Anor：姉さん、すごいぞ。
Isilmista：あ、たしかに最大風速50メートルはすごいよね。暴走だけじゃすまないよ、きっと。
A：いや、そうじゃなくて。
I：なに？　ソフトバンクの求人広告のキャッチ？　『変わるのは、時代か、それともきみか？』って、先に企業体質変えたほうがいいと思うんですけど。
A：いや、だから。
I：なによぅ、台風のせいか知らないけど蒸し暑くてイライラしてんだからさっさと話し進めなさいよ。
A：話進ませないのは姉さんじゃないか。
I：口答えするなーっ！
A：げふっ。……お母さん、最近こういう扱いも理不尽だと思わないようになりました、よ……。
I：いいから何が凄いのよ。
A：ああ、これだ。脳につないで直接コントロールだぞ。
I：わわっ、すごいすごい！　SFの世界じゃないの。
A：まあゲームって言ったってごくごく単純なものなんだろうけど、こういう実験が成功したってだけでもすごいよな。
I：うんうん。実用化にはまだまだ時間かかりそうだけど……記事にもあるように、障害者のひとのためにも発展していって欲しい分野だね。
A：……ううん、姉さんからそんな真人間みたいな言葉が出るとは。やっぱり暑さの
I：えいっ！
A：ギャー！！　ひ、ひとの頭にいきなり針刺すとはなんのつもりだ！？
I：あたしも実験してデータを集めるのに協力しようと思って。
A：しなくていいの！

Anor：そういえば姉さんは占いって信じないんだよな。
Isilmista：……運命は変えられると思う？　Anorは。
A：いや……神さまがもしいるなら、否だな。
I：では神を信じるか？　Anor……。
A：否！
I：そう！　我々は神など信じない……！
A：いや、しょっぱなからネタはいいから。
I：うー。……まあ、占いなんてね。一方は今日は絶好調なんていって、もう一方は最悪なんていってるんだから、信じようがないわよ。
A：まあ、な。占いでなにもかも決まるっていうのなんてバカらしい。
I：だからあたしは信じないの。
A：姉さんの信心は置いておくとして、こんなもんを見つけてね。
I：……また、おそろしく信憑性のない占いね。
A：最近はなんでも占いになるからな。家電占い、元素占い、果ては回転寿司占いなんてのもある。
I：ますます占いの信憑性がなくなっていくね……。
A：で、このURL占いだが。
I：あ、うん。結果はどんなのだったの？
A：えーと、な。

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I：………。
A：ははは、的中じゃないか。
I：はずれよ！　おおハズレよ！　おおハズレよしんでしまうとはなさけない、よ！
A：なんだそれは。
I：とにかくっ、こんな結果なんて納得できないわよ。清純派アイドルなのに！
A：せ、せいじゅん？
I：……あ、えーと。ごめん、いまのはあたしもちょっとだけ言いすぎたかも。
A：ちょっとだけかよ。