20001102
「ジャンポール・ゴルチエの世界 変身体験-あなたを展示する」at 上野の森美術館
観客(?)参加型のアートイベント(ワークショップ)ということで、「これは絶対混むわあ」と思い、平日に有休取って行って来ました(爆)。 内容としては、ゴルチエのコレクション出品作品の展示、コレクションの映像投影の他に、今回のこのイベントの主旨「あなたを展示する」に則り、来場者が自分でマスク型ウィッグ、リップ・ネイルシール、バッグ、フレグランスシャワー等を選んで身に付け、ラストには最初に身に付けたエプロンドレスに氏の衣装の映像を投影しての撮影までする、という。
変身それ自体は、まあ、色々制限もあることなのでそれほど思いきったコトはできないけれど、それでも充分楽しかったことです。会場内全ての壁が鏡になっていて、イチイチ自分の姿を見られるてなんだか「そんな気分」になれることとか(なんだそりゃ)、展示してある作品が全方向から見られるのもよかった。フレグランスのサンプルもいただけたし。入場料(一般
1,500円)も決して高くはなかったです。 それにしても、スタッフのユニフォーム、かわいかったなあ。40,000円近くするから手はでなかったけれど。すげー、欲しくなったです(苦笑)。
20000805
「THE ART OF RINGS 指輪−ちいさな記念碑の物語」at 東京都庭園美術館
前から行ってみたいとは思っていながら、なかなか機会のなかった「庭園美術館」。今回展示の「指輪」に惹かれてついに足を運んできました。 思ったより展示数があって(そして思ったより人が多くて《苦笑》)面白かったです。えんらく古いのから現代的なものまで。多種多様でした。小さい石のついた指輪は個人的にあまり好きではないんですが、こういうのはいいですね。石自体は元々好きだし。ティファニーとかあそこらへんのブランドの作はゴテゴテしててやっぱり好きになれないけれど、何百年も昔のものでも(古くはなってしまっているけれど)遜色ないデザインのとかあったりして。遺髪(マリー・アントワネットとかペルー夫妻とかの)が入ってるのにはビビりましたが、ピルケースが付いてるやつとかは感慨深いものがあった。なんか。
そして展示もさることながら、美術館それ自体である旧朝香宮邸の趣もよかった。ああいう建築とかって好きですなあ。しかし、朝香宮って誰?(爆)。要所要所に「旧皇太子殿下寝室」とかなんとかあったから皇族だってのはわかるんだけど。明治くらいの人?んー。歴史苦手だからなあ(苦笑)。
20000805
寄生虫博物館
こちらも常々行こうと思っていたところ。どちらも目黒にあるので、どっちか行くことになったらきっと行くだろうと思っていたらやっぱりそうなった(笑)。その道では有名過ぎるくらい有名な博物館。
思ったより展示が少なかった(ていうか、スペースが狭い)のが残念だったけれど、それなりに面 白かった。8mのサナダムシ(あれ、条虫だったっけか。忘れちゃったい)も見られたことだし。女子高生の中にいたやつとカタツムリの触覚に寄生してるやつはなかったけれど(ルポもので知ってて見たかったんだよなあ)。一度は行っていいかも、というところ。二度行くほどではないかな(苦笑)。
しかし、やはり、基本は「焼く、洗う」なんですな。勉強になりました。
20000715
「どこでもいっしょお誕生会」at 有楽町阪急
行って来ましたーっ。「どこでもいっしょお誕生会」展覧会!!なにしろ開催を知ったのが終了一週間前だったのでアセりましたね。会場は「アランジアロンゾ」も毎年展覧会をやっている有楽町阪急。スペースは狭いけれど無料!!(笑)。
まず、会場入口にはお約束ーな巨大(実寸の3倍はあろうかと思われる)なトロ。ブランコに乗っていて手に穴があいてたりしますが(つまりブランコの鎖をぶっ通
しちゃってるのね…)、めちゃ、かわいい。カメラ持ってなかったので、一通り観てから近くのマツキヨで購入して戻って来て撮影しちゃいました(爆)。
会場の上方には無数のトロがぶら下がってるし。受け付けのように置いた長机の向こうにもトロ(こちらは実寸)が座っていて、その机の上にはスタンプが。がーん。押すものがない…。仕方がないので絵柄が切れちゃうけど手帳に押してきました。入ってすぐは左手に一年の歩み(年表)とレアな販促グッズ、右手にキャラクタコンテが。実現しなかった幻のキャラが結構かわいい。犬とか羊とか(虫はいやだー)。
続いてゲーム内のお部屋再現(ミニチュア)、トロ以外のキャラが「お誕生会」の準備をしている姿、バースデーカードの展示なんかがあって。実寸よりやや小さめの(でもトロは実寸)お誕生会会場たる「お部屋」(もちろんケーキがある!)で締め。ラストにメッセージカードを書く場があったので、しっかりウチの「もえ」宛に書いてきました(笑)。
展示は少なめだったけど、グッズが充実しててステキだった…。しっかりハメられましたぜっ(爆)。購入したのは巷では手に入れられないカンロ企画のお菓子類。これは絶対ポスペのよりいい!!あー、ラヴリー(←バカ)。
20000624
「アンリ・カルティエ=ブレッソン コレクション展−第2部」at 東京写真文化館
「決定的瞬間」という独自のスタイルを確立させた世界の巨匠、とは、ぴあの紹介文だが、そこに掲載されている氏の作品はまさしく「決定的瞬間」だ。大雨の後だろうか、水浸しの広場(?)で浮島状に散っている梯子や何かの上を1人の男が軽いステップを踏んでいるらしい。しかし、その写真の瞬間は、今、正に、その溜まった水の中に片足が落ちようとしているところだ。その男と水面に映ったシルエット、後ろに見えるポスターか何かのシルエットがシンメトリ或いは記号的に見えて、デザインされたポスターのような印象を受ける。
この作品以外にも氏の作品には捏造したかのような「瞬間」が多い。思わず、ふ、と、笑みが浮かんでしまうような心地良さを感じるこれらの作品が全て(狙ったとしても)自然にできた構図だというから素敵だ。自然に、偶然にできた瞬間の構図を氏は持ち歩いている小型のカメラで切り取っているのだ。
20000423
アランジアロンゾ展覧会「ARANZI A LAMODE(アランジアラモード)」at 有楽町阪急
今年もいいできでした。アランジアロンゾ展覧会。今年のテーマはファッション。各キャラクタ毎のファッションの紹介と、おそろいのファッショングッズの販売。プラスいつもの&展覧会限定グッズの販売。気合い入ってましたー。その分大変だったようだけれど。でも全部手作りな意気込みの凄さがやっぱ某「たれなんとか」とは違うよね(余談だがサンシャインでやっている「たれまつり」の言葉を聞いて、私の友人は「焼肉とかの『たれ』っぽいよね」と言っていた。確かに)。
ホントはパンダ君とおそろいのジップアップが欲しかったけれど、全くお揃いの色がなかったので断念。超合金メカパンダ君も予想通り売り切れでした。「楽しいお酒」も入荷待ちだったなー。ま、お金もなかったからいっか(苦笑)。
20000422
「日本国宝展」at 東京国立博物館
いやー。混んでました。予想通り。土曜日だし、国宝展だから覚悟はしてたんですが。まあ、午前中に行ったので、多分まだましだった方なんでしょう。
特に入ってすぐの絵画(仏像画なんかの掛け軸になっているやつとか)や絵巻物、写経なんかはもう酷い。掛け軸はまだモノがデカいので遠くから観たんですが(遠くからも観られるようにキャプションは通常の3倍くらいの大きさでできている)、絵巻物は人込みの中に入りこまないと観られなそうだったのでパス。それでもその他の彫刻、仏具、衣類、硯箱はなんとか観れたし、それなりに面白かった。特に印象に残ったのは刀(「新撰組血風録」を読んだせいでしょう。知ってる名では「正宗」があった)と千手観音と玉虫の厨子。流石に国宝と言うだけあって、美術的価値よりも歴史的価値が高いようなところも興味深い。
これで混んでさえいなかったら、もっと楽しめたでしょう。ま、久し振りに国立博物館自体(ここの建物好きー)も観られたし、よしとしよう。
19991012-1123「金と銀」東京国立博物館平成館
19990929
「セザンヌ展」at 横浜美術館
いや、実は、そんなにセザンヌが好き、とかではないのですが(好きでも嫌いでもない、てとこ)。チケットがあったし、横浜美術館も久しく行ってなかったので(数年前のターナー展以来)いいかな、と。何より本物を観るのはいいことだし。
展示作品数は決して少なくなかったけれど、それほど沢山という印象もなかった。作品の印象(というかインパクト)自体が薄かったせいかもしれない。なんでかはよくわからないけれど、多分、私の好みじゃなかった、ということなんでしょう。でも、それまでよく知らなかった(結構私はこういうのに疎かったりする。自分で絵を描く人って意外にそうかも、と思ったのは高校の頃。知ってる人も多いけど)セザンヌにどんな作品があるか、ということがわかっただけでも行った価値はあった。感想としては、意外に彩度低めの絵を描く人なんだなあ、と。
しかし、予想してはいたけれど、平日だというのに人が多かった…。これだからメジャーな画家の展覧会は…(棚上げである)。
19990919
「FLAT'99」at 渋谷パルコPart3
「FLAT」というのは村田蓮璽氏が主となって(確か)創刊する予定の雑誌(ワニマガジン社刊のハズ)。これはその生原稿等の企画展示。氏を始めとして各方面の著名人(勿論絵を描く人達)が参加していて、なんとも豪華な雑誌だ。トレヴァー・ブラウンまでいるし。どの人もセンスがよくて格好いい。
渋谷パルコPart3でやっているので数はそれほど多くはないが、渋谷まで出る機会があったら是非。主催である神宮前のGoFaというギャラリーでも展示しきれなかった作品を展示しているというので行ってみたいところ。
19990726
「リーバイスヒストリー展」at 池袋西武
「世界中で愛されているジーンズブランド“リーバイス” その126年にわたる歴史をあらゆる角度から楽しむ展覧会」とはチラシのコピー。 その通り、主に501のできた経緯からその技術、時代に伴うデザインの多様化などをとりあげた展覧会だった。
昔、中学の英語のテキストで出てきた「ジーンズそのものが作られた過程」などはとりあげられていなかったが、 まあ、そこそこに楽しめる内容だったと思う。
ビンテージもののコレクション展示なんかをやったらもっと面白かったかもしれないが、 まあ、セゾン美術館を閉館してギャラリーとして小規模化を図った背景を考えるとこんなものだろう。
チープさ、手軽さを売りにちょっとマニアな企画モノをやってくれることを期待したいところ。
ところで、本展では「エイズストップ基金」として有名人がサインをしたり装飾をしたジーンズを オークションにかけているが、その中でミッシェル・ガン・エレファントのものだけが
「対象外」になっていたのはどういうわけだろう?
19990626
「ペインティング・フォー・ジョイ:1990年代日本の新しい絵画」at 国際交流フォーラム
友人がチラシを送ってくれたので、例によって奈良美智目当てに観に行ってきました。
赤坂ツインタワービルにある国際交流フォーラムはなかなかいい会場で、 予想通り作品数は少なかったけれど、人も少ないし、ビッグサイズのカンヴァスが並んでいるのは
見ごたえがあった(12号くらいの連作もあったけれど)。トイレやら休憩所の椅子の造りなんかが格好よくて、カメラを持っていけばよかった、と、思ったことです。
本展覧会は国内展開催後、北米を巡回する予定だとか。どうでもいいけど、これが北米でウケるのだろうか…。
19980815-1005
ルートヴィヒ・コレクション「ポップ・アート-20世紀の大衆芸術革命」at
セゾン美術館
19980806-0818
小学館「コミックジャングル展」at 新宿タカシマヤ10階
1997
テート・ギャラリー所蔵「ターナー展」at
横浜美術館
19970118-0413
レオポルド・コレクション「ウィーン世紀末展 クリムトの夢、シーレの愛」at
安田火災東郷青児美術館
19960629-0818
展覧会「海」at 安田火災東郷青児美術館
19960420-0707
「シルクロード大美術展」at 東京都美術館
19960315-0609
「MoMA ニューヨーク近代美術館展 ウィリアム・S・ベイリーコレクション」at
上野の森美術館
19960515
「もうひとつの写真-写真的なるものをめぐって-」at 東京都写真美術館2階企画展示室
19960427-0609
「祝福された四季 近世日本絵画の諸相」at 千葉市美術館
19951213-1229
「智内兄助展」at 千葉そごう美術館
19941220-19950212
「ウィーンのジャポニスム」at 東武美術館
19941101-19950122
「ルネ・マグリット展〜不可思議の扉〜」at 三越美術館・新宿
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