2005年3月上旬▼ |
3月2日 |
賞品に心惹かれる…… |
Anor:雛祭りイベントはじまったな。 |
3月7日 |
真に受けた人がいないことを願って |
Anor:ああ、明日で雛祭りイベントも終わりか。 Isilmista:えっ!? あう、忙しさにかまけてたらあっという間に。 A:参加してないのか? I:うん、全然。どうしよう、まだコンテストに出す写真撮ってないよ。 A:出す気なのか。……どんな写真だよ? I:ええとね、雛壇でみんな死んでて一番上の段には斧持ってスクラッチマスクかなんか着けた男がいて。 A:なんだそれ。 I:タイトルは『血の流水階段』ていうの。どう? A:……まあ好きにしてください。菱餅の赤は血の赤だし、あながち間違ってもないだろ。 I:そ、そうなの? A:あれは昔生贄に差し出してた女の子の代わりに菱の実を使ったことがはじまりなんだよ。餅は菱の実への感謝とか先に生贄になった女の子の慰霊とか。 I:なるほどねー。菱形だからじゃないんだね。 A:最初は丸くした餅だったそうだ。というか、その菱形って言葉も菱の葉からきてるんだけどな。 I:じゃあ、あのグラフィックも間違いじゃないんだね。 A:ああ、そうだな。節句は中国起源らしいが、菱形にするのは日本だけで江戸時代に始まったみたいだから。 I:勉強になったよ。……嘘じゃなければね。 A:ま、待て。これは嘘じゃないぞ? I:え、だって今までのこういうネタって全部嘘だったじゃない。 A:それはそういうネタなの。これは本当のことだ。 I:判りづらいネタねえ。 A:姉さんに言われたくないぞ。 |