2003年2月上旬▼

2月1日

デートスポットは墓地の裏

Isilmista:魔界村オンライン、ねえ。
Anor:あれをMMORPG化って、どうやるんだろう。

I:やっぱり普通のRPGなんじゃない? ただもちろん魔界村ならではの特徴はあるだろうけど。

A:特徴って、例えば?

I:職業は騎士しかいないとか。

A:職業選択なんて言葉は存在しないんだな。

I:でも武器はたくさんあるよ。槍とか剣とか斧とか短剣とか。

A:そっちは多彩だな。基本と言えばそうだけど……。

I:鏡とか。

A:鏡!?

I:あとは鎧だね。フルプレートでも一撃でばらばら。しかも鎧下も一緒に裂けるから下着いちまいになっちゃうの。

A:そこまで忠実に再現しなくても。

I:でもさ、新作のネットゲームが発表されるたびに思うけど、ラグナロクみたいに原作付きだったり、過去に同じ世界観で家庭用として出てたり……そういうのって多いよね。

A:まあ、そういうタイトルだけで訴求力はあるんだろうし、ストーリーとかもつけやすいんじゃないかな。

I:完全オリジナルは難しいってことか。まあ、そうだよね。ドラクエっていう名前だけで買っちゃう人もいるって言うし。

A:そういうことだな。だからこの先、過去に話題になったRPGがネットゲームになって復活とかするかも。だから、ウィザードリィオンラインとか、マザーオンラインとか出るかもしれない。

I:頭脳戦艦ガルオンラインも?

A:それは出ない(きっぱり



2月2日

節分イブ
Anor:姉さん、いい加減に騎士になったら? もういいレベルなんだし。
Isilmista:ええ? あー……うぅん。

A:なにか躊躇う理由でも?

I:ほら、スキルを極めたいって前にも話したじゃない。

A:そんなにこだわることか? 他に何か理由があるのか?

I:え……う、あっ、Anorだってさっさとジョブ40にしなさいよ。

A:俺はクルセイダー待ちだからな。のんびりやるのさ。

I:いつ来るかわからないのに。

A:それを言われると辛いなあ……。しかし、ペットシステムといい、一向に来る気配がないな。

I:発表されて未実装なのって山ほどあるよね……あ、そういえばそのなかにアジトを作れるって言うのがあったじゃない。

A:12月のKAMEXで発表された中のひとつだな。……最初の予定では2月だとか言ってたっけ。

I:遅れるのは予想のうちだよね。でさ、Anorはあたしたちのギルドのアジトを作るとしたらどこがいい?

A:また、アジトを持てるとも決まってないのに。

I:いいじゃない、話すだけならタダよ。

A:そうだな、故郷のアルベルタもいいけど……利便性とかじゃプロンテラかな、やっぱり。

I:なによ、夢がないわね。もっとアジトっぽい場所を選びなさいよ。

A:アジトっぽい場所って……。採石場とか?

I:それもいいけど、砂漠に潜れる地上空母とか。

A:いや、空母って。いつプロジェクト4が後ろについたんだ。

I:あと岩山の地下とかさ。目指せラグナロクのアルカ……ノイド。

A:自分で止めたのは偉いけど、わけがわからんな。

2月3日

福はうち、鬼もうち

Isilmista:今日は節分だね。韓国じゃ旧正月のイベントとかやってるんだから、日本は節分イベントとかすればいいのに。
Anor:節分って……どんなんだよ。

I:オークって鬼だよね。だから、街中とかにオークがいっぱい現れるとか。

A:それはちょっと面白そうだな。オークくらいの中レベルのモンスターでも、数さえいればそれなりに歯ごたえもあるだろうし。

I:あと神社で豆まきと一緒にお金投げたりもするよね。ああいうのやってもいいかも。一定の範囲の中にいるとランダムでお金もらえるの。まあ、小銭だけどね。

A:まあ、今更言っても意味はないけどな。

I:あ、もう。Anor、昔の偉い人も言ったでしょ。それを言っちゃあおしめぇよって。

A:偉い人だったっけ?

I:でも、他のゲームだとこんなイベントをやるし、こっちもなんかやってほしいよ。

A:しかしバンアレン帯の準備するには今更遅いだろうし、あとはひな祭りまでこれといったイベントは。

I:え、あるでしょ?

A:ん、なんかあったっけ?

I:22日にネコの日が。

A:いや、それ別に大きいイベントじゃないし。

I:じゃあ26日は? プロンテラでクーデターが起きるの。

A:大きいけど内容に問題があり過ぎだ。


2月4日

風邪をひいたので桃の缶詰が食べたいと言ったら怒られた日記

Anor:韓国の一般サーバーでコモドが実装されたそうだぞ。
Isilmista:あれ、ちょっと前までテストしてたんじゃなかった? 早いね。

A:問題ありそうなバランス変更もそのまま持ってきて、物議をかもしてるみたいだが。

I:うーん……確かに、あたしたち剣士や騎士さんたちにとっては下方修正だもんね。

A:ま、今日はその話題じゃないんだ。

I:じゃあ、なに?

A:コモドにいるカプラさんなんだが(『ラグナロクのたまご』さんより)。

I:………。

A:姉さん、姉さん。

I:し、識別にない新型じゃよー?

A:なんでも、あのヒャック氏によるデザインらしいぞ。

I:ヒャックめー。まさかカプラ開発工場で新型カプラの最終テストがくり返されていようとは!

A:姉さん、なんか変だぞ……って、熱あるじゃないか!

I:この程度の熱なんてことないわよー。

A:いいから寝てろ。

I:大丈夫だってば。ほら、自己診断すると体温、熱い。症状、やばい。患者、死んでない。だから大丈夫。

A:全然大丈夫じゃないような気がするが。


2月5日

アジトというより秘密基地
Anor:どうしたんだ、いきなり地図なんか取り出して。狩場の検討か?
Isilmista:ん、ちょっとね。アジトって出来るじゃない?

A:あ、ああそうだな。実装はいつになるかわからんが。

I:それでね、こういうことできないかなーって

A:いや、無理だろ。それ以前にこういうもん作って姉さんは何がやりたいんだ?

I:ん〜ルーンミドガルド征服?

A:なぜ疑問系?

I:いいじゃない、そしたらあー君量産工場だって出来るんだよ?

A:するなよ。

I:けどやっぱりアジトの拡張工事はたぬき商店に頼まないとダメなのかな。

A:いや、だから……。

2月6日

E0百円

Isilmista:AMDアワードっていう賞で、ラグナロクが海外作品賞だって。
Anor:ふぅん……。話題になったっていうならともかく、優秀な功績を残したって言うのは疑問なんだが。

I:話題性とかも含まれてるみたいよ? 去年の海外作品賞は『ロードオブザリング』の公式サイトだっていうし。デザインとかも含まれてるのかも。

A:確かに過去の受賞作品とか見てみると、そんな感じもするな。

I:んー、でもこの賞の目的から考えるとちょっと納得いかないのがあるのよね。

A:目的? 制作者の立場から業界の発展や人材育成を目的として……ってやつか。一体どの作品が納得いかないんだ?

I:第1回の『Dの食卓』。やっぱりピアノ弾き語りとか社長自ら商品を届に行く姿勢が評価されたのかしら。

A:いや、それは後の話だし。

I:じゃあプレステのほうに大見得切ってケンカ売ったことかな? 結果はアレだったけど。

A:あんまり産業の発展とか人材の育成には寄与しないような。

I:そっか、3DOなんてハードでゲームを出した勇気が認められて!

A:いい加減にしなさい。


I:同じ年に『バーチャファイター2』がはいってるのは、やっぱりスタッフに格闘ゲームの何たるかを教えるために「俺を殴ってみろ!」って言ったあの人の姿勢が評価されて。

A:もういいから。


2月7日

ちょほいとまちなは
Isilmista:『はじめてのラグナロク』買っちゃった……。
Anor:はぁ? なんでまた。

I:えっとね、肉まん買いにコンビニ行ったらレジの後ろに並んでるのが見えて、それで。

A:その衝動買いの癖も直せよ。で、もう一つアカウント作るのか?

I:ううん、その気はないよ。ポリンのストラップが欲しくて買ったの。

A:高いストラップ代だな……。

I:で、チケットは友達にあげようかなと思って。前にちょっと話したとき、興味がありそうだったから。

A:そうか。……今のこの状況で始めるのはつらいものがあると思うんけどな。

I:でも、その子ってすごく忙しいんだよね。発売日に買ったゲームも包装のビニール破らないままでほおりっぱなしだって言うし。

A:ああ、俺もそういうことあるな。欲しくて買ったんだけどなかなかプレイできる時間がとれないんだよ。

I:その子の場合、セガサターンのソフトなんだけど。

A:そ、それは……が、がんばれとしか。でも、そうするとチケットどうするんだ? このまま捨てるのももったいないし、やっぱり姉さんがもう一つアカウント取れば?

I:うーん、いまだけで手一杯なんだけど……。

A:でも姉さん、マジシャンやってみたがってたけど、キャラクターの空きがないって言ってたろ? もうひとつアカウント取ればできるぞ。

I:あ、だったら男性のアカウント取るのもいいかもね。バードってやりたいけど、男の人しかなれないっていうし。

A:別に女のバードでも男のダンサーでもかまわないと思うんだけど……それはこの際関係ないか。で、バードでなにがやりたいんだ?

I:そりゃ、もちろん歌って戦う吟遊詩人。キャラの名前は、渡り鳥とかにしてさ。

A:……せめてズバットにしたほうが少しはわかる人が増えると思うんだけどな。

2月8日

光学迷彩より遮蔽装置
Isilmista:シーフさんやアサシンさんのスキルで隠れる奴あるじゃない。
Anor:ハイドやクローキングか。それがどうしたんだ?

I:あれってどうやって隠れてるの?

A:一応説明だとハイドは穴を掘って隠れてるらしいけど。

I:全然掘ってるようには見えないよ?

A:……だな。サイトやルアーフで見つかっちゃうし、穴に隠れるなんてなんか格好が悪いから、もっといい説明はないかな。

I:プレデターみたいな光学迷彩とか?

A:ああ、それいいな。そうだ、その光学迷彩を実用化する実験してるの知ってるか?

I:ええっ、ほんと!? うわ、本当だぁ……すごいね、これ。

A:ま、さすがに映画みたいに行かないみたいだけど。 ハイドやクローキングも穴掘ってるよりこっちのほうがかっこいいよな。

I:うんうん、そうだね。……あたしもハイドやクローキングのスキルほしいな。姿を消して攻撃するの。

A:卑怯とか言わないか?

I:作戦と言ってよ。

A:でも、カードやクリップは高いぞ。自力で狙えるようなレベルでもないし。

I:うぅん、安く済む方法ないかな……。あっ、そうだ!

A:なんだよ。

I:全身に魔法の文字を書けば、モンスターには見えないかも。

A:あのなあ……。

2月9日

xxxさるこれxxx
Isilmista:人の不幸は蜜の味って言うけど、今回のはよかったなあ。まさに自業自得ってやつね。
Anor:一体なんの話だ?

I:ま、そんなにうまい話はないってこと。

A:ふぅむ。……うまい話といえば、姉さんて転売したことはあるか?

I:転売?

A:例えば、相場よりも安くレアが売ってたりするのを買って、それを今度は相場通りに売るとかさ。差額が儲けになるわけだ。

I:ん、そういうのはやったことないわね。だいたい、そういうレアって高いでしょ? あたし、このまえ手持ちがようやく5万ゼニー超えたのにそんなことできるわけないじゃない。

A:別に姉さんがどれだけ貧乏なのか聞きたいわけじゃないんだが。

I:そりゃああんたはいいわよ、ネコミミ売ったお金があるし、他にも細かいレアをっぽこぽこ出してるし……。

A:姉さん、話が進まないから。

I:うー。で、転売がどうしたの?

A:まぁ転売とはちょっと違うんだけど、こんな話があってな。

I:うーん。なんか複雑だね。

A:何が?

I:だって、ゴッホだってわからなかったら一万円くらいの値打ちだったんでしょ? それって絵の技法とかじゃなくて名前だけで売ってるみたい。

A:だなぁ。なんだか本末転倒してるよな。

I:でもさ、逆に考えると下手な絵でも将来描いた人がもし有名になったら高く売れるのかな?

A:そういうこともあるかもしれないな。

I:なんか変だね。でも、鰯の頭も信心からって言うしね。

A:姉さん、なんか例えがおかしいよ、それ。

2月10日

システムはGURPSでした

Isilmista:そういえばShining Loreってどうなったんだろう。
Anor:また違うゲームの話かよ。

I:だって、βテスター募集に申し込んだのになんの音沙汰もないんだもん。確か代理店が決まったっていうのは聞いたんだけど、でも日本公式サイトも見当たらないし……。

A:韓国では動いてるんだろ? じゃあ日本のはまだ準備中とかじゃないのか。

I:うぅん、そうだといいんだけど。

A:まあ、ラグナロクだって日本には韓国で実装されてるものはだいぶ来てないからな。ペットシステムとかはそうだろ?

I:それとはなんか違うような。でも、なんで日本にはペットとか来ないんだろう。別に翻訳作業とかそんなに時間がかかるようには思えないんだけど。

A:うがった見方をすれば、今月でサンキュープライスの期間は終わるから、継続させるための『エサ』にするために温存してるんじゃないかって。

I:あざといなあ。でも、あまりもったいぶってると逆に離れちゃうような気がするよ? さっきのShining Loreもあるし、他にもTales Weaverとか新しいMMORPGはどんどん出るし。

A:あと、老舗のUltima Onlineもバージョンアップするみたいだな。……確かに、あまり呑気にかまえてると客が移動しちゃいそうだ。もしかして姉さんもそういうこと考えてるのか?

I:んー。今のところその気はないけど、でも気になるのはあるよ。例えばNeverwinter Nightsとか。

A:ふむ、これは俺も気になるな。

I:MMOではないけど、自分でシナリオを作れてプレイできるのは面白いよね。TRPGをやってた人には、これぞって感じじゃないかな。

A:姉さんも買うのか?

I:ん……かなり興味はあるからね。買っちゃうかも。メインはラグナロクでも、たまには毛色の違ったのをやって生きぬきしないとー。

A:なんだか言い訳に聞こえるような……。で、やるのはいいけど、姉さんがマスターな。

I:え。やだ。

A:なんで。

I:だって、あんたやはりりんプレイヤーにするとヒント与えるはしから疑ってかかるし、NPCは平気でおとりにするし。

A:姉さんがプレイヤーでもひどいと思うが。モグラのモンスターが出てきたらゴン太くんとか名づけて、その後のシリアスな雰囲気を台無しにしただろ。

I:………。

A:………。

I:お互い若かったねえ。

A:若かったな。