2003年11月下旬▼

11月20日

まさか年内にくるなんて

Isilmista:アマツって秋に実装って言ってなかったっけ。
Anor:今年は冷夏だったからな。

I:そっか、なるほどね……って、意味がわからないわよ!

A:アマツは日本風ってことだけど、どういう場所なんだろう?

I:フェイヨンがあるからね。あんまり代わり映えしないとつまんない。

A:そうだな。日本風って言うと……石庭とかか?

I:あ、それいいね。縁側で緑ポーションでも飲んでまったりしたい。

A:前の花見イベントで桜のデータはあるはずだから、ルティエみたいにずっと桜が舞ってるって言うのも。重いけどな。

I:ほかに日本的な要素って何かなあ。街中で刀さげた侍が闊歩してるとか?

A:それはプロンテラでも普通に見れるな。こっちはクレイモアとかランスだし。あとは屏風や瓦葺の屋根とかがそれっぽいが。

I:そう考えると日本的な要素って、もうフェイヨンでやっちゃってるんだよね。

A:それ以上の雰囲気をつくらないといけないんだな。

I:なんだろう……車とゲーム機ばっかり作ってるとか。

A:あのな。そんなんじゃなくて、もっと日本を象徴するようなものがあるんじゃないか?

I:じゃあ、こういうのはどうかな。

A:なんだよ。

I:目のやたら大きいあられもない姿の女の子の絵のポスターがあちこちに貼ってあるの。

A:そ、それは勘弁してくれ。


11月21日

ネタ武器でもいいんです

Isilmista:アマツで持ってる武器ごとにグラフィックがつくようになるんだよね。
Anor:みたいだな。それと韓国でレベル4武器……ボスが落とすレア武器の性能が変わったっていうから、値段が軒並みあがってるみたいだ。

I:ただでさえ高いのに……あこがれのゼピュロスがどんどん遠ざかっちゃったよ。

A:あっちでは相場が変わらないように抜き打ちで実装したっていうけど、他の国のサーバーは意味ないんだよな。

I:新要素の情報ははやく知りたいけど、こういうのは伝わってこなくてもいいよ。

A:アイテム相場が荒れるしな。

I:もう手が届かないレアなんて……ん、そういえば韓国ってキャラクター5人つくれるんだよね。

A:ああ、らしいな。日本は独自仕様とかなんとかでいままでどおり3人までだけど。

I:それとおんなじで、日本は武器の仕様そのまんまにしたらいいよね。そしたら、いま買っちゃった人はなむーだけど、その分手放す人が増えて安くなるかも。

A:姉さん……それ、僻みって言うんだぞ。

11月25日

古本はともかく新品も文庫版もないなんて

Anor:今日は公式ファンブックの発売日だな。
Isilmista:むー、なんであたしの名前がないのよ。謝罪と賠償を。

A:なんで送ってないのに名前が載るんだ。

I:応募したかったのに、Anorが止めたんじゃない。

A:そりゃそうだろ? 姉さんの絵って……抽象画だからな。ラグナロクの雰囲気にあわないだろ。

I:そお? あたしとしてはキュビズムのはいった印象派だと自分では思ってたんだけど。

A:えーと、どこをどうとればそんなふうに受け取れるんだ?

I:おーもなむー。

A:姉さんの絵を心理学者に見てもらったらなんて言われるかなあ。……しかしまあ、これって正直売れるのか?

I:ガイドブックだっけ、間違いだらけのデータ集。あれよりは売れるんじゃない?

A:しかし単なるイラストだけで売れるとは思えないんだが。別に有名なプロが描いているわけでもないし。

I:別の用途に使えるかも。

A:別ってなんだよ。

I:例えば「死にさらせーっ!」バーン「うわーっ」「マイケルー! いやぁ死なないで」「エミリー、もう俺はだめだ」「わたし本当はあなたのこと愛していたのよ。だから死なないで!」「ほんとうかい? ……実はふところに入れていた『ラグナロクオンライン公式ファンブック』、これのおかげで無傷なんだ」「ええっ!?」「ははは、エミリーはおばかさんだなあ」「もう、しらないしらない! マイケルのバカ、バカ!」っていうような風に役立つんだよ。

A:もう何がなんだか。


11月26日

波紋が大きそう

Isilmista:寒い日が続くね。
Anor:ニュースも寒いぞ。あのデジキューブが破産申請、倒産だそうだ。

I:ええっ!? うわわ、これは大変だね。

A:まったくな。しかも上場企業だし……株主の人は大変だ。

I:樹海行き?

A:冗談でもそういうこと言うなってば。

I:そういえば、ラグナロクも『はじめてのラグナロク』とか『サウンドトラック』とかもデジキューブで取り扱ってたよね。

A:今度新しく発売予定の『はじめてのラグナロク2』もだ。

I:え、じゃあどうするのかな。あの兄弟、髪はないけど金だけはありそうだから、会社買い取ったりしちゃいそうだね。

A:そのへんは素人だからよくわからんが……さすがにナスダックの件とか知ってるからなあ。申し入れても断られるんじゃないか?

I:でも、無理矢理買い取りそうだよ。それでまた潰すの。

A:意味ないじゃん。

I:ありそうじゃない? あの兄弟の場合、赤字総額でギネスブック狙ってる気がするんだもん。

A:たしかに三桁億円とか、冗談みたいな数字だよな。


11月27日

レザボアドックスとトゥイーティを同時に買ったりしてます
Anor:姉さんなにやってるんだ? ってなんだそのピンクのゲームボーイは。
Isilmista:ん? 『サンリオうらないパーティ』っていうソフトとセットで売ってたモデルだよ。この前もらったの。

A:しかもモノクロのポケット……いまさらだな。

I:だって、昔のソフトをゲームボーイカラーでやると自動で色がつくじゃない。あれって見にくくなったりして、それが嫌なんだよ。

A:で、やってるソフトはなんだよ。

I:ウィザードリィの外伝。ソフト片付けてたら、途中で止まってたの思い出して。

A:ハローキティのプリントつきのゲームボーイにウィザードリィ……まさに姉さんだ。

I:意外な一面ってことね。

A:というか、分裂症みたいなんだが。

11月28日

タイツってどんな装備なんでしょう
Anor:そういえば、姉さん。
Isilmista:ん? なに?

A:バードにするって育ててたアーチャー、どうなった?

I:あ……えっと、ねえ。

A:なんだ、育ててないのか?

I:ちょっと、それとは別のキャラ育ててたらそっちのほうが楽しくなっちゃって。

A:まったく、俺のアーチャーは無事ハンターになったぞ。

I:って、一緒にバードになるって言ってたじゃない!

A:いや、バードが楽器で殴ってる姿見たらな。

I:それがなによ。楽器なんて、ステージに叩きつけて壊したり火をつけたりするもんでしょ? 武器と変わらないわよ。

A:その認識間違ってると思うぞ。……いや、他にもスキルがPT主体だろ。俺はあんまりプレイ時間とれないせいもあってほとんどソロだから。あんまり楽しくないかなあと。

I:そういう意味ではハンターのほうがいいかもしれないけど。……でも、もし転職するならひとこと言ってくれればいいのに。転職祝いでハンターボウとかタイツとかプレゼントするのに。

A:いや、それはもう自分で用意したんだ。こんな感じで。

I:キャラの名前教えてくれる? 耳打ち拒否リストにいれるから。