2003年3月上旬▼

3月1日

ちょっと的外れなのはわかってますけど
Anor:先生、バカがいます
Isilmista:あはは。そういえばアメリカでマクドナルド食べて肥満になった人が裁判起こしたりしたよね。

A:そういうのもあったな。俺から見たら馬鹿みたいだけど。

I:そうだね。ん、でもさ……思ったけど、買ったものが役割を果たさなかったり、その品質が悪かったりしたら消費者センターとかに訴えてもいいわけだよね。

A:そりゃ、このロープの件は目的がアレだが普通に使おうとしたのに使えなかったって言うなられっきとしたクレームになると思うぞ。……姉さんの言いたいことは分かるよ。

I:どうにかならないかな。本当、このままじゃダメになる一方だよ。

A:もうダメだって話もあるがな。


I:ところで、唐突な話なんだけど今日でこのサイトも終わりです。

A:な、なんだってー!

I:まあ、いろいろ理由はあるんだけど……。

A:おいおい、俺は何も聞いてなかったぞ?

I:だって話す必要ないもん。

A:なんだって?

I:自分の格好を考えてみなさいよ。

A: ……ん? あー、そういうことか。

I:そういうこと。とにかくっ、皆さん長い間ありがとうございました。

A:ありがとうございましたー。って、なんだかなあ。

3月2日

転職記念スパルタツアー

Isilmista:と、いうわけであたしたちついに転職しました!
Anor:本当に、ついにって感じだな。

I:去年の5月からだから、約一年だね。

A:βからずっと剣士だったわけか。 世の中には三日で二次職になる人もいるって聞くけど……。

I:あたしたちはあたしたちだもん。気にすることないわよ。

A:そうなんだけどな。


A:ま、そういうわけで姉さんの転職とグラストヘイム遠足をやったわけで。

I:まずはあたしの転職ね。Anorは前日に一人でやっちゃったし。

A:しかし、皆が注目してる時になんで下水前に飛ぶかね、あんたは。

I:間違っちゃったの! 前にイベントフラグがリセットされてから下水に入れなくって、ついでに済ませておこうと思ったんだよ。

A:後にしろよ。というか、タダでもらえるアイテムにひかれたんだろ。

I:う。……あ、そうだ、それよりもこの人の名前見てよ。

A:……管?
I:管。他にもクレイモアを売ってるおじさんの言葉がどことなくおかしかったり、やっぱり重力語は根強いね。なんだか懐かしくて嬉しくなっちゃった。
A:いや、うれしがっちゃだめだろ。

I:無事転職〜。
A:姉さんの事だから審査ではじかれると思ったんだけどな。

I:なんの審査よ。なんの。

A:騎士道って言うのは『弱きを助け強きをくじく』もんだろ? 姉さんの場合弱いのも強いのもいっぺんに吹っ飛ばすからな。
I:Anor、ちょっと来て。
A:ん?

I:えっと、転職もおわったところでグラストヘイムへ向かいました。目的地は最下層、地下洞窟2って呼ばれてるところです。
A:ね゛、ね゛え゛ざん、おぐばがぼれたよ。
I:まあ、転んだの?
A:どう転べば奥歯が折れるっていうんだ。
I:器用よね、Anorって。
A:………。
I:そして、古城へ足を踏み入れたあたしたちは……。

I:修道院から地下墳墓を抜けて……。

I:アノリアンの大群を見物したりして

A:そして運命の地下水路2へ。

I:全滅しました……。
A:マドハン、じゃないスティングがいっぺんに5、6体出現すればな。
I:一緒に行った人も『こんなに沸いたの見たことない』って言ってたくらいだもんね。
A:やっぱりマドハンドは仲間呼ぶんだよ。

I:そんなこんなで、結局目標地点到達はかないませんでした。
A:残念だった……けど、もう一度チャレンジしたいな。レベルアップしたらさ。

I:そうだね。それと、グラストヘイムの庭園って中に劣らず結構広いよね。今度、ゆっくりとまわってみたいな。

A:騎士になってそういうこともできるようになったしな。

I:うん。今までと違ったことができるのがいいよね。

A:ゲームだけじゃなくてこのサイトのほうも違うことやってきたいな。

I:そうだね。……と、いうわけで今後とも双子を。

A&I:よろしくおねがいしまーす。


3月3日

明かりをつけたら目の前にホッケーマスクをつけた殺人鬼が!

Isilmista:おだいりさーまとおひなさまー♪
Anor:そういえばひな祭りイベント実施中だっけか……。すっかり忘れてたが。

I:ふーたりならんでいやなかおー♪

A:最初はともかく貰えるアイテムがわかっちゃうと冷めちゃうんだよな、こういうイベントって。青箱みたいに完全ランダムにすればよかったのに。

I:そーれはなぜかとたずねたらー♪

A:でもそうするとますますポリン島が荒れるが、だったら全モンスターから出るようにすればいいんだな。昔韓国でやったっていう青箱祭りみたいにさ。まあ、そうするとレア相場がかなり変動はして嫌われそうだけど……。

I:まりっじぶるーでおおげんかー♪

A:っていうか、うるせえよ! なんだその替え歌は。

I:続きがあるのよ、この後成田離婚しちゃうんだけどね。

A:もういいから。


3月4日

そういえば双子の苗字、考えてな(略

Isilmista:騎士になったらいっぺんにスキルが増えて、どれから取ったらいいか迷うね。
Anor:そうか? 姉さんは槍を使っていくんだし、関係したスキルを取っていくといいんじゃないか?

I:だからなおさら迷ってるのよ。最終的な目標はブランディッシュスピアなんだけど……。

A:順番に前提をこなしていいけばいいんじゃないか?

I:目標をはたすための経過をこなせるようにしないと意味がないでしょ。

A:ふむ、確かに……前提条件を満たしてるからってレベル低いままで放置したら役に立たないもんな。だから実用的なレベルにしたいってことか。

I:そうそう。

A:で、上げたいのはなんなんだ? スピアブーメランあたりは役に立ちそうだからいきなり最高レベルにしてもいいと思うが。

I:んー、でも離れてやるのってどうかな。

A:不満なのか? じゃあピアースは?

I:多段ヒットする相手ならいいけど、そうじゃないからね。

A:メリットを生かすなら大型相手じゃないといけないか……。

I:それよりもスタッブとかどうかな。吹き飛ばすっていうのは見た目にも派手だし。

A:見た目? あまり関係ないだろ。

I:すっごく関係あるよ! どれだけお客さんにウケるつっこみをするかがカギなんじゃない。

A:……あえて聞くけど、姉さんスキルを何に使うつもり?

I:漫才のツッコミ。騎士になったらツッコミがバッシュだけじゃなくなったからね。新しいのを考えないと。

A:そして行きつく先はブランディッシュスピアですか? ……俺もツッコミで殴られたら警察に被害届出そうかな。


3月5日

祝いっしゅーねん

Anor:そういえば昨日で一年なんだな。
Isilmista:なにが?

A:Lokiサーバーができてからさ。それまでChaosしかなくて、段々ゲームが知られてきて人も増えてたしな。5000人越えたら重すぎてゲームにならなかったから、新サーバー設置は純粋にありがたかった。

I:それであたしたちも移住したんだもんね。……って、新しいサーバー設置と言えばOdinとThorは。

A:それは言わないでおこうか。 1500円になってもあまり人減ってないし、作っては欲しいけど現状をなんとかするのが先だな。

I:ChaosではまだWisとか通じないしPTやギルドも使えないって言うもんね。

A:まったく、こんなことやってる場合じゃないな。

I:あ……でも、あたしこれちょっとやってみたいかも。

A:レアにつられたのか、姉さん?

I:確かに賞品はお目にかかれそうもないレアだけど……別に欲しいからって訳じゃないよ。

A:じゃあ何で?

I:だって、SS撮るのって面白いし、どんなふうに撮ろうとか工夫の仕方をみんなで考えるのも面白いでしょ。もちろん、やることやってから企画しろって言うのは同じ気持ちだけど。

A:まあ、イベントだけ考えれば面白いかもな。で、姉さんはどんなふうなのを撮りたいんだ?

I:そうだね、右大臣が酒によった勢いでもともと仲の悪かった左大臣を切り殺しちゃってるシーンとか。

A:なんでひな祭りがそんな殺伐としてるんだよ。

I:じゃあ雛壇を死体で埋めて、一番上に立ったお雛様が血まみれで息切らしてるとか。

A:姉さんの頭には刃傷沙汰以外ないのか?

I:え、じゃあみんな普通に並んで『やあ僕BOT!』って。

A:笑えなさすぎ。


3月6日

7戦全敗
Isilmista:今日は啓蟄だね。
Anor:なんだ、それ?

I:二十四節気のひとつで……立春とか春分とかのことね。つまりもうすぐ春ってこと。

A:なるほど……でもやっぱりまだまだ寒いよな。今日は雨降ってるし。

I:だいぶ気温も上がってきたけどね。こういう時期って風邪ひいちゃうから気をつけないと。

A:姉さんがな。

I:う、わかってるわよ。

A:あまり夜更かしもせずに。夜中は冷え込むからな。

I:……なんか今日はやけに優しいわね。

A:そんなことはないぞ。いつもどおりだ。

I:ふーん。もしかしてホワイトデーのおかえしがないとか?

A:あんなモノ食べさせといてお返しを求めますか。いや、まあそっちは考えてはある。あまり期待して欲しくないけどな。

I:じゃあ何したの?

A:何もしてないって。さて、そろそろ狩りに行くかな。はやくジョブを上げてボーリングバッシュ覚えたいんだ。じゃーな!

I:なによ……気になるなぁ。ん、そういえばさっきAnorに菱餅とひなあられの交換頼んでたの渡されたんだっけ。……かににっぱとカタシムリの皮……。

3月7日

ブリーフ→シルクの……って本当ですか
Isilmista:もうあちこちで紹介されてるみたいだけど、スウェーデンのプレイヤーの人のサイトがあって、コンテンツの”Screenshot Artwork”っていうのがとっても面白いよ。
Anor:へぇ、こういう楽しみ方もあるんだな。どれも情景が良く表現できてる。

I:あたしも作ってみようかな、なんて思うんだけど……。

A:やけに赤色の比率が多くなりそうな気が。

I:ちょっと、どういう意味よ。

A:あ、いや……ひゃ、百万本のバラに囲まれる姉さんとか。

I:苦しいわね。それでこのサイトは他にも普通のSS集とかあって、楽しみ方って同じなんだなって思ったんだけど……その中に”Crazy NPCs”ていうコンテンツがあって。

A:む……俺、英語分からないからさっぱりだ。クレイジー?

I:たとえば製錬できないアイテム選んだりするとホルグレンが「お前の頭を製錬してやろうか?」みたいなこと言うでしょ? 英語でも同じこと言ってるのよ。そういうのを集めてるの。英語的におかしなところもあるのとか。
A:なるほど、いわゆる重力的言い回しか。……英語でもあるんだな。

I:訳す前の文からおかしいのかも。でも、それがないとラグナロクとは言えないって昔の偉い人も言うからね。

A:誰だよ、それ。

3月8日

でもどこで聞いた言葉か思い出せなかったり
Anor:サンキュープライスが終わったけど、言われてたほど人はあんまり減ってないよな。
Isilmista:いろいろ不満はあるけど……なかなかきっちり辞められない人が多いんだろうね。

A:まあ、でもたまに繋ぐぐらいなら、ネットカフェで売ってる1DAYチケットとかもあるから、それを使う人は多そうだ。

I:1日100円だから、土日しか繋がないって言う人はこっちのほうが得なんだね。

A:そうだな。しかしネットカフェでこんな事件もあったそうだけど。

I:うわ。こういうことがあると、あんまりネットカフェ行こうとは思えないよね。

A:これは現金だから警察動いたけど……例えばラグナロクをネットカフェでやって、事件みたくパスワードとか盗まれてしまったとしたらさ。

I:その盗んだ人がアクセスしてアイテム捨てられちゃったりとかするよね。嫌だなあ。

A:このゲームってアイテムを集めたりするって言うのが楽しみの大きなところだからな。苦労して手に入れたレアアイテムなんか捨てられたらもう続けようって気にはならないだろうな。

I:うん。実際にキャラチェン被害でアイテム捨てられちゃったりした人が辞めちゃったって話も聞いたし……。

A:切ない話だ。

I:でもさ、あたしは今持ってるアイテムが全部捨てられちゃったりしても辞めないよ。だって、一番大事なのは知り合って仲良くなって、一緒に遊んでくれた人たちでしょ?

A:姉さんにしてはいいこと言うな。

I:茶化さないでよ。でも、本当に思うよ。他のネットゲームで出た言葉だけど、『一番のレアは仲間j』なんだよ。

A:……そうだよな。あたりまえのことだけど、それが一番大切だよな。

I:もちろん、その仲間がアイテムくれたら言うことないけどね。

A:って、おい!

3月9日

あまり役に立てなかった訳ですが

Isilmista:某所の集まりに参加して、騎士になって初めてパーティーで行動したんだけどスタブとかブーメランとかスキルの使い方が難しかったよ。もっと練習して慣れないと。
Anor:だからって俺を練習台にするのは……ぐふっ。

I:しょうがないじゃない、訓練所にあるのって固定されてて吹き飛ばないんだから。

A:そういう問題か!? で、どこ行ったんだ?

I:ぐらすとへいむ〜。しかも最下層。

A:それってこの前全滅したところじゃないか! 辿り着けたのか?

I:うふふ、あんたみたいに他のゲームにうつつを抜かしてないで、ちゃんと鍛えてるもん。

A:姉さんだってメトロイ……というか、少し抑えろよ。一向に公開されないアレとか追加されないアレとか……。

I:え、えっと、言えば総勢12人の大勢で、レベル高い人が多かったからなんだけどね。

A:そんなことだろうとは思ったが。

I:でも人が多いとすごいね。やっぱり戦いは数だよ、兄貴!

A:誰だ兄貴って。しかし、数って言ってもポリン100匹来ても怖くないぞ。

I:そうかなあ?

A:そうだ。

I:じゃあ、試してみよう。

A:試すって何をうわあああああああ!


3月10日

きゃぷてんさわだ

Anor:正直言って、ラグナロク以上に魅力的なネットゲームが出たら一気に人が減ると思うんだが。俺も乗りかえるだろうし。
Isilmista:う、うう。この男、思いきったことを……。

A:だからそれほど印象的じゃないシーンのセリフをネタに使ったって誰もわからないってば。

I:うーん、ラグナロク以上に魅力的ねえ。ライバルっていう風に扱われるTales WeaverやShing Loreはどうなの?

A:その二つは、確かに似たテイストなのかもしれないが、やっぱりグラフィックがな。

I:あ、わかるよ。Tales Weaverはインストールしたんだけど、3Dのキャラっていまいちなじめなくて……。

A:そうなんだよな。ラグナロクはグラフィックは良くできてる。

I:日本のメーカーが同じくらいグラフィックに凝ったネットゲーム出してくれればいいのに。

A:無理だろ……なんでか3D好きだし。こんなゲームだったら、むしろ実写にしろとか思うが。

I:実写だとアクションとか無理だからでしょ。ほら、PSの悟空伝説とか。

A:……例えが姉さんらしくて感動的だ。