パーシー・アドロン Percy Adlon |
「バグダッド・カフェ」Bagdad Cafe《1988/独》(VIDEO) 製作:パーシー・アドロン/エレオノール・アドロン 監督:パーシー・アドロン 脚本:パーシー・アドロン/エレオノール・アドロン 出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト/ジャック・パランス/CCH・パウンダー ほか |
ジョン・アミエル Jon Amiel |
「ジャック・サマーズビー」Sommersby《1993/米》
(VIDEO) 監督:ジョン・アミエル 脚本:ニコラス・メイヤー/サラ・ケルノチャン 出演:リチャード・ギア/ジョディ・フォスター ほか |
ジャン・ジャック・アノー Jean-Jacques Annaud |
「セブン・イヤーズ・イン・チベット」Seven Years
in Tibet《1997/米》(20000610/テレビ放映) 製作:ジャン・ジャック・アノー/イアン・スミス 監督:ジャン・ジャック・アノー 脚本:ベッキー・ジョンストン 原作:ハインリヒ・ハラー 出演:ブラッド・ピット/デビッド・シューリス/ジャムヤン・ジャムツォ・ワンジュク ほか 人に薦められておきながらちっとも観てなかった作品の1つ(苦笑)。たまたま洋画劇場(?)でやってたので観ました。で、たまたま家に遊びに来ていた友人が時代背景及びこの作品に関するちょっとした情報を教えてくれたので、よくわかりました(苦笑)。まあまあ面 白かったです。できすぎな気もするけれど、一応「ノンフィクション」を下地にしてるんですよね。確か。しかし、この私が歴史に興味持つなんて人生わからないものだなあ、と(爆)。ダラ・イ・ラマ(区切り違う?)やチベット周辺のことなんて全然知らなかったよ。 どうでもいいけど、ブラッド・ピット、この作品の為に脱色したのかなあ。あんなに髪の毛薄い色だったっけ。オーストリア人の設定だし。 |
マイケル・アプテッド Michael Apted |
「ネル」Nell《1994/米》(20020114/テレビ放映) 監督:マイケル・アプテッド 脚本:マーク・ハンドレー/ウィリアム・ニコルソン 原作:マーク・ハンドレー 出演:ジョディ・フォスター/リーアム・ニーソン ほか 人里離れた山奥で隠遁生活をしていた老女が死んだ。調査に向かった医師ジェリーと保安官が見つけたのは老女の娘「ネル」。彼女はそこでの生活しか知らず、半身麻痺の老女に育てられたために「正しい英語」を話すこともできない。一種の「野生児」である彼女の「処遇」を巡ってネルとジェリーと精神科医ポーラの生活が始まる。 主演のジョディ・フォスターを巡って様々な議論があるようだけれど、個人的にジョディの「ネル」はとても美しかったと思う。美しい山間での生活と、美しい「ネル」。ストーリ云々よりもそれが一番心に残った。主題がどうこういうより風景を、雰囲気を描いたとみれば、全編を通して安心して楽しめる作品と言えると思う。 「ネル」の表現がどうとかいうことを少し述べるならば、確かに「野生」ということにはジョディが既にスターであることが大きな壁になっているかもしれない。が、ストーリそのものが広大でこの映画自体それを未消化のまま終わっていることに比べれば、それは大した問題ではないような気がする。しかも作品中で「ネル」は「純粋」ではあっても決して「野生児」ではないことが主張されているのだ。知能的に、精神的に「一般の人間」からは離れていても、彼女は確実に「人間」として生活してきたのだから。 |
ダーレン・アロノフスキー Darren Aronofsky |
「π<パイ>」Pi《1998/米》(19990807) 「ブラックスワン」Black Swan《2010/米》(20110522) |
ロベルト・ベニーニ Roberto Benigni |
「ライフ・イズ・ビューティフル」La Vita è
bella / Life Is Beautiful《1997/伊》(19990905) 監督:ロベルト・ベニーニ 脚本:ロベルト・ベニーニ/ビンチェンツォ・チェラーミ 出演:ロベルト・ベニーニ/ニコレッタ・ブラスキ/ジョルジオ・カンタリーニ ほか 脚本読んだ時の印象通りに作られていたので満足でした。一部出てこなかったシーンもあったけれど、哀しいハズの話が軽めのタッチで進行して、じんわり、ほんのり、という感じ(なんだそりゃ)。 ところで、予告編でやっていたウッディ・アレンの「セレブリティ」は既に公開されていてディカプリオも出ているというのに、あまり評判を聞かないところをみると、やはりイマイチなんだろうか。それから、テリー・ギリアムの新作も気になる。気にはなるが、邦題の「ラスベガスをやっつけろ」はどうかと思うぞ。ホント。 |
エンキ・ビラル Enki Bilal |
「ティコ・ムーン」Tykho Moon《1996/独=仏=伊》 監督/脚本:エンキ・ビラル 出演:ジュリー・デルピー/ヨハン・レイゼン/ミシェル・ピコリ ほか ユーロ・コミックの人気作家で映画作家でもあるエンキ・ビラルによる、 自身のヴィジュアルワールドの完全実写映画化作品。 ヴィジュアリストの彼の名にふさわしく、とおってもお洒落にできてます。 ヒロインのジュリー・デルピーがまた綺麗で。真っ赤なウィッグがよく似合う。 「デリカテッセン」なんかが好きな人は1度観てみて欲しい作品。 |
ティム・バートン Tim Burton |
「チャーリーとチョコレート工場」Charlie and the Chocolate Factory《2005/米=英》(200510) 監督:ティム・バートン 脚本:ジョン・オーガスト 原作:ロアルド・ダール 出演:ジョニー・デップ ほか |
クリス・コロンバス Chris Columbus |
「アンドリューNDR114」Bicentennial Man《1999/米》(20050504/テレビ放映) 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」Harry Potter and the Chamber of Secrets《2002/米》(20051212/テレビ放映) |
デビッド・クローネンバーグ David Cronenberg |
「エム・バタフライ」M. Butterfly《1993/米》(VIDEO) 「クラッシュ」Crash 《1996/カナダ》 「裸のランチ」Naked Lunch《1991/英=カナダ》(20050916/DVD) |
ペペ・ダンカート Pepe Danquart/ヴェルナー・シュヴァイツァー Werner Schweizer |
「マイヨ・ジョーヌへの挑戦 ツール・ド・フランス100周年記念大会 HOLLENTOUR/HELL ON WHEELS」《2004/独》(20060625) 監督:ペペ・ダンカート Pepe Danquart/ヴェルナー・シュヴァイツァー Werner Schweizer 脚本:ペペ・ダンカート 2連続で観るのはキツい、ということで、自分の希望により、こっちを選択。だって、もう1本の「OVERCOMING ツール・ド・フランス 激闘の真実」はCSC視点だけど、こっちは、ドイツの「チーム・テレコム」(言T-モバイル)視点だから。……でもこれ、2003年のツールだから、ウルたん、ビアンキにいたんだよな。_| ̄|○ というわけで、本編はエリック・ツァベルとロルフ・アルダークをメインとした作り。「ドイツのチャンピオンジャージは呪われてる」という噂(?)を本気にしちゃいそうなレースだったですよ。そしてヴィノが活躍。ひゃほーい。……てか、ヴィノってこんなに前から活躍してたんだね(ぉおい。あのデコ出しスタイルは、この時にはもうそうだったんかwww 全体の構成やBGMには、どーかと思う部分もあったけど(ラストの作りがナイロンのスライドと被るw)、色々面白かったんで、興味ある人は観るといいかもしれない。選手達が揃って道端で用足してるシーンとか微笑ましい(笑)ウルたんも、ちょっとだけど出てきたし〜♪ツァベルの憂いを含んだ瞳にちょっとメロメロしたし(マテ。 そいえば2003年ってハミルトンが鎖骨骨折しながら総合4位獲った年だったんだよな。そんなことを思い出しながら、てか、ホント、ツールって、すげぇわーと、改めて燃えた2時間でしたよ。うむん。 初日はゲロ混みだったという噂を聞いて怯んでたんだが、思ったほどではなく。 開演の1時間前からの整理券配布に少し遅れて行って、連れと50,51番だったけど(この前に上映した「OVERCOMING」を観た人が優先的に整理券もらえるシステム)60〜70席のところ、余裕で座れたし(来週末から40席の会場に変わるみたいだけど)。 元々シアターじゃあない会場みたいなんで(学生演劇なんかで使う小さいハコみたいだった)、イスに深めの座布団敷いてあるとはいえ、やっぱり2本連続は厳しそう。あと、ちょっと寒かったなあ。 因みに、自転車グッズ(写真とかグローブとか)を持って行くと300円引き。……知ってたら持って行ったのに。_| ̄|○ |
フランク・ダラボン Frank Darabont |
「ショーシャンクの空に」The Shawshank
Redemption《1994/米》(19990606/VIDEO) 監督/脚本:フランク・ダラボン 原作:スティーブン・キング 出演:ティム・ロビンス/モーガン・フリーマン/ウィリアム・サドラー ほか ずっと前から色々な友人に「面白いよ―」と言われ、「いつか観てやる」と思っていたこの映画。 BSかなんかでやっていたのを録画していた人にやっと借りられました。 もっとミステリ色が濃いのかと思っていたけれどそうでもなく (これは単に偏った先入観のせいなのだが) 「人間ドラマ」として面白かった。 軽いドタバタを含めて、でも、全体的にはじんわり「んー、面 白かったー」と感じる映画。 ビール片手にのんびり観るのがいいかもしれない。 |
スコット・デリクソン Scott Derrickson |
「エミリー・ローズ」The Exorcism of Emily Rose《2005/米》(20060326) 監督:スコット・デリクソン Scott Derrickson 脚本:ポール・ハリス・ボードマン / スコット・デリクソン 出演:ローラ・リニー / トム・ウィルキンソン / キャンベル・スコット / ジェニファー・カーペンター ほか 19歳の少女エミリー・ローズは、ある日突然、怪奇現象に苛まれるようになる。悪魔に取り憑かれたと考えた彼女は、悪魔払いをムーア神父に依頼するが、悪魔払いは失敗し、ついに死んでしまう。当局は彼女は病気であり、本件はムーア神父による過失致死として裁判を起こすが……。 CM観て観る気になっちゃって、行ってきました。 前評判で「ホラーというより裁判劇」というのを聞いていたんで、「その割にはホラーだったかな」という(ぇ。個人的には結構、面白かったというか、楽しめたんだけど、全体的に、ホラーと裁判劇、どっちつかずで中途半端に終わった感じはする。まあ、実話を元にしてるみたいなんで、そのせいもあるのかも。 |
クリストファー・ドイル Christopher Doyle |
「孔雀/KUJAKU」《1998/日=香》(19990911) 監督/原作/撮影:クリストファー・ドイル 脚本:クリストファー・ドイル / トニー・レインズ 出演:浅野忠信/ケビン・シャーロック/シュー・メイチン ほか 面白かった。 「ストーリを押さえようとすると却って混乱する」系の作品ではあるかもしれないけれど、私はこういう雰囲気の作品は好き。主人公(一概にはそうとうは言えないかもしれないが、一応浅野君が「主演」てことだし)「アサノ」の、少なくとも現代では社会不適応者な人格は、共感できるものではないけれど、理解できるものではある。おそらく共感できる部分があるだろう人間が近くにいるせいかもしれない。観ていて、なんだか、こう、じわーっと、きた。 しかし、パンフのあのシノプシスはどうかと思うぞ(苦笑)。 余談だが、途中、献血をしている時のような、さーっと血の気が引いて指の先が冷たくなるような気分になった。いっとき本当に席を立つことを考えた程だったが、あれは場内が寒かったせいか、姿勢が悪かったのか、それとも…。 更に余談だが、またも予告編に面白そうな作品が多かった。隣のWESTで今やっているのも面 白そうだし、なにより「白痴」が観たい。「地雷を踏んだらサヨウナラ」(このタイトルは…《汗》)も気にはなるけれど。浅野氏と言えば大島渚監督の「御法度」にも出るんだよねえ。 |
デビッド・フィンチャー David Fincher |
「ファイト・クラブ」Fight Club《1999/米》(20000129) 監督:デビッド・フィンチャー 脚本:ジム・ウールス 原作:チャック・ポーラニック 出演:ブラッド・ピット/エドワード・ノートン ほか 予想してたより面白かった。映像もそれなりにお洒落に作ってるし。やっぱりブラッド・ピットはああいう雰囲気の役の方がハマってて格好いい。坊主はちょっとどうかと思うけれど(苦笑)。 ストーリが妙にミステリしちゃってるのが個人的には不満。「結局そーなん!?」と思ってしまった。完全に個人の好み、ですが。ただ、もう、あの「ファイト・クラブ」の世界だけを描いているものを期待してたからなあ。「ファイト・クラブ」が単なる道具になってしまっているのが勿体無い。最も、監督の作ろうとした世界の中心には「ファイト・クラブ」はなかったのだろうけど。 でも、まあ、二時間以上という映画にしちゃあ、ちょっと長めの時間を、あまりケツの痛さを感じずに観られた、ということは、やっぱ面 白かったんだな。 |
アントワン・フークア Antoine Fuqua |
「キング・アーサー」King Arthur《2004/米》(20040822) 監督:アントワン・フークア 脚本:デビッド・フランゾーニ / ジョン・リー・ハンコック 出演:クライヴ・オーウェン / キーラ・ナイトレイ / ヨアン・グリフィス ほか |
テリー・ギリアム Terry Gilliam |
「未来世紀ブラジル」Brazil《1985/英=米》監督:テリー・ギリアム 監督:テリー・ギリアム 脚本:テリー・ギリアム/トム・ストッパード/チャールズ・マッケオン 出演:ジョナサン・プライス/ロバート・デ・ニーロ/イアン・ホルム/キム・グレイスト/マイケル・ペリン ほか 大御所テリー・ギリアムのそれはもう有名なこの作品。 いや、やはり凄いです。この方。ポップでブラックでお洒落。 正直な話、今観たらちょっとキツイところもあるけれど(苦笑)。 一見の価値は有りかと。はい。 |
ラッセ・ハルストレム Lasse HallstrÕm |
「ギルバート・グレイプ」What's Eating Gilbert
Grape《1993/米》(VIDEO) 監督:ラッセ・ハルストレム 脚本/原作:ピーター・ヘッジス 出演:ジョニー・デップ/ジュリエット・ルイス/レオナルド・ディカプリオ ほか |
アニェシュカ・ホランド Agnieszka Holland |
「太陽と月に背いて」Total Eclipse《1995/英=仏=ベルギー》(VIDEO) 監督:アニェシュカ・ホランド 脚本:クリストファー・ハンプトン 出演:レオナルド・ディカプリオ/デビッド・シューリス ほか 詩人ランボオと彼を見出した詩人とのホモストーリー。と言ってしまうと身もふたも無いんですが(爆)。 今をときめくレオナルド・ディカプリオがランボオ役で出ています。 内容的にちょっと「ベニスに死す」を思わせた作品(「オスカー・ワイルド」もそうなんですけどね)。 なかなかよかったと私は思います。ラストのレオを除けば(苦笑)。 |
ジェームズ・アイボリー James Ivory |
「日の名残り」The Remains of the Day《1993/米》(VIDEO) 監督:ジェームズ・アイボリー 脚本:ルース・プラバー・ジャブバーラ 原作:カズオ・イシグロ 出演:アンソニー・ホプキンス/エマ・トンプソン ほか |
ピーター・ジャクソン Peter Jackson |
「ロード・オブ・ザ・リング<旅の仲間>」The Lord of
the Rings: The Fellowship of the Ring =番外=「ロード・オブ・ザ・リングスペシャル・エクステンデッド・エディション 」(20030405/DVD) 「ロード・オブ・ザ・リング<二つの塔>」The Lord
of the Rings:the two towers 「ロード・オブ・ザ・リング<王の帰還>」The Lord of the Rings:《2004/米=ニュージーランド》(20040411) |
ジャン=ピエール・ジュネ Jean-Pierre Jeunet / マルク・キャロ Marc Caro |
「デリカテッセン」Delicatessen《1991/仏》(VIDEO) 「ロスト・チルドレン」The City of Lost Children
/La Cité des enfants perdus《1995/仏=スペイン》 「アメリ」Le fabuleux destin d'Amélie
Poulain/Amelie《2001/仏》(20020316) |
スタンリー・キューブリック Stanley Kubrick |
「2001年宇宙の旅」2001: a Space Odyssey《1968/米》(20010505) 「2001年宇宙の旅」《1968/米》(20011124/DVD) 「アイズ・ワイド・シャット」Eyes Wide Shut《1999/米》(19991016) |
エミール・クストリッツァ Emir Kusturica |
「アンダーグラウンド」Underground《1995/独=仏=ハンガリー》(VIDEO) 監督:エミール・クストリッツァ 原作: デュシャン・コバチェヴィチ 脚本:デュシャン・コバチェヴィチ/エミール・クストリッツァ 出演:ミキ・マノイロヴィッチ/ミリャナ・ヤコヴィッチ/ラザル・リストフスキー/スラヴコ・スティマツ ほか |
アンドリュー・ラウ Andrew Lau |
「頭文字〈イニシャル〉D THE MOVIE」Tau man chi D / Initial D the Movie《2005/香港》(200510) 監督:アンドリュー・ラウ / アラン・マック 脚本:フェリックス・チョン 原案:しげの秀一 出演:ジェイ・チョウ / 鈴木杏 ほか |
パトリス・ルコント Patrice Leconte |
「髪結いの亭主」Le Mari de la coiffeuse《1990/仏》(VIDEO) 監督/脚本:パトリス・ルコント 音楽:マイケル・ナイマン 出演:ジャン・ロシュフォール/アンナ・ガリエナ ほか |
アン・リー Ang Lee |
「ブロークバック・マウンテン」Brokeback Mountain《2005/米》(20060307) 監督:アン・リー Ang Lee 原作:アニー・プルー 出演:ヒース・レジャー / ジェイク・ギレンホール ほか 1963年、アメリカ西部ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。羊の放牧管理の仕事で出会った青年イニスとジャック。厳しいキャンプ生活の中、育まれた友情は、男同士の許されない関係へと変化していく。互いに妻子を持つ身となっても、二人の密かな関係は続き……。 ベネツィア映画祭の頃から注目していた作品。ついに公開されたんで観てきました。なんで注目してたかって、グランプリの金獅子賞を獲ったから、という単純な理由ではなく(ぇぇー)、この映画祭のプレゼンテーター(だっけ?)宮崎駿氏が本作品についてステキなコメントをしてたのを、某嬢がたまたま聞いたから(笑)。因みに、アカデミー賞ほかでも数々の賞を受賞。 で、どうだったかというと。予想以上によかった。なんていうか、実に微笑ましく、切ない物語。ツッコミどころも沢山あるのだけれど、全体的にほのぼのと、けれど飽きさせない展開で、見終わってしみじみとした。なんといっても主役2人が、とてもとても可愛らしく、ガチホモというよりは、腐女子好みのする雰囲気(笑)。年くっても愛らしく思える彼らの関係は、監督がアジア人のせいだろうか。 |
ジョージ・ルーカス George Lucas |
「スターウォーズ エピソード I / ファントムメナス」Star
Wars: Episode I - the Phantom Menace《1999/米》(20011123/DVD) 「スターウォーズ エピソードII クローンの逆襲」Star
Wars Episode II: Attack of the Clones《2002/米》(20030113/DVD) |
ラデュ・ミヘイレアニュ Radu Mihaileanu |
「オーケストラ!」Le Concert《2009/仏》(20100503) 監督:ラデュ・ミヘイレアニュ 脚本:ラデュ・ミヘイレアニュ/アラン=ミシェル・ブラン/マシュー・ロビンス 出演:アレクセイ・グシュコブ/メラニー・ロラン/フランソワ・ベルレアン/ミュウ=ミュウ かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレ(アレクセイ・グシュコフ)は、今はさえない劇場清掃員として働いていた。ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているというFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、コンサートに出場するというものだった。(シネマトゥデイより) 内容的にはすごくベタな成功物語というか奇跡物語なんだと思うんだけど、それが却って清々しくてとてもよかった。結構ヘヴィな背景であるのに、コメディタッチで楽しく描かれていて。それは予想外ではあったのだけれど。特にこんなふうに、美しい音を聴いて、うはうはする映画を観た1日は、このくらい前向きなひたむきな楽しい映画を観るのに相応しい1日だったというか。最後のチャイコンで全てがオッケー!というか(笑)。いやあもう、よかったです。 |
クリストファー・ノーラン Christopher Nolan |
「メメント」Memento《2000/米》(20011209) 「インソムニア」Insomnia《2002/米》(20020921) |
ペンエーグ・ラッタナルアーン Pen-Ek Ratanaruang |
「地球で最後のふたり」Ruang rak noi nid mahasan / Last Life in the Universe《2003/タイ=日》(20040905) 監督:ベンエーグ・ラッタナルアーン 脚本:ペンエーグ・ラッタナルアーン / プラープダー・ユン 撮影:クリストファー・ドイル 出演:浅野忠信 ほか 一般的にはあまり評判はよくないかもしれない。ところどころに笑いをとるようなシーンがあったり、なんか嫌に「作られた」世界だったり、全体的に中途半端な感じがするし。でも、個人的には、なかなかよかった。クリストファー・ドイルらしい、ややクセのあるキレイな映像で。タイの風景と、人と、浅野君の空気が。なんとなく、今の気分に合ったのかもしれない。この作品の空気が。そんな気がする。観に行ってよかった。 |
ロバート・レッドフォード Robert Redford |
「リバー・ランズ・スルー・イット A River Runs Through It」《1992/米》(20080320/DVD) 監督:ロバート・レッドフォード Robert Redford 脚本:リチャード・フリーデンバーグ 出演:ブラッド・ピット/クレイグ・シェイファー ほか |
ダニエル・マイリック Daniel Myrick / エドゥアルド・サンチェス Eduardo Sánchez |
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」The Blair Witch
Project《1999/米》(20000108) 監督/脚本:ダニエル・マイリック/エドゥアルド・サンチェス 出演:ヘザー・ドナヒュー/マイケル・C・ウィリアムズ/ジョシュア・レナード ほか 運が悪かった(苦笑)。幾つかの要素(体調が悪かった、とか、座った席が広めの劇場の前の方だった、とか、着なれないものを着ていた、とか、ちょっと脂っこいものを食べた後だった、とか)が重なって、観ているうちに酔って気分悪くなってしまったのだ。車とかで酔わない自信あるのになー(バスに乗って文庫本を読んでも酔わない体質だったりする)。すごいショック。折角観に行ったのに。全然映画に集中できなかった。全米で観客に嘔吐者続出、てのは、きっとこれだわ。そりゃー「怖い」という理由で吐く奴ぁいねーもんな。グロいシーンも一箇所だけだったし。 ただ、その集中できないまま観て受けた印象としては。よくできていた。期待を裏切らず、という感じ。怖い怖い。うひー、て。ヤバいなあ。いや、ホラー映画の「うわ、来る来る来る来る…きたーっ、キャーッッ」というような、手に汗握る、緊張する怖さはあまりないのだけれど、失踪した青年達の次第に狂気に変わってゆく心理状況が浸透してきて怖い。最初から最後まで「発見されたテープを編集したもの」に終始していて謎がちっとも解明されないところも、また、たまらない。コンセプトというか企画がいいよね。映画だけでもいいとは思うけれど、プログラムや前述の調書なんかも合わせると倍楽しめる。ホームページもあるし。どんどん世界が広がっていく感じ。 いいできだと思った分、悔しさも倍増。機会があったらもう一回観に行ってしまうかもしれない。ビデオでもいいけど。 |
ジュリアン・シュナーベル Julian Schnabel |
「バスキア」Basquiat《1996/米》 監督/脚本:ジュリアン・シュナーベル 原案:レヒ・マジュースキー 出演:ジェフリー・ライト/デニス・ホッパー/デビッド・ボウイ |
リドリー・スコット Ridley Scott |
「ブレードランナー」Blade Runner《1982/米》(20001112/VIDEO) 「ハンニバル」Hannibal《2001/米》(20010526) |
ドミニク・セナ Dominic Sena |
「ソードフィッシュ」Swordfish《2001/米》(20011111) 監督:ドミニク・セナ 脚本:スキップ・ウッズ 出演:ジョン・トラボルタ/ヒュー・ジャックマン ほか 1980年代初め、麻薬取締局が実行した極秘の作戦"ソードフィッシュ"。麻薬資金の流れをつかむためにダミー会社を作って行なわれていたが、その会社は予想外の利益を上げてしまう。作戦終了後、最終的な利益4億ドルは利子とともに銀行で眠りつづけ、今では95億ドルもの巨額となっていた。ガブリエル・シアー。元スパイで天才的犯罪者。ソードフィッシュの隠れ資産に目をつけた彼は、かつて世界一のハッカーと呼ばれたスタンリーを強引に仲間に引き入れ、白昼堂々装甲車で銀行に突入し、人質をとって立てこもった!! (公式サイトより)。 ただただ名前に惹かれて内容もよく知らずに観に行った私は単なるビバップファンだったり(笑)。 まあ、まあ、でしたな。ストーリとしても大したことないし(「罠」ってうほどの罠じゃなかったし)、映像としては、そこそこスピード感はあるように思うけれど「最近のハヤリだなあ」ていう演出が多かったのでちょっと食傷気味だったり。ただ、改めて「私、トラボルタ好きかも!!」とか思いました(笑)。なんかやっぱり、不思議な存在感というか雰囲気を持った人であるなあ、と。カリスマって言えるのかわからないですけど。しかし、私、初めて「トラボルタいいなあ」て思ったの「パルプフィクション」なんだよなあ…。 |
ブライアン・シンガー Bryan Singer |
「ユージュアル・サスペクツ」The Usual Suspects《1995/米》(VIDEO) 製作:ブライアン・シンガー/マイケル・マクドネル 監督:ブライアン・シンガー 脚本:クリストファー・マックァリー 出演:ガブリエル・バーン/スティーブン・ボールドウィン/ベニチオ・デル・トロ/ケビン・スペイシー ほか |
クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino |
「フォールームス」Four Rooms《1995/米》(20020114/テレビ放映) 「レザボア・ドッグス Reservoir Dogs」《1992/米》(20070401/DVD) |
ルキノ・ビスコンティ Luchino Visconti |
「地獄に堕ちた勇者ども」La Caduta degli dei /
The Damned 《1969/スイス=伊》(VIDEO) 「ヴェニスに死す」《1971/伊》Morte a Venezia
(VIDEO) |
アンディ・ウォシャウスキー Andy Wachowski / ラリー・ウォシャウスキー Larry Wachowski |
「マトリックス」The Matrix《1999/米》(19990902) 監督/脚本:アンディ・ウォシャウスキー / ラリー・ウォシャウスキー 出演:キアヌ・リーブス/ローレンス・フィッシュバーン/キャリー・アン・モス ほか 随分前に何かの雑誌で紹介されてたのを読んで、ちょっと気になってた作品。自分のコトだから進んで観には行かないだろう、と思って試写 会に応募したら、これがあたってくれたので行ってきました。 内容を簡単に説明すると。人類が今、暮らしている世界は現実世界で人類との戦いに勝ったコンピュータ(というかAIなのか?)が創り出した「仮想現実」世界で、そのことに気づいた一部の人間達が人類を再び目覚めさせようと立ち上がり…。てな感じなんですが。それでキアヌ・リーヴスが「救世主」なんですなあ。 まあ、まあ、面白かったっす。内容的には特に終盤とかもうちょっと、というか、結構陳腐で、なんだかなー、だったけれど、キアヌ・リーヴスは実は私好みのいい男だったということが判明したのでよしとしましょう(爆)。考えてみたら私、キアヌ・リーヴスがどんな顔してるのか知らなかったんですよねー(爆2)。 「観てもいいんじゃない?」的な映画でした。 |
サイモン・ウェルズ Simon Wells |
「タイム・マシン」The Time Machine《2002/米》(20030301/DVD) |
エドワード・ズウィック Edward Zwick |
「ラスト・サムライ」The Last Samurai《2003/米=ニュージーランド=日》(20040211) 監督:エドワード・ズウィック 脚本:ジョン・ローガン / エドワード・ズウィック / マーシャル・ハースコビッツ 出演:トム・クルーズ / 渡辺謙 ほか 「結構面白いよ」という前評判通りな感じでした(なんだそりゃ)。アメリカテイストの日本映画とでも言えようか。戦闘シーンで寝ちまいましたが(爆)。1,000円で観るには、まあいいか、という感じの。少なくとも予告編観たときに感じたよりはずっと「苦笑」度合い低かったし(笑)。 |