2003年1月上旬▼

1月1日

はっぴーにゅーいやー

Anor:新年あけまして。
Isilmista:おめでとうございまーっす!

A:いや、こうして姉弟そろって新年を祝えるというのはうれしいな。

I:そうね。あんたは明日をも知れぬわが身だからね。

A:誰のせいだ、誰の!

I:まあ、大晦日に変なことになってたけど、なんとか無事新年は迎えられたわけで。

A:一時はどうなるかと思ったけどな。 今年もこんな調子なのかな。

I:運営のほうは変わって欲しいけど、あたしたちは変わらないでいきますので、皆さんよろしくお願いします。

A:いや姉さん、俺は変わらないといけないと思うぞ。もちろん良いほうにだけど。

I:ん、それはそうだけど、でも基本的なところは変えなくても良いでしょ?

A:まあ、基本的なところは、な。

I:いつまでたってもアレが書き終わらなかったり、HTMLがずたぼろだったり、ネタが人を選びまくったり、そういうところは変えないとだめだとは思うし、努力してるよ。

A:……もうちょっと変えないか?

I:なにを?

A:いや、その、俺もデスペナでいつまでたってもレベル上がらないし。

I:それはAnorが不相応の敵と戦うからでしょ? あ、新年会でやる芸を思いついた。

A:……どんなだ?

I:イグドラシルの葉もルティエで売るようになったし、Anorを死なせて生きかえらせてまた死なすっていうのを。

A:それのどこが面白いんだよ?

I:いつもより多く殺しておりまーすって。

A:もう二人揃っては見れないんだよな……って、やるか、そんなネタ!


1月2日

お正月番組はすぐ飽きます
Isilmista:ねえ初詣はもう行った?
Anor:ああ、姉さんがいないときに、ギルドの人たちと海底神殿に……。

I:ええっ、ずるいよ。なんで呼んでくれなかったのよ。

A:いや、行かなかったんだけどな。

I:なによ、それ。

A:でも海底ダンジョンには潜ったんだ。これ、姉さんにお土産。

I:スルメイカなんて……ずいぶん気の利いたおみやげね。

A:そう言ってくれると嬉しいぞ。

I:皮肉で言ってるの。それにしてもイカって、もしかしてマルス?

A:そうともいうな。

I:そうとしかいわないわよ。

A:大丈夫、よくのしておいたから柔らかくてうまい。

I:味見したの?

A:そんなわけない。

I:……あんたはそんなものをあたしに食べさせようするわけ。ふぅん。

A:人のこと言えるか。まあ、生はその場で刺身にして食べたが、味は結構よかったぞ。

I:え。

A:なんだ?

I:その場で食べた?

A:うん。何か問題でも……。

I:イカにはアニサキスっていう寄生虫がいて、それが人間の体内に入りこむと胃や腸に穴をあけて、激しい痛みと最悪死ぬこともあるらしいけど。

A:へぇ、勉強になるなあ。で、早速腹が痛くなってきたわけだが。

1月3日

一ミョルニル、二ファルコン、三なすび
Anor:そういえば、姉さんは初夢見たか?
Isilmista:あ……う、うん。

A:浮かない顔だな。そんな良い夢じゃなかったか。

I:うぅん……それがね、よくわからないのよ。

A:どんな夢だったんだ?

I:うんとね、ギルドのみんなとミョルニル山にピクニックに行ってご飯食べてたら、通りかかった鷹を連れたハンターさんが、ナスって言う紫色の珍しい野菜をくれたの。

A:なんだか縁起がよさそうな気がするが。

I:そうなんだけど、その後でバフォメットとかストームナイトとかが現れて……。みんな全滅して。

A:それは確かに判断に苦しむな。

I:でしょ? もう、わけわかんなくて。Anorのほうはどんな初夢だったの?

A:あ、いや俺は。

I:あたしと腸兄貴が結婚式してる夢とか?

A:そうそう、父さんが年甲斐もなく泣いちゃってな……って、姉さんなんで知ってる!?

I:あたし冗談のつもりだったんだけど。

A:い、いや、俺も冗談のつもりだったぞ、もちろんな。は、はっは、はっは。

1月4日

厄を落として鯖落とすな
Anor:結局正月にどこも行かなかったなあ。
Isilmista:あたしもー。行きたかったけど先立つものがなくて……TNGのDVDボックスが1ヶ月にシーズン4、5、6って出るし、ゼルダもオルタ買ったし、忘年会や新年会でいろいろお金がかかるって言うのにボーナスはすずめの涙だし。

A:いや、俺が言ってるのはゲーム内での話で。

I:え、あ、そう。そうね、結局どこも行かなかったわね……。

A:まあ、初詣にはちょっと遅いかもしれないが、新年会ってことなら名目も立つな。どこか考えておこう。

I:ところで、福の神って結局会えた人いるのかな。

A:いろいろ話は聞くけど、本当のところ実際に会った人間しかわからないことだな。

I:会いたかったなあ。

A:俺も、普段は幸薄いんだから、たまにはいい事があってもいいのになあ。

I:貧乏神ならいつも身近にいるのにね。

A:いや、俺の場合そばにいるのは死神で……。

I:む、なんであたしを見るのよ。

A:いや、別に深い意味はないぞって、姉さんクレセントサイダーなんてもの、いつ手に入れたんだ。待て、ちょっと待って!

1月5日

相手はいませんが
Isilmista:そういえば新システムで結婚って言うのがあったね。
Anor:ああ、前にも話したっけ。

I:あれって専用の衣装……タキシードとウェディングドレスを着れるって言うじゃない。あれって、選べないのかな?

A:選ぶって、文金高島田は無理だと思うぞ。

I:そうじゃなくて。ウェディングドレスでいいけど、できればデザインとかいろいろ選びたいじゃない。

A:ふぅん、そんなこと言うなんて姉さんも女心を忘れてないんだギャッ!

I:今年は余計な事言うのやめるのを目標にしたら?

A:そ、そうする……。でも、デザインは無理だろ。せいぜい色変えくらいじゃないのか?

I:うぅん、そうだろうね。残念だけど、それが重力の限界かな……。

A:おいおい。そうはっきり言うこともないだろ。

I:できればこんなの着てみたかったんだけどね。

A:長すぎ。

1月6日

千葉の日本酒、純米酒『佐倉城』をもらいました
Isilmista:ジョブが40になったよー!
Anor:おお。ついに騎士になるのか?

I:んー、どうしようかな……。スキルをもっとあげたい気もするし、もうちょっと粘ろうかな。

A:それにしても、こんなタイミングで精錬NPCがいなくなるとは。せっかく材料も貯まってきて、そろそろ属性武器でも作ろうカと思ってたんだが、精錬できないんじゃな……。

I:えー、あたしの転職祝いだからって、そんなもの用意しなくても言いよー。

A:誰も姉さんのためとは言ってないが? 俺の別キャラのシーフのためだ。

I:……そんな薄情な子にあんたを育てた覚えはないわよ。

A:育てられた覚えもないぞ。

I:えーと。そっ、それにしても精錬チートの対策をいまさらするなんて、ほんと、対応の遅さに嫌になるよね。

A:穴がまだふさがってなかったってのも驚きだけどな……。

I:ふさぐのは毛穴だけにしろー!

A:またそういうことを言う。

I:もしくは鼻の穴と口。

A:それは死ぬだろ?

1月7日

ゲームアックス二台所持(←馬鹿
Anor:はじめての……ねえ。もう新しいユーザーなんて増えるんだろうか。
Isilmista:いままでも広告とかしてるんだから、それなりに増えてるんじゃない? 続けるかどうかは微妙だと思うけど。

A:だな。それに精錬もできなくなって、苦労すると思うな……だからって既に精錬してある武器を露店で売ってるの見るけど、値段上がってるからなあ。
I:ただでさえお金たまらないのにね。そんなことより、気になることがあるんだよ。

A:なんだ?

I:新型ゲームボーイー。

A:新機種か……それにしても息が長いゲーム機だなあ。

I:やっぱりゲームソフトの多さとか、ファミコンが動いたり、Webサーバーになったりするっていう多機能さがうけたんじゃないかな。

A:後半は違うだろ。それにしても、姉さんて好きだよな。

I:んー、なんだか昔からこういう小さい機械って好きなんだよ。カード型電卓とかさ、なんだかハイテクな気がしない?

A:わからないでもないけど……。

I:特にゲームボーイは最初のがおもちゃ屋さんのくじ引きで当たったときのから歴代持ってるよ。でも、あんまり外でしないんだけどね。

A:意味ないじゃん。そういえば、他にも携帯ゲーム機ってあったけど、あまり流行らなかったな。

I:ゲームギアとか、PCエンジンLTとかね。ちょっと高かったし、やっぱりソフトが……ゲームボーイにはテトリスがあったのが勝因かも。

A:あの頃はみんなやってたからな……って俺達って年齢いくつだっけ?

I:えっと、たしか17くらいだったと思うけど……いいのよ、それはそれで。

1月8日

アルデバランみたいに行くのが大変なのかな
Anor:韓国のサクライサーバーで新要素のテストがはじまるらしいぞ。
Isilmista:コモドっていう新しい街ができたりするんだよね。どんなとこかなあ。

A:前に見た情報だと南の島っぽい感じの場所だったな。やしの木とか、木で作った家とか。

I:南の島かぁ。バカンスにはちょうど良いかも。

A:姉さんはすぐ遊ぶことばっかり考えるな。

I:いいじゃない、楽しいほうが。

A:そりゃそうだけどな。

I:海とか綺麗だよね、きっと。アルベルタの海とは色もにおいも違うんだろうね。

A:アルベルタの海は死体とか車とか沈んでるからな。

I:それに白い砂浜がどこまでも続いてて。

A:流れる鮮血とのコントラストが美しいと。

I:ヨットに乗って沖へ出て、のんびりお昼寝するの。波に揺られて、のーんびり。

A:海の上なら叫び声上げても陸には聞こえないし、それに逃げ場もない。なにより誰にも気付かれずにすむしな。

I:……あんたはなんでさっきから雰囲気ぶちこわすこと言うのよ。

A:俺は姉さんの願望を表現しているだけだぞ?

I:そんなこと思ってないっ!

1月9日

とりとめもなく

Isilmista:この前高級サングラスを買ったじゃない。
Anor:ああ。なんだ、壊したのか?

I:そうじゃなくて、なんか……似合わないって言うか。

A:気に入らないのか?

I:ヘルム付けなければ良いんだけど、この前のパッチで装備の表示が変になったじゃない?

A:ああ、なるほど。中段の装備とかが前に来るようになったから、違和感があるのか。

I:そうなんだよ。もとにもどして欲しいよね、あれは。笠装備して、ゴブリンマスク付けてるとゼイラムみたい。

A:……またマニアックな。

I:でも、結構その街でしか売ってないのはあるよね。

A:まあ、どの街でも同じだったら面白みはないだろうし。

I:それだったら名物とかあったら面白そうじゃない? モロク名物砂だんごとか。

A:おいしくなさそうだぞ、それ。

I:名物にうまいものなしって言うし。

A:いや、本当にそうだったら問題あるんじゃないか?

I:でも風が語りかけてくるほどおいしすぎるのも……。

A:十万石饅頭かよ。

I:ん、そういえば、さっきちょっと不思議に思ったんだけどサングラスはアルベルタでしか売ってないのに、高級サングラスはモロクで売ってるんだね。

A:きっと生産地が違うんじゃないか? 高級のほうは国内生産だけどアルベルタのは海外で大量生産とか。

I:メイドイン……どこ?


1月10日

もえあがーれーもえあがーれー
Anor:他のゲームの話題で恐縮なんだが……。
Isilmista:そんなこと、なにを今更気にしてるのよ。

A:姉さんは気にしなさすぎなの。

I:ぷー。で、なんのゲームの話?

A:これ。ガンダムのネットゲームなんだが、シミュレーションとかじゃなくラグナロクと同じようにMMORPGらしい。

I:へえ、Anorもやっぱり男の子だね。ガンダムとか好きなんだ。

A:まあ、それなりにな。でも面白そうじゃないか? ガンダムのゲームなのに、MSとかに乗らない一般人のキャラとかでプレイできるらしいし。

I:それってなんかすごいの?

A:いや、最初にサイド7っていう場所が襲われてたくさん人が死ぬんだけど、そのなかの一人になることも可能だと。

I:……それって楽しい?

A:……さ、さぁ。

I:ん、でもいままでこういうゲームって中世ファンタジーな世界観が多かったから、こういうロボットとか出てくるSFチックなのはそれだけで面白そうだよね。ちょっと興味あるかも。

A:姉さんだってガンダムをまるっきり知らないわけじゃないだろう?

I:うん、それはね。合体して変形したり、主人公のお母さんの首が飛んだり、キックでビルを押し上げたりするんでしょ?

A:なんかいろいろ混ざってるな。

I:あと麻薬密輸したり。

A:それは違うの!