Isilmista:明日から連休だね〜。
Anor:うーん、いつにも増して狩場混んでるんだろうなあ。
I:お休みで時間がある時くらい普段と違ったことすればいいのにね。
A:ふむ。違うことか……そうだ、 たまには読者からきたメールでも読んでみようか?
I:たまにしか来ないんだけどね。
A:そういうことは言わずに。
I:で、なんて書いてあるの?
A:『最近Anorさんがいじめられなくてさびしいです。Isilmistaさんはもっといじめてください!』だそうだ。
I:ちょっと、それじゃまるであたしがいっつもいじめてるみたいじゃないのよ!
A:いや姉さん、俺はこの意見に賛成だぞ。
I:……は?
A:もっと俺を痛い目にあわせてくれ。
I:な、なによそれ。もしかして、そういう趣味に目覚めたわけ?
A:そういうわけじゃないが、ちょっと最近思うところがあってな。姉さんが暴力キャラでっていうのは人気が出る条件なのかもしれないんだよ。
I:意味わかんないわね。だいたい、いじめて欲しがってる相手をいじめる趣味はないわよ、あたし。
A:えっ、そうなんだ?
I:ぶつよ?
A:待て、 姉さん。どうせ殴るんだったら試しにアイアンクローをしてみてくれ。
I:なんなのよ……。気持ち悪いなあ。
A:まあ、いいから。物は試しだ。……いたたたたたた。
I:痛いならやめなさいよね!
A: ……うーん、なんか違うなあ。
I:違うって何がよ。
A:生じる感情が、もっとこう……。
I:なんなのよ?
A:姉さん、アイアンクロー、 あと足りないのはなんだろう……? ん、そうか! わかった!
I:あたしは何言ってるか全然わからないわよ……。
A:姉さんに足りないのは、胸割れる割れる割れる!
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