2002年9月上旬▼

9月1日

自力で取りますよ? そのつもりですよ? ……なんだけど。
Isilmista:そういえばこの前、フェイヨンでコントしてる人がいたよ。
Anor:で、あたしたちもやらない、と。
I:あたしたちもやらない? ……わかってるじゃないの。
A:ぜったいイヤだ。姉さんに突っ込みうけてたらデスペナでレベルが上がらなくなる。
I:大丈夫よ、自動で回復アイテム使ってくれるツール使うから。
A:そういう問題かよ! ……やるなら一人でやってくれ、マジで。
I:ぷぷー。いいもん、じゃあ一人で歌でもうたうよ。……おひねりでネコミミくれないかな?
A:こらこら。姉さんの歌だったらゼロピーでももらえれば御の字だ。

I:言ってみただけだよ。でも、世の中には奇特な人がいるかもしれないね。
A:だーかーらー(Alt+7)
I:ちゃんと自分でとるよ。へっ、人のほどこしは受けねえぜ。
A:なら、いいけどな。……歌って、どんなものをうたうんだ?
I:あ、聞く?
A:しまった耳栓がない。
I:失礼だなあ。 うたうよ? いい?
A:ああ、いいぞ。覚悟完了だ。
I:じゃあ、ミュージックスタート!
A:な……なんだこのおんがくは!
I:おねだりしちゃう♪ おねだりしちゃう♪ おねだりしちゃう♪ ねこみみって〜♪
A:問題はその歌をいったい何人が知ってるかってことだが。

9月2日

バター焼きにすると美味しいという噂
Anor:よう、姐御元気か?
Isilmiata:姐御言わない! ったくアンタはいっつもろくなコト言わないわね。

A:何がだ?
I:ギルド結成イベントの時に『これから姉さんのことは『姐御』もしくは『姐さん』で』とか言ったでしょ。
A:あぁ、そんなこともあったな。
I:『そんなこともあったな』じゃないわよ。
A:なんか問題でも?
I:いや、問題って事はないけど。
A:ならいいじゃないか。あ、そうそうさっきギルドメンバー表見てて気が付いたんだが。
I:なに?
A:このギルドってアコライトさんが2人いるだけでほとんどが剣士、騎士、シーフ、アサシンの武闘派ギルドだったんだな。
I:……気が付かなかったの?
A:いや、気が付かなかったわけではないが。
I:ふ〜ん。
A:そ、それはそうと。
I:あからさまに話を逸らしたわね。
A:そう言うわけではないが。ネコミミの方はどうだ?
I:サッパリダメね。
A:ウサミミ作るんだろ? やわ毛ならやるぞ。
I:あ、もらっとく〜。
A:ずっとこもってるんだろ?
I:回復アイテムが切れたときとかに戻る程度にね。
A:飯とか喰ってるのか?
I:ま、狸とか狩ってるわけだし。

A:食料の方は問題ないか。
I:ね〜、そういえばAnor。
A:ん?
I:何時Anorの腕って4本になったの?
A:……ハァ?
I:あれ、二人? 分身なんてスキルあったっけ〜?
A:……姉さん?
I:なぁに〜Anorぅ〜
A:あれほど動いているキノコは食うなと言っただろう!
I:だってぇ、フグとかだって毒があるから美味しいんだしぃ。
A:だからって喰うな!

9月3日

2よりも1のほうが好き

Anor:うーん、これもなかなかキツいな……。
Isilmista:なに唸ってんの?
A:いや、β2になっていろいろ新しい頭装備が増えただろ。
I:あ、うん。『演劇用小道具』はAnorのためにあるような装備だと思うよ。
A:それはいいから。……まあ、それもふくめて、たいていモンスターのドロップアイテムやちょっとしたクエストこなさないと入手できなかったりするわけだが。
I:そうだね。でもそれがどうしたの?
A:大変なんだよ、入手するのが。ドロップするのが強いモンスターだったり、クエストで集めるのがちょっとしたレアだったり。
I:それはそうかもしれないけど、でも達成感とかそういうの考えるとちょうどいいんじゃない?
A:その通りかもしれないけど、このゲームで外見的な個性を出せるのは頭装備しかないんだから、もうちょっと入手しやすくしてほしいなと思ったりするんだよ。
I:なるほどね。確かに簡単に手に入る頭装備って少ないし、そのぶんつけてる人が多いもんね。
A:ま、もう少し時間が立てばレアが増えてきて露店とかの相場も下がると思うから、手に入りやすくはなるんだろうとは思うが。
I:β1後期とかそんなかんじだったかもね。『猫耳のヘアバンド』が20000ゼニーとか見たことある。
A:なんで買っておかなかったんだよ。
I:その時は欲しくなかったのよ。……でも言う通り、買っておけば良かった。
A:まったくだ。
I:うー。ところで悩んでたってことは欲しい頭装備があるんでしょ?
A:ん、ああ。たとえば『バンダナ』とかかな。……ゴブリン強いが。
I:『ヘッドフォン』は? 役にたつよ、きっと。
A:どんな?
I:ギャングの歌声でしびれなくなるとか。
A:……じゃあ『工事用ヘルメット』かぶると膝の高さから落ちただけで死ぬな。


9月4日

シュウォッチもだめですか?

Isilmista:Anor〜、これ見てよ。
Anor:……また思いきったことするなあ。
I:持ってるだけって言うのが凄いよね。あたしのゲームボーイ、テレビのリモコンにもなるのに。
A:そういうことしてるのは姉さんだけ。しかし、『合法なゲームと違法なゲームが区別できない』ってどういう状況だ?
I:あたしたちのイメージだと、違法なゲームっていうのは歌舞伎町とかにあるあーゆーお店だよね。ギリシャだとどうなんだろう。
A:観光地としてのイメージしかないからな……政治形態とかすら知らない。
I:法律が施行されたのが7月末で、結構な問題になってるのにニュースは伝わってこなかったからね……。
A:お隣やアメリカ、あと先進国に挙げられるような国ならニュースも聞こえてくるけどな。
I:単純所持もダメっていうのは、それだけ深刻な問題になってたのかな。犯罪組織の資金源とか。
A:このニュースだけじゃよくわかんないな。……しかし、ゲームが有害だからとかの理由じゃなくてよかったな。
I:それだったらもっと大きなニュースになるでしょ。日本だとあちこち騒ぐひとがいるから。
A:この人とかか? ……まぁ、本当なら怖い話だけど。今さらどうしようもない話ではあるよな。
I:そうだね、ここまで生活に入り込んじゃってるとね。
A:特に姉さんみたいに一日一回、スターラスターのコマンドモードをクリアするのが日課になってるような人間はな。
I:うん、アドベンチャーはちょっと時間かかるし、コマンドなら早ければ10分でクリアできるから。……って、そんなことしてないわよっ!


9月5日

ある意味では時事ネタ……不謹慎かも(すいません
Anor:あの花は異常だ。
Isilmista:なによ、唐突に。
A:今度行こうって話してるゲフェンの北にある花だよ。普通はあんなに大きくないだろ?
I:単に珍しい種類なんじゃないの?
A:いや、どう考えてもあそこまで大きくなるのは異常だ。これはなにかあるな……。よし、RMR出動だ!
I:……なに、そのRMRって。
A:Ragnrok Mystery Reporutageの略。この世界の謎を調べるための組織だ。
I:なんだか、なんでも予言に結び付けそうな組織だね。
A:俺もそう思う。冗談はさておき、あのミョルニル山脈だっけ? あそこの植物はやっぱり異常だと思う。
I:んー、まあ確かに葉っぱとかも大きいもんね。でも例えば花が大きかったらそこからとれる蜜とかも多いだろうし、葉っぱが大きければ雨降った時に傘がわりになって、いいことなんじゃないの?
A:まぁ、そういう考え方もあるかな……。
I:このガイドブックに書いてあるけど、山の向こうのシュバルツバルドっていう国ではそういうふうにして役に立ててるんだって。
A:あれが普通なのか?
I:そうみたいだよ? それにあっちではお魚も一つの頭に体が二つとかあるんだって。あと鉄よりも固い金属とかで武器とか道具とか作ってるんだって。
A:……いやな予感。
I:あ、でもこの本によると、最近髪の毛が抜けちゃう病気が流行ってるんだって。しかも治療法見つかってないみたいだし。
A:えーと、炭坑ってなに掘り出してたのか書いてない? っていうか今度の観光、欠席していいですか。

9月6日

耳を狩れ!
Anor:サクライで対戦実装か……。
Isilmista:なんでこの世の終わりみたいな顏してるのよ。
A:だって、姉さん。……いや、なんでも。
I:あ、もしかしてどつき漫才のこと? あんたね、あたしが本気だと思ってたの?
A:そうじゃなかったのか!?
I:あのね。漫才って結構難しいんだよ? あたしたちでできるものでもないよ。ただどつけば笑いがとれるってもんじゃないんだから。
A:……うん、そうだな。俺たちごときで笑いはとれない。
I:もしかしてやりたかった?
A:そんなことはないぞ。
I:それよりも、相談のってよ。
A:相談? 珍しいな。どんな内容だ?
I:将来のことだよ。騎士になって、スキルをどうとろうかって悩んでるのよ。
A:ふむ。具体的には?
I:やっぱり槍を使いたいんだけどね、ボーリングバッシュもとりたくて。
A:前提にツーハンドクイッケンがあるからなあ……他の槍関係のスキル取ること考えると、確かに辛いな。
I:でしょ? せめてレベルがもっと低ければいいんだけど。
A:ん、でも前にブランディッシュスピアとるからボーリングバッシュいらないって言ってなかったか?
I:そうなんだけど、Anorが言ってたようにサクライに対戦が実装されるでしょ。他のゲームのPKと違って限定的なものだから多分日本でも実装されると思うのよ。
A:……それとボーリングバッシュに関係があるのか?
I:パーティ対戦とかもあるっていうでしょ。
A:ああ、そうだな。……で?
I:だからね、相手側にボーリングバッシュでAnor吹き飛ばして攻撃するのよ。
A:あ、なるほど。それは強そうだ……って俺は鉄砲玉かよ!

9月7日

ご参加の皆様に感謝、そしてごめんなさい

Anor:はあー。
Isilmista:はあー。
A:……ガンホーにはしっかりしてほしいよな。
I:ほんとにね。
A:今日なんてギルドの人達がみんな集まってくれたのになあ……。他の方も来てくれて、最高に楽しくなりそうだったのにな。
I:今日ほどガンホーが恨めしいと思ったことはないよ。
A:ああ、本当だ……ぐえっ!
I:あ、のー、るぅ!
A:ななんだ、首締めるなって。
I:なんであんたがウサミミ持ってるのよ!
A:なんでって、作ったんだよ、もちろん。ネコミミは持ってたし、β2になってやわ毛は暴落したしな。
I:四葉は?

A:マンドラゴラ狩ってたんだけどな。出ないんで、仕方なく財産を処分して露店で買った。で、真珠をモロクで調達して作ったわけだ。
I:むー。なんで言わなかったのよぅ。
A:そりゃ、もちろん。
I:もちろん?
A:見せびらかしたかったからに決まってるじゃないか。はっはっは。

I:ううん、悔しいけど……ま、あたしも頑張ればいいんだもんね。そうだ、手を出して。
A:うん、なんだ?
I:えいっ。
A:ギニャー! ゆ、ゆびのほねがー! 関節が曲がっちゃ行けない方向にーっ!!
I:ふん。みんなが集まったとこでお披露目なんかするからよ。目立ちたがりは若死にするよ?
A:若死にするのは知りたがりだろ!
I:なんか冷静ね。


9月8日

『ふらり途中死者の旅 ゲフェン・炭坑編』

Isilmista:残念ながら、昨日はサーバーの不調で出来なかったんですが……。
Anor:このままあきらめるのもイヤだってことで、今日の朝に変更して開催しました。
I:……直前にサーバーメンテの告知があったりして、ちょっとどきどきしたけどね。
A:今まで例外なく延期してたからな。しかし今日は……。
I:なんと予定時間の8時前にオープン! やればできるじゃない、ガンホー。
A:まあ、これがあたりまえなんだけどな。
I:そういうわけで。
A:まずは観光をしたわけだが。



I:噂通りの大きな花や蜂の巣……。やっぱりこのミョルニル山はなにかあるよね。

A:近隣住民の話では山の向こう側で青白い光が見えたという話。
I:クリーミーも環境の変化で突然変異したっていうし……洒落になってないような気がするんだけど。



I:そのあと、展望台でまったりしたり……。
A:飛び降りろっていうのは無茶だと思うぞ。
I:うさみみで飛びなさいよ。あたしにだまって、苦労してつくったんだからそれくらいできるはずよ。
A:………。で、炭坑に入ってからだな。

←ポンプかな?

I:謎の機械を見たり……。


←双子は三発ほどで死にます

A:二階でフェンス越しにミストを見たりしながら。
I:いざ、三階へって話になったんだよね。
A:三階は一人ではとてもいけそうにないような場所だったんだが、これだけの人数なら大丈夫だろう、ということで。
I:二階で戦ったドレーンリアやミストも楽勝とは言えなかったけど、みんなで叩けばすぐに倒せたもんね。……若干一名、先行して死んでたけど。

A:はっはっは。
I:あのときリザレクションかけてくれたプリーストさんにお礼言いなさいよ。
A:あと、交渉してくださった「あいちゃん」。どうもありがとうございました。
I:……その呼び名でいいのかな。
A:そして、三階へ降りて。

←卑怯とは言うまいね

I:ミストもスケルワーカーも、たしかに強かったけど、回復が間に合わないほどでもなく。
A:みんなでたこなぐりにすれば、な。
I:だけど……。

←画面外からもミストが……

A:周りにぽこぽこと湧いてきてな。
I:それでも騎士の方々のオートカウンターやツーハンドクイッケン、あとアサシンさんのソニックブローなどで倒しきれるかな……と思ったそのとき!

A:信じられない出来事が!(某番組風



I:えーと、集団の中心にエビルドルイドがやってきてみんな倒されました。あはは。

A:ラグも来たしな。というか、ザコなのにHPが14000もあるし、範囲攻撃だし……。
I:結局、騎士の方一人を残して全滅……。ざんねんむねん〜。
A:ま、面白かったけどな。
I:確かに面白かったね。またやりたいなあ。
A:やるのはいいけど、死なないようにな。デスペナきついし。
I:今回はAnorばっかり死んでたでしょ!
A:ラグさえなければ……。
I:それもそうなんだけどね。……ともかく、みなさん遊んで頂いてありがとうございました。
A:また、こんな感じでやりたいのでよろしくおねがいします。
I:お疲れ様でした〜。


A:また直前にサーバー落ちたりとかな。

I:そういう不吉なこと言うのやめてよ……。


9月9日

ほんとはなんなんでしょ?
I:そうか、わかったよ! 
A:なんだ突然。なにがわかったんだ?
I:この前炭坑に行った時にミストが何持ってるのかって話、したでしょ?
A:ああ、そうだな。



A:見た目は板とか、額縁とか……もしかしたら盾かも。
I:ちっちっち。違うのよ、これは。そのなかのどれでもないわ。
A:じゃあ何だって言うんだ?
I:……まず、ミストっていうのは、あたしが思うに冒険者のことが好きなのよ。

A:は?
I:つまり、ファンなの。だから寄ってくるんだと思うわ。
A:……で?
I:だから、持ってるのはサイン帳もしくは色紙なのよ。
A:いったいどこからそんな妄想が。
I:妄想じゃないよ。ちゃんと根拠があるんだから。



I:ほら、握手求めてるでしょ。
A:………えー?

9月10日

巻き戻りはイヤだけど不正増殖は……
Anor:日本のサーバーは散々だな……。韓国はどうなんだろう。
Isilmista:課金始まってるしねぇ。内容はともかくサポートとかはちゃんとしてる……のかな。
A:あっちの告知は読めないしな。翻訳通しても訳がわからん。
I:そのへん、ちゃんと意を汲み取って訳せる人はすごいよね。そうういえば、聞いた話だけどあちにはサラっていうサーバーあるんだって。
A:俺も知ってるぞ。たしか、年齢制限つきのサーバーだろ? 18歳以上しかはいれないとか……。
I:普通のサーバーとなにが違うのかな?
A:ね、年齢制限というと、や、やっぱり大人向けなんじゃないのか。
I:ん、なんで赤くなってるの?
A:いや、なんででしょう。自分でも見当がつきません。
I:ふうん? あたしが思うに、きっとアイテムでアルコールとかあるんだよ。
A:今でもあるだろ? いや、姉さんの言いたいことはわかるけどな。
I:材料持っていくとジュースじゃなくてカクテル作ってくれたりとかね。タバコがレアアイテムじゃやなくて普通にお店で売ってたりとか。
A:まぁ、そういう年齢制限もあるかな。いまは店舗だけの状態な酒場が活用されるかもしれないし。
I:結構面白そうだと思わない?
A:まあ、あんまり社会経験のない年齢層が入ってこないのは確かにいいかもしれん。もちろん、低年齢ユーザーをまるきり否定するわけじゃないけどな。いや、むしろ大人のユーザーのほうが……。
I:それから、18歳以上だと表現できることも増えるよね。
A:そ、それは女性のプリーストさんが、ということですか?
I:モンスター倒したときに血飛沫がぱーっとでたりとかね。ムナックとか倒すとちぎれた首がころころ転がって、かぶってる帽子がぱたって落ちたりとか。ダンジョンとかは血の海。
A:そーゆー表現かよ。
I:素敵だよね〜。
A:どこがだっ!