2005年1月上旬▼

1月4日

達人三人組が主人公だと思ってました

Isilmista:新年あけましておめでとうございます。
Anor:三が日過ぎてるんだけど。

I:だって家族とか親戚とか友達とかの集まりがあったんだもん。

A:で、その友達の集まりで4千円分ビールを飲んだ姉さん。

I:ちょっ、なんでそんなことここで言うのよ! それに4千円じゃなくて3千8百円くらいだったわよ。

A:同じだ同じ。

I:で、その集まりついでに『カンフーハッスル』観て来ました。

A:なんだか広告で損してる映画だよな……そういう映画多いけど。

I:CMとかで見せ場のシーンが出ちゃってるんだよね。そういうのやめたらいいのに。

A:まあ、それ差し引いても楽しめたけどな。

I:何も知らなくても楽しめるかもしれないけど、他の映画のパロディが結構あるから……。そういう知識があればところどころでクスっとできるかもね。

A:俺はパロディとかはあんまりわからなかったけど笑えたな。

I:昔、香港映画に出ていたスター俳優が多く出てたりするから、多分狙ってやってるんだろうね。みんな年相応に太っちゃったり髪の毛が薄くなったりしてるけど。

A:時って言うのは無情だよな。

I:とにかく、新年に見る映画としてはいいほうだったかな?

A:そうだな。昔の『プロジェクトA』とか観て楽しかったひとならまず間違いなく楽しめると思うな。

I:じゃあ、そういうわけで早速ギルドのひとたちに配るオークアックスを集めないとね。

A:……またすぐに真似しようとする。


1月7日

小沢イシル
Isilmista:ねえねえ、Anorって結婚しないの?
Anor:前にも同じことを聞かれたような気がするけど……。当分するような予定はないぞ。

I:……じゃあ質問変えるわ。結婚しないの? それともできないの?

A:怒るぞ。ていうか、その質問はいろんな人に怒られる気がするんだが。

I:でも親の身になって考えたら、子供の結婚ていうのは大問題よ。中国でこんな商売がはじまるみたいだし。

A:さすが中国なニュースだな……。
I:さすがにいろいろ安い国なだけあるわよね。

A:怒られるってば。しかし、そこまでするほどの問題かなあ。

I:だから親の身にすれば大問題なのよ、きっと。どんなかたちであっても子供の結婚を見届けないままじゃ成仏もできないわよ。

A:って、親が死ぬこと前提かよ。

I:だっていつまでもあると思うなって言うじゃない。

A:まあそうなんだけどな。

I:だからね。はやくAnorにはいい人を見つけて欲しいのよ。

A:……なあ、父さんや母さんが言うならわかるんだが、なんで姉さんがそんなこと言うんだよ?

I:あたし一度小姑ってやってみたいのよ。あんたのお嫁さんをいびってご飯にガラスの破片まぜたりしたいじゃない?

A:するな! ……そんなこと思ってる暇があったら姉さんこそ相手を見つけたらどうなんだよ。

I:あたしは無理よ。あんただってそう思うでしょ?

A:まあ、好き好んで姉さんを嫁に貰う男はそうそうめったにいないと思うけどな。

I:でしょ? さ、納得できたところで覚悟はいいかしら。

A:ちょ、ちょっと待て! 今のは姉さんが言わせたウボァー!