんでもないが。

I:ん。でもね、グラフィック以外にもちょっとずれた世界観とか気に入ってるんだ。

A:日本語もずれてるな。

I:あはは。それからやっぱり、出会った人達がいるからかな。こういう場所をやってるからこそあった出会いなのかもしれないけど……。 だからこそ、アクセスカウンタが30000もいったのって、ほんとに感謝しないと。

A:そうだな、そのおりだ。……案外、俺達もどっかでウォッチされてるかもしれん。そのうち、『狸森で毒キノコに囲まれて死んでるIsilmistaさんを見ました』とか投書が来るかも。

I:なんかの番組みたいだね。

A:そういうのもある意味ではゲームの楽しみ方かもな。……ところで、さっきの10分でできることだが。

I:うん、なに?

A:ラグナロクの場合、ログインするだけで10分かかったりとかしないか?

I:あははは。って、シャレになってないって!


10月4日

読者投稿募集中

Anor:今日は読者の方からのお便りでも紹介しようか。
Isilmista:うん、たまにはそういう趣向もいいね。

A:えー、フェイヨン在住のKさんから。『10月2日の日記で婿探しというのがありましたが、嫁探しと言うのはどうでしょう?』

I:えー、Anorのおよめさん? こんな不精者の世話してくれる人なんてオークにもいないよ。

A:……いや、俺のじゃなくて、姉さんのなんだが。

I:ふぅん。あたしのお嫁さんかぁ……。なんですって!?

A:ね、ねえさんぐるじい、は、はなして。

I:なんであたしがお嫁さんを探さないといけないのよっ!

A:い、いや、読者からのお便りだし。

I:つまり、オークが面紗布つけてくるってわけ? こんなふうに!?


A:ちゃっかり画像作ってるんじゃねえよ!


10月5日

聖母マリアよ、二人を何故別々に?
Isilmista:ねえ、たしかAnorって、セカンドキャラに商人がいたよね。
Anor:ああ。露天開けるようにしただけで、全然育ててないが。

I:やっぱり、育てるのって大変だっていうけど?

A:そうだな。戦闘に関するスキルがメマーナイトひとつしかないし、しかも金が減るからあまり乱用できない。レベル上げの手段が戦闘しかないんじゃ、他の職業みたいにはいかないな。

I:なるほど。よく言われてる、強いノービスっていうのは本当なんだね。

A:金があれば、カートに回復アイテムを山ほど積んで上級のダンジョンに潜るなんてこともできるけどな。

I:そっか、大変なんだ。うぅん、どうしようかな。

A:なんだ、姉さんも商人キャラ作るのか?

I:ん、やっぱりなんだか露店とかやってるの見ると楽しそうだもん。この前見た商人さんは、ポータルしてくれるアコライトさんの隣でブルージェムストーン売ってたりさ。

A:提携してるのか。

I:みたいだね。そういう、ネットゲームならではの遊びかたができるでしょ? だからやってみようかなって。

A:たしかに代売や代購で人との交流は多いな。

I:うん。それに、二次職のブラックスミスやアルケミストになるといろいろアイテムが作れるんでしょ? それも楽しそうだし。

A:そこまで育てるのも大変そうだが。……ブラックスミスは武器、アルケミストはポーションとか作れるのかな?

I:どうせなら、もっと色んなもの作れるようになればいいのにね。

A:ふむ、例えば?

I:お料理できたりとかさ。リンゴやカボチャでパイ作ったり、ニンジンでケーキつくったり。おイモをスウィートポテトにするのもいいかも。

A:お菓子ばっかりだな。でも、確かに他の製作スキルは欲しいな。ジョブとかに関係なく……なんだか他のゲームみたいだが。

I:あ、でもあたしはひとつ製作スキル持ってるよ?

A:は? なんだそれは?

I:Anor製作スキル。

A:……えーと、いま何人目だっけな。

10月6日

ぢつはおーくへるむねらってたり
Isilmista:本日はみなさんお疲れ様でした。Anorも。
Anor:姉さんもお疲れさま。

I:それにしても、あんなに人が多いとは思わなかったわ。

A:ま、日曜の昼間だったからな。夜よりはマシみたいだが。

I:オークダンジョンがあれほど混んでるなんて思わなかったよ。

A:順調に死人も出たしな。

I:……あたしは死んでないわよ。

A:仕方ないだろ。気が付いたら死んでるんだから!

I:開き直らないの。……そうそう、このニュース見て〜。

A:タカラがねえ。ふぅん、こういう賞を受賞するってことは単なるおもちゃじゃないってことなのか。

I:ネコ用とか出ないかなあ。うちの子につけるの。

A:姉さんのネコか……きっと性格悪いぞ。

I:なんでよ?

A:それは、まあ。例えば、これをモンスターに付けたらどうなるのかな?

I:モンスターに?

A:うん。例えば今日オーク村に行って思ったんだが、家を建てて、井戸を掘ったりしてオークなりの生活様式っていうのがあるんだよな。

I:武器も使うし、独自の文化を持ってるってことかな?

A:そうだな。残念ながらオークと出会うと必ず襲ってきて戦闘になってしまうが、彼らと会話することができれば結構友好的な関係が結べたりするかもしれない。

I:なるほどね。オークもそうだけど、ゴブリンやコボルドなんかも割と独自の文化をもってそうだし、お話できるようになると結構面白いかも。

A:姉さんには必須のアイテムだしな。

I:え? なんで?

A:だって嫁に行くんだろ?

I:………。実はね、今日はゲストがいるんだよ。

A:珍しいな。誰だ?

I:あのね、Anorに是非とも会ってもらいたいの。あそこの衝立の後ろにいる人なんだけど……。

A:ふむ、なんだか金色の頭飾りを付けた人が見えるな。ついでに、今までの人生を思い出してきた……(フェードアウト

10月7日

転職したらサイト名が〜

Anor:そういえば残りの二次職のグラフィックが公開されたんだな。
Isilmista:今更気付いたの? あんたね、他のゲームにかまけすぎで、こっちがおろそかになってるんじゃないの?

A:いや、そうじゃなくて話題に出すタイミングがなかっただけだ。

I:どうだか。……えっと、この記事の中にあるやつだね。

A:うむ、しかし実装されるのはかなり先になるらしいな。

I:だってね。でも、グラビティが『完全な状態にしてから実装する』って言ってるから。

A:確かに、今ある二次職でブラックスミスとかは実装されてないスキルがあるし、バグ取りや調整が不十分なところもあるからな。やるんだったら完璧を期してもらいたいところだが……。

I:さっさと実装もしてほしいってわけね。

A:話通りに、クリスマスに間に合わないってことだと、来年までずれ込むのか?

I:うーん。我慢できるか……だね。

A:姉さんは騎士になるんだろ?

I:そうだよ。……あの時に、あの人ともそう約束したしね。

A:すまないな。

I:別に謝ることじゃないでしょ。できれば一緒に転職したかったけどさ。

A:俺としてはペコペコにも乗ってみたいんだが……。クルセイダーは何か乗れないのかな?

I:一緒にペコペコ乗れると面白そうだけどね。ギルドの騎士のみんなで騎馬隊ごっことかやりたい。

A:しかし普通の馬はいないのかな。プロンテラの噴水の像は馬に乗ってたような?

I:実はナイトメアだとか。

A:確かに馬だが乗れるのか? というか、捕まえて手なずけるのが大変なような……。

I:あ、でも騎士がペコペコなのにクルセイダーがちゃんと馬っていうのはなんだか不公平だね。

A:じゃあなんに乗ればいいんだ? 他に乗れそうなモンスターはなかなかいないと思うが……。

I:アルギオペとかいいんじゃない? 結構安定して乗れそうだけど。

A:それ、絵的にかなりイヤだぞ。


10月8日

思わず小躍りしちゃいました

Isilmista:うふふ。うっふっふ。ふっ、ふっ、ふわっはっはっはっは!
Anor:なんだかどっかの高校の生徒会長みたいな笑い方だなぁ。どうした、ずいぶんご機嫌いいみたいだな?

I:あのね、あのね♪ 足を取ったらカキの種♪

A:そりゃあのねのねだ。だからどうしたんだ?

I:ふふふふん、これを見てっ!
でん
ででん
ででででん!

A:おお! 出たのかっ!?

I:うん! 苦節十年、耐え難きを耐え、忍びがたきを忍び……長かった、本当に長かった。

A:いやそんなに苦労してないだろ?

I:十五〜十六〜十七と〜あたしの人生〜暗かった〜♪

A:この状況で歌う曲かよ。

I:うーん、もう嬉しくて嬉しくて。思わず歌っちゃうんだよね。

A:気持ちはわかるけどな。……拾った時にギルドチャットで叫んだりして迷惑かけたりしてないだろうな。

I:ん、ちょうど拾った時にギルドのみんながいなかったんだよ。周りに人もいなかったし、そのへんはちょっと寂しかったかも。

A:いや、いなくてよかったと思うがな。

I:だからここで歌っちゃおっと。きのーとーちゃんとねたときにー♪

A:それはやめろ! 口にカボチャ突っ込んででもやめさせるぞ。

I:冗談だよぅ。なにもそこまで言わなくてもいいじゃない。

A:さておき、目標のウサミミを作るにはあと四葉のクローバーだな。やわらかい毛はもう100個集まったんだろ?

I:うん。真珠はモロクで買えるんでしょ?

A:頑張れよ。マンドラゴラはそう強くないが、四葉はネコミミ以上にレアだって話だぞ。

I:う……。えっと、ネコミミ出たからもう思い残すことはないよ……。

A:こらこら。


10月9日

ラグナロクにもロビーアクションがあればいいのに
Isilmista:今日も元気だお酒がうまい。
Anor:この飲んだくれめ。

I:いいじゃない、あたしAnorみたいに酔っても変なことしないんだから。

A:姉さんの場合、ところかまわず歌いだす癖があるんだが。

I:それはいつもの延長線上。

A:なるほど。ってこら!

I:まぁまぁ、それよりも今度から定期メンテナンスだって。

A:毎週火曜日か。ま、やらないよりはやってくれたほうがいいだろうな。特に最近は雑誌に紹介されたりしてさらにユーザーが増えるだろうし。

I:サーバーは増えてないのにねえ。

A:そのへんがいまいちなあ。サーバーのキャパシティが5000人だろ。いま各サーバーのだいたいの人数を合わせると、今月にできる予定だっていうサラとリディアをいれたってオーバーしてると思うんだが。

I:宣伝するのは商業化するのに向けて必要だと思うんだけど、いまの状況で新規に人が入ってきたって……失望するだけだと思うんだけど。

A:だな。重くてまともに動けない、やることはチャットと戦闘のみ、レアアイテムは高レベルにならないと狙えず、なによりもまず繋がらない……。

I:サーバー増やすのもあれだけど、アイギスだっけ? システムそのものを増強するのってできないのかな。マップごtのサーバーを増やすだけでも結構違ってくると思うんだけど。

A:その辺、グラビティのやってることは的外れな気がするな。ゲームとしての完成というのはそれを運用するシステムも含まれると思うんだが。

I:うーん。なんだか今日はグチばっかだね。

A:そうだな。俺はともかく、なんかいやなことでもあったのか?

I:あ……んと、実はアイテムロストしたんだよ。

A:なに!? じゃあネコミミとかは……あー、ま、まあ気を落とすなよ。またきっと出るさ。

I:あたしのヴァリスタ〜! ソウルイーター! 育てかけのマグー!

A:違うゲームかよ!

10月10日

ゆうとぴあ

Anor:どうだ、四葉は?
Isilmista:ん、まだだよ。というか、実は今オーク村にいるの。

A:まだいるのか?

I:この前行って、もう結構戦えることがわかったからね。効率も結構いいんだよ。囲まれると辛いけど、一対一なら赤ポも使わないし、使っても二、三個ですむし。

A:それは結構いいな。しかし、オーク村だと……オークヒーローが出てくるだろ。

I:うん。この前も座ってボーっとしてたらいきなり目の前に出てきて、慌てて逃げたよ。

A:逃げ切れたのか?

I:ダンジョンの入り口とか、入れる家とかあるじゃない。あそこに逃げ込んじゃえば安全♪

A:チキンめ。

I:む。じゃあAnor戦って見せなさいよ。

A:一発のダメージで死ぬのに?

I:要は戦い方だよ。そうだ、あそこにある木を利用すれば勝てるよ。

A:木? どうやって? ヴァリスタでも作るのか?

I:似たような感じ。二本の木の間にゴム張ってそれを引っ張って離すの。ゴムが戻る反動でAnorが剣を構えて飛んでって、オークヒーローにどかーん!

A:待て待て! それじゃ俺も無事じゃすまないだろうが。

I:白ポッド準備しておくよ。

A:絶対イヤだ!

I:いいアイデアだと思ったのになあ。……あ、じゃあ、こういうのはどうかな?

A:なんだよ、まだあるのかよ。

I:オークヒーローに、ゴムの端をくわえてもらって、Anorがもう一方の端をぐいーんと引っ張って。

A:姉さん、もういいから……。