やぴぴの兄の子供の頃
戦争体験者は歴史の生き証人などと呼ばれたものである
戦争が終わって60年以上
日本を含む世界が再び動乱期に入ってきており
やぴぴの兄もこれから「歴史の生き証人」と呼ばれるような存在になりそうだ

東日本大震災は1000年に1度の出来事
2008年に起こった金融危機も白人支配の終焉を意味する象徴的な出来事
ととらえれば500年に1度
政権交代から始まった日本の政治の混乱も、ほぼ100年に1度の出来事と言える
尖閣事件、ジャスミン革命、原発事故
それぞれ歴史の教科書に載ること間違いなし
マスメディアが崩壊し、個人が情報発信したり、ビジネスを展開するようになったのも大きな変化だ

しかしあまり指摘されないことで、歴史的な変化に遭遇していることがひとつある
それは平均寿命だ
やぴぴの兄の親の代は「人生わずか50年」と言われたものである
それが今や人生80年
半世紀ちょっとの短い期間で実に30年近く平均寿命を延ばしたのだ
長い年月をかけて平均寿命を延ばした生物
というのは過去存在するかもしれないが
このような短期間で平均寿命を延ばした生物は史上初
つまり生命誕生20億年
有史以来前例のない生命活動を
今我々が行っているのである

政治をウォッチし続けてつくづく痛感することは
政治って結局「アメとムチ」だよね
ということ
難解な政治哲学、あるいはイデオロギーで政治を語るものだから
素人にはとても手に負えないもの
と思ってしまうが
そうでもないということ

反政府デモが続くシリアで25日、政権側はアサド大統領に対する退陣要求デモがぼっ発した南部ダルアーに戦車など軍部隊を展開した。(ロイター通信)

中東のシリアで多数の死者が出ているようだが
これなどはムチの典型例
日本は民主主義の国だから
政治家がおいそれと国民に対してムチを使うことはできない
だから長く政権を続けようと思ったら
国民に対してアメを配らないと駄目だ
そのアメは端的に言って「パンとサーカス」なのである
民主党が不人気なのは
国民に対して「パンとサーカス」を与えられないからだ
小泉元首相が5年も首相をやれたのは
パンは配れなかったかもしれないが
サーカス(小泉劇場)を見せることができたからだ
自民党が長期にわたって政権を続けてこられたのも
パン(高度経済成長)とサーカス(東京オリンピック、大阪万博)を国民に与えることができたからだと思う
中東で政治が大きく混乱しているが
何のことはない
国民にパンを与えればすぐ鎮まるのである
ところが長い間、中東をはじめとした世界にパンを供給し続けてきたアメリカが傾いたので
みんな打開策がなくて困っている
そういう話なのだ

日本の政治の混迷もサーカスはともかく
パンを配ればすぐ終わるのである
そのパンは要は「所得倍増」であり
政治家が経済の勉強をすれば、すぐ解決する話なのだ
ところが日本の政治家は絶対に経済の勉強をしない
なぜなら「権力を握ること=経済の勉強」ではないからだ
実態は「権力を握ること=金と人脈」
だから政治家は中国利権や韓国利権に群がるのである

というわけで日本を良くしようと思ったら
(政治家が経済の勉強をしないのであれば)国民が経済の勉強をしなければ駄目だ
坂本竜馬や西郷隆盛のようなスーパーヒーローの出現を当てにしてはいけない
国を変えるのは実は国民自身なのだから

手塚治虫のマンガ「ピピちゃん」を読んだ
数が増えすぎて、地上に人間があふれかえる近未来
住む土地を失った人類は新たなフロンティアとして海への移住を決断
科学者は我が子を人魚に変え
水中生活の実験を試みる

このマンガは1951年から1953年まで、子供向け月刊誌に連載されたものだ
当時は第一次ベビーブームがピークを迎えた直後で
世界でも人口爆発が問題になっていた時代である
戦後の混乱期とあって食料やエネルギーの供給が人口増加に追いつかず
供給不足を起こしていたと考えられる
現代は少子化が問題になり、デフレで、需要不足が問題になっている
隔世の感あり

個人的に問題にしたいのは
人口が増えたら増えたで大騒ぎし
人口が減ったら減ったで大騒ぎすること
特に日本人がそうだ
人口の増減は自然現象であり、多少の増減などは許容すべきである


今日はやぴぴの兄の誕生日
43歳になった
この歳になって、初めて実感することがある
まず若いと言われる20代と初老と言われる40代の間がわずか10数年しかないと言うこと
例えば29歳から40歳までは11年間
つまりこの前まで若者だったのに、急に老人になった印象なのだ
まるで浦島太郎である

まだある
40代になると急に年下が増えるのだ
30代までは町を歩いていても、やぴぴの兄より上の世代が圧倒的に多かったのだが
40代になると急に年下が増える
日本人の平均寿命がだいたい80年なので
その半分を超える40代で年下が増えるのは当たり前と言えば当たり前なのだが…
とにかく町の光景がわずか数年でガラッと変わるのは
いろんな意味でショックがある

やはり40代は人生の大きな節目なのだ

円高のデメリットとして国内生産の空洞化がある
海外に工場を移し、海外の安い労働力を使って製品をつくり、海外の市場に売る
その結果日本国内の雇用が失われ、失業者が増える
というわけだ

確かにそういう一面はあるが
これは本当にデメリットだろうか
ピンチはチャンスという言葉もある
個人的にはこんなチャンスは100年に1度あるかないか
と考える
要するに
日本のような世界一インフラが整った国で
世界一購買力のある市場(日本は世界一の対外純資産国)で
市場を独占してきた巨大資本がいなくなるのである
これは若い人がビジネスを起こして、大金持ちになれるチャンスだ
日本の市場が頭打ちになっているのは
デフレの長期化でお金の流動性が悪くなっているのと
既存の企業が顧客のニーズを捉えられなくなってきているためだ
「3Dテレビ」の失敗はその代表的な例

若い人は資本こそないが
頭は柔らかいし、古い人間には太刀打ちできないセンスもある
それらを武器に世界一魅力的な日本市場を開拓してはどうだろう
無論50代、60代も体が元気であれば、若い人同様十分チャンスはある
しかもこの年代には若い人にはない「経験」という武器がある

やぴぴの兄ですらこの程度のことは思いつく
すでに日本全国には宝の山を目指して動いている人がいっぱいいるのではないだろうか

女性の前でズボンを下ろしペニスを露出する男の動機として
「イライラしていたのでストレス解消のためにやった」
というのがある
社会的には公然わいせつ罪であり
露出狂、変態扱いされるが
人間は生物であり動物であるという視点に立つと
メスの前でオスがペニスを露出する行為は
種族保存の一環として極めて自然な行為と言える
現代社会に生きる人間は動物性を否定した社会に住んでおり
内なる動物性と社会が規定する人間性との乖離で
ストレスがたまったり、鬱病になったりする
すなわちストレスを解消するには人間性を捨て、動物に戻るのがもっとも効果的
「イライラしたのでペニスを露出」は動物に戻る行為の一例に過ぎない

ところでこの種の事件を起こすのは男性が多い
女性も生物であり動物であるなら、男性の前でパンツを降ろしてヴァギナを晒す露出狂がいてもいいはずだ
ニュースにならないところを見ると
配信元がそういう女性がいたとしても
気を使って記事にしないのかもしれない

今を幕末ととらえる識者が多い
幕末とは黒船来航から戊辰戦争までの15年間を指す(ウィキペディア参照)
リーマン・ショック、政権交代を黒船来航ととらえると
およそ2023年〜24年あたりに
明治政府に匹敵する新政権が誕生することになる
そして重要なのは
その新政権を担うのは誰なのか
ということ
今平沼赳夫とか安倍晋三とかの名前が挙がっているが
彼らは15年後には
それぞれ85歳、70歳になっている
こんな高齢者が新政権の中枢になっているとは思えない
なぜなら明治政府の中枢にいたのはみな20代、30代の若い人たちばかりだったからだ



(吉田松陰は大政奉還時には他界していたので、存命だった場合の年齢)

これからすると
15年後に誕生するであろう新政権の中枢を担うのは
現在25歳〜5歳の若者たちということになる

「東アジア共同体」構想によって
再び「グローバル社会」「地球市民」が脚光を浴びている
やぴぴの兄もインターネットを始めた頃は
人、モノ、金が国境を越えて流れ
それこそ国と国との境目がなくなって
新しい社会が実現するのではないかという淡い期待があった
ヨーロッパ共同体などその先駆けだろうし
実際に人、モノ、金は想像以上のスピードで世界中を駆け巡っている

しかしそれは
異なる民族が仲良くなり、友達になるという一方で
国境という敷居が低くなったことをいいことに
泥棒が容易に侵入しやすくなったとも言えるのだ
昔の泥棒は鳥打帽をかぶった押し売りのように
国の正面玄関から入ってきて
巨艦に積んだ大砲を使って脅し、殺し、富を盗んでいった
植民地支配の時代である
現代の泥棒は立派なスーツを着た金融セールスマンのように
巧みな嘘をついてだまし、富を盗んでいく
金融危機で問題になった証券化商品、アジア開発銀行を経由して中国に流れるODAマネーなどがそうだ
結果以前にも増して、財産を守るための戸締りや警戒が必要な時代になったと言える

人間の天敵は人間であるという現実が
「グローバル社会」「地球市民」という言葉を空虚なものにしている

凶悪犯罪が続いている
凶悪犯罪がなくならないのは人間が「動物」だからであって
根絶するのは不可能
そんなわけで凶悪犯の扱いに対してもいろいろ議論がある

やぴぴの兄の妙案としては
凶悪犯の島流しを提唱したい
その島も今韓国軍が占領している「竹島」がふさわしい
竹島に島流しにすれば韓国軍が凶悪犯を殺してくれるだろうし
あわよくば凶悪犯が韓国軍を殺してくれるケースも出てくるだろう
どっちにしろ日本にとっては好都合だ

お隣の中国では
すでに凶悪犯をチベット自治区に送り込むということをやっている
日本も真似した方がいい

厚生労働省が医師不足解消など医療分野の充実を図るため
「安心プラン」などと称して様々な施策を行うようである

医療を取り巻く問題は多岐にわたるが
その本質が語られることはあまりない
要するに医者と患者の利害が一致していないことが
最大の問題ではないだろうか
これは薬、医療器具メーカーと患者の利害もそうだ
患者は無病息災を願うものだが
医者、薬、医療器具メーカーは
患者が病気になればなるほど儲かる
これでは患者の立場に立って一生懸命努力するはずがない
結果立派な肩書きのある医者の間で間違った治療法(やぴぴの兄が慢性前立腺炎で体験済み)や薬の大量服用が横行するのである

医療問題を解決しようと思ったら
患者が健康になればなるほど、医者が儲かる仕組みをつくらなければ駄目だ

元ライブドアの堀江被告が証券取引法違反で実刑を言い渡された
世論の大多数の意見は「ざまあみろ」だと思うが
やぴぴの兄は違う
堀江と同じ犯罪を犯した日興コーディアルはお咎めなしである
これは大問題ではないのか

そういえば
長野の聖火リレーで大暴れした中国人留学生は
いまだに一人も逮捕されていない
ネット上に犯罪をやっている現場を撮影した写真、動画が多数アップされているのにも関わらずだ
いやもっと言えばその場に警察官がいたのだから
現行犯逮捕されなければおかしい

日本人を拉致、誘拐し、偽札をばらまき、麻薬を大量に密輸した在日朝鮮人が死刑になったという話も聞いたことがない
やぴぴの兄が同じことをやれば、それぞれが重大犯罪なのだから間違いなく死刑になる

日本は法治国家などと言う
日本国憲法も絶対に変えてはならないと言う
アホか
この際はっきり言わせてもらおう
法律なんて政治の力によって、どうにでもなるのだ

アメリカが北朝鮮のテロ指定国家解除へ

日本の拉致問題は暗礁に乗り上げた
拉致問題解決には身代金を払うか戦争をするか
2つにひとつしかないはずだが
日本は今どちらにも踏み切れないでいる
ただ問題を先送りにして時間だけが過ぎている状態だ

アメリカのある高官は
「拉致問題は日本の問題なのだから日本が解決すべきだ」
と言い放った
正論である
一方拉致被害者は
「30年以上日本政府に訴えているのにいまだに家族が帰らない」
と嘆いている

多くの日本国民は
「それは秘密です」のような感動の再会シーンを望んではいるものの
戦争までして拉致被害者を取り返したいという思いはないようだ
所詮他人事である

このまま拉致家族はお互いが引き裂かれたまま年齢だけを重ねて死を待つばかりなのか!?
そこでやぴぴの兄に妙案がある
それは拉致家族にアメリカ国籍を取らせることだ
そうすれば拉致被害者はアメリカ国民となり
アメリカ軍が拉致被害者救出に動かざるをえなくなる
日本にとっても一番楽な方法だと思うんだけど
どう?

イラクのクルド人社会では結婚前の恋愛はタブー
ところが
近年インターネットや携帯電話の普及で若い男女の出会いが急激に増えているそうだ
クルド人はまだまだ家長である父親の権力が強く
恋愛を知った父親が怒り狂って娘の彼氏を射殺したり
娘自身が焼身自殺に追い込まれるケースもあるとか

まさに命がけの恋愛である

「ロミオとジュリエット」の悲劇は根強く残る伝統文化と通信のハイテク化との葛藤の中で繰り返されるのだ

地震、雷、火事、親父

親父がこわくなくなって久しいが
雷も地震や火事に比べるとこわいものでなくなりつつある
建築物の高層化と避雷針の普及がその理由だ
しかし人類有史以来、自然災害で一番人が死んだのは
地震や台風ではなく雷なのである

これからいくとキリンもかなりの数が雷で死んだだろうし
チラノサウルスやブロントサウルスと言った大型恐竜も
落雷で多数命を落としたはずである

ひょっとして恐竜の絶滅は雷が原因だったりして・・・

宝くじが大きな話題になっている
6億円が当たると言う「toto」
3億円が当たると言う「ドリームジャンボ」

上を見れば切りがないが
すでに今生きている我々はとてつもない「宝くじ」に当選している

まず宇宙に生物の住める惑星がどれくらいあるか
と言うことだ
地球以外は生物の住める惑星はないと公言する学者もいる
とにかく物凄く低い確率であることは確かだ
その地球上に人間として生活している
地球にはそれこそ無数にいる生物の中で
しかも地球の歴史は約46億年
人類の誕生はわずか約200万年
これだけの条件を並べただけでも人間として生活できることが
いかに低い確率であるかがわかる

その上に日本という恵まれた環境の中で
食うに困らず長寿をまっとうできる
これが宇宙的スケールで考えた場合
とてつもなく当選確率の低い「宝くじ」と言わずして何であろう

6億円、3億円当たるということも凄いことかもしれないが
今ここに生きているということは
それ以上に凄いことなのである

中東戦争の主役はいつもイスラエルである
イスラエル人というかユダヤ人はそれほど好戦的なのだろうか

ある日本のテレビ番組が「風雲たけし城」という番組をユダヤ人に見せたところ
その暴力的な内容に多くのユダヤ人が拒否反応を示したのである
あれほど好戦的なユダヤ人が
暴力番組を拒絶するのはなぜ?

考えてみれば
ユダヤ人の歴史はいじめられっぱなしの歴史である
アングロサクソンのような好戦的な民族とは明らかに違う
ではなぜユダヤ人は中東で戦争を繰り返すのだろうか
それはまわりが敵(イスラム教徒)ばかりで恐いから
ということにつきる

ユダヤ人の味方はアメリカだけである
その味方もイスラエルのすぐそばにいるわけではない
いかに世界で最も頼りになる味方であっても
あれだけ遠くに離れていると
相当な孤独感を感じるはずである

ハイテク兵器を使って優位に立っているかのように見えるイスラエルも
実は心理的に劣勢に立たされているのである

最近大人びた子供が増えているという
大人顔負けの着こなし
大人顔負けの話し方
いわゆる大人がイメージする子供らしさがなくなってきているのだ

原因はテレビ
新聞のテレビ欄を見ていただきたい
午後7時から9時までのゴールデンタイムに子供番組はほとんどない
だから今の子供たちは必然的に大人の番組を見て育つ

逆にやぴ兄の子供の頃は
午後7時から9時まで子供番組一色
アニメ、特撮、バラエティ、ドラマ、プロレス
おかげでやぴ兄世代は大人になっても子供のままである
永遠の小学生?

テレビの影響で
21世紀初頭の日本は
「大人びた子供」と「子供っぽい大人」が同居する
奇妙な社会になっている

ウィキペディアで「朝まで生テレビ」の項目を調べてみたら
今まで取り上げたテーマは幅広いが
社会科学系にテーマが集中することが多く
自然科学の話題がテーマに上ることはほとんどない
と書いてあった

これは「朝まで生テレビ」に限らない
報道番組、ワイドショー、討論番組すべてそうだ
自然科学の話題はおろか
自然科学系のコメンテーターが出ることもほとんどない
特に生物学者、動物学者にいたっては皆無なのではないか

日本のテレビ番組が偏向しているとよく言われるが
それは右翼とか左翼とかじゃなくて
社会科学系の視点に偏るところにあるのではないだろうか

動物と人間との決定的な違いは何か?
直立二足歩行
いや言葉を使ったコミュニケーション

いずれも間違いである
直立二足歩行はレッサーパンダの風太君やエリマキトカゲもやっている
言葉を使ったコミュニケーションは
特殊な音波を使って会話をするイルカやクジラが挙げられる
言葉をしゃべるイルカを題材にした「イルカの日」という映画があるくらいである

では改めて動物と人間との決定的な違いは何か?
それは火を使うということだ
地球上あらゆる生物を見渡しても火を使う生き物は人間だけである
しかもどんなに原始的な生活をしている土人でも
火は必ず使っている

火を使うということはいったいどういうことなのか?
単なる道具を使うことと一緒にしてはいけない
火はとても危険なものである
動物は自分の身に危険が及ぶことは必ず避ける
個体維持の本能だ
だから動物たちは自分の身を守るために、火を使う以前にまず絶対に火に近寄らないのである

しかし人間だけがその自然界の掟を破っている
道具として使うどころか
火を使って拝火教(ゾロアスター教)なる宗教までつくってしまったのだ

人間がなぜ火を使うようになったのか
残念ながら良くわからない
手塚治虫のマンガには宇宙人から火の使い方を教えてもらったとある
それくらい説明がつかないことなのだ

ただヒントのようなものはある
子供のおもちゃを作っているメーカーが
売れるおもちゃを作るのに気をつけていることは何かとの問いに
次の三原則を挙げた

「光るもの」「動くもの」「変化するもの」

これはおもちゃを作るときの三原則だが
この三原則が火にもそっくり当てはまる
人は
光ることに神々しさを
動くことに艶かしさを
変化することに好奇心をそそられたのかもしれない

火はいつまでも人を惹きつけてやまないのである

老眼になって感じるのは
文字が見づらくて、文章を読むのが嫌になってくるということだ
新聞は見出しを見るだけでもういいやとなってしまう
本を読むなどもってのほか

そこではたと気がついた
アフリカの識字率が低いのは遠視のせいではあるまいか
遠視になると近くが見づらくなる
近くが見づらい眼では文字も発達しない
ちなみにアフリカ人が遠視になるのは
遠くにいる獲物を識別するためである

逆に日本人の識字率が高いのは
近視が多いせいではないのか
古くから手先が器用で、細かい作業が得意だった日本人
当然眼も近くを見ることが多く
近視が多かったはずである

視力と識字率との相関関係
意外と信憑性があるかもしれない

インターネットの未来は
既存のメディアの歴史を見てみれば
わりと予想がつく
映画、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ
いずれも誕生して間もない頃が最盛期であり
ピークを過ぎればジリ貧をたどる

ちょうど人間の老化現象と似ている
人間の体も10代がピークで
以降ジリ貧をたどる

これはメディアの魅力が「鮮度」にあることからきている
新鮮さのあるうちは才能が集まり、活性化するが
新鮮さがなくなると誰も見向きもしなくなる

インターネットは1995年を元年とすると
歴史は11年くらいだが
もう新鮮さはなくなったと見るべきだろう

「伊勢神宮」は国家神道の頂点に位置づけられる神社であり、国家神道がなくなった現在でも神道の中心的な役割を担う神社である
その神社がなぜ三重県にあるのか
古来の政治的中心地「京都」、「奈良」に近いということもあるが
何よりも特筆すべきは三重県は極端に降水量の多い地域である
ということだ
降水量が多いため、神社には欠かせない「鎮守の森」がそれこそ日本有数の規模に発達している
「洗い清める」「水に流す」
「神道」と「水」とは切っても切れない関係にある
その水が三重県、特に「伊勢神宮」には毎年々豊富に降り注ぐのである
「伊勢神宮」は信仰がいかに気候や地形に左右されるかを示す顕著な例と言える

ニンテンドーDSが売れまくっている
何でもニンテンドーDSをやると頭が活性化するそうな
しかし本当に頭を活性化させているのは
ゲームユーザーではなく
ゲーム開発者だと思う
本当に頭を活性化させたければ
他人が面白いと思えるようなゲームを作ってみることだ

今テレビでハードゲイが大人気
「ふぉーーーーーーーーーーーーー!!!」
と叫ぶだけで笑いがとれる
やぴぴの兄も叫ぶか
「ふぉーーーーーーーーーーーーー!!!」

ところで
せっかく人気に火がついたところへ
早くも「一発屋」「今年中に消える」との声も

しかしながら関西には一発芸で数十年生計を立ててる芸人も多い
「お入り下さいありがとう」
「このくらいで許したろか」
「おーまーえーはーあーほーかー」

この関西の芸人と最近の一発屋との違いはなんなのか?
やぴぴの兄は皆目わからない

日本海側は記録的な大雪
雪おろしで大変だ
映像を見ると住んでいるのは一人暮らしのジジババばかり
若い人はさっさと暖かい太平洋側へ引越している

最近は沖縄で暮らす人が増えている
逆に北海道、東北は人が減っている
寒いところは嫌、暖かいところへ行きたい
当然の思いである

しかしながら人類の歴史は
暖かいところから寒いところへと
気温の低いところへ移住する歴史だった
むかしの人はなぜわざわざ寒いところへ移住しようとしたのか?
おそらくなんらかのメリットがあったはずである

偉い人に聞いてみようか

政治家というのは人を動かすことが仕事である

人を動かすにはアメとムチが必要だ
その点中国の政治家は良く心得ている
反日運動というムチを使ったかと思うと
すかさず賠償に動いてアメを配る

基本的に中国の政治家は悪人なのだろう
しかし政治家は悪人でないとつとまらないのでは
とやぴぴの兄は思う

「カンボジアPKOで苦渋の決断を迫られた」宮沢首相
「ペルー人質事件で夜も眠れなかった」橋本首相

こういう人の良い政治家では駄目なのだ
中国の首相のように
チベットで大虐殺を指揮しておいて
何食わぬ顔をしている
これが本物の政治家だ

中曽根元首相も
「今の政治家は悪の部分が足りない」
と苦言を呈しておられた

日本の政治家がやたら善人ばかりになったのは
過度にクリーンさを求める風潮もあるのではないか
国内的にはそれで通用しても
対外的には通用しない

数の少ない動物は国の天然記念物として大事にされるが
数の多い動物は農作物を荒らす害獣として駆除される

数が多いか少ないか
これはとても重要なことだ

お年寄りが昔に比べて大事にされなくなった
これはモラルの低下ではなく
単純に数が増えたためだ
むかしは「人生わずか50年」
お年寄りになる前にみな死んでいったものである
だからお年寄りというのは貴重な存在だった
それが豊かな食生活、医療の発達で寿命が延びた
寿命が延びたことが
かえって、お年寄りの希少価値を半減させてしまった

逆に子供は過剰なまでに大事にされるようになった
数が少なくなったためだ
むかしは「産めよ増やせよ」で
家庭に4人、5人の子供は当たり前
井戸に落ちて死のうが、肥溜めに落ちて死のうが
新聞の三面記事にでかでかと報道されることはなかった

お年寄りが大事にされるようになるには
むかしの「姥捨て山」ように、人為的に数を減らすか
中曽根元首相、河合文化庁長官のような
希少価値の高いお年寄りになるしかない

初詣でニセ札ラッシュである
神罰を恐れぬ不届き者の所業か

しかしあれだけ大量に行き交う金銭授受の中で
なぜにニセ札と見破れるのか
ぱっと見でニセ札と判別できる鑑定士揃い
というわけでもあるまい

答えは簡単
手触りでわかるそうだ
情報の識別において
ときに触覚が視覚を上回る代表的な例だ

きのう
録画しておいた「朝まで生テレビ」を見た
朝生を見たのは実に5年ぶり

当の朝生ではマンガ家の小林よしのりがいいこと言った
伊勢神宮では毎朝毎朝お祭りするそうだ
なんのお祭りかというと火を起こして飯炊きするという
日常何気なくやっているようなことをお祭りにしている
昔の日本人は「ハレとケ」といったように
日常生活と祭りとを分けて生活していた
しかし神道では日常生活そのものが祭りだという
それは毎日毎日ご飯が当たり前のように食べられる
ということが実にめでたいことだから
そのような発想が今の日本に道徳的な意味において歯止めがかけれる
だからそういった流れから天皇制(神道)も守られるべき
なのだそうだ

マンガ家の発言といっても馬鹿にはできませんね

6月に開かれる米サミットで識字率の向上が議題にのぼるそうだ
識字率が高いことは文明国の証
文字を持たない国は未開国の証

文字を縦横に操って
「やぴ兄・どっと・こむ」のトップページを鮮やかに彩る文明人《やぴぴの兄》であるが
世の中そんなに単純なものかいな
と思ってしまう

アフリカのマリで生活するドゴン族
彼らはその創世神話により、深遠な哲学と壮大な宇宙観を得た
彼らは文字を持たない
されど高度な文明は受け継がれた
口頭伝承によって
60年に一度行われる「シギの祭り」はその代表格

口頭伝承は声や身振りなどをまじえた五感に訴えかける伝達方法
だから文字のように脳の一部しか使わない伝達方法よりは、はるかに体感的に物事が伝わるといって良い
芸事や習い事など
マンツーマン指導が全て口頭伝承なのもそのためだ

識字率を高める
けっこうな話だが
それで文明度が上がると思ったら大間違いだ

メキシコ上空にUFOが現れたそうです
ほんまかいな?
「UFOなんているわけがない」
そう言う人もいます
「いやUFOはいる」
そう言う人もいます
個人的にこういう論争でおかしいなと思うのは
UFOとは「未確認飛行物体」の略だということです
いるもいないも目の前に飛行しているものが何であるか
確認できなければそれは「UFO」でしょう?
むしろいるいないの論争をすべきは
「宇宙人が乗った空飛ぶ円盤」
ではないかと思うのです
「未確認飛行物体」と「空飛ぶ円盤」は根本的に意味が違います

少し地味なニュースだが、とても大きなニュース
それは中国が「私有財産」を認めると憲法に明記したのだ

我々は他人から借りているもの以外、例えば持ち家、土地、家財道具、車など
自分の買ったものは自分の物である
当たり前だ
しかし共産圏国家は違う
自分の物にならない
じゃあ誰のものか
公共の物になるのだ

「私有財産」を認めない
これが共産圏国家の本質だ
今までの中国はそうだったのだ
しかしながら最近の高度経済成長でこの共産圏の考えがなじまなくなった
そこで仕方なく「私有財産」を認めることになったというわけ

ところで
やぴぴの兄は別に共産主義者ではないが、この「私有財産」を認めないという考えは大いに共感している
自分の土地、お金、あるいは開発した商品、著作物を私物化することによって、社会が大迷惑をこうむることが結構あるからだ
やぴ兄は逆に日本国憲法に「私有財産」を認めないと明記すべきだと考えている

花粉症の季節である
今年は去年の冷夏もあって花粉の飛散量が少ないとか
とりあえず花粉症の人にとっては朗報と言えるだろう

ところでやぴ兄は外国で花粉症が流行したという話を聞いたことがない
外国にもあるのだろうか
もしないのだとしたら、日本独特の病気なのではないだろうか
風土病というやつだ

日本は世界にも稀に見る森林大国
インドや東アジアを旅行した人がそう言っていた
そういえばイラクの映像を見ても砂漠ばかりだ
あれでは花粉症にかかりようもない

恵まれた自然
一見ありがたい話だが、皮肉なことにそれが花粉症を生んでいる最大の原因かもしれない

ビデオに録画しておいたNHKスペシャル「探検、溶かされた大地」を見た
NHKお得意の洞窟探検ものである
どこかの民放の藤岡探検隊とはレベルが違うのである

要約するとメキシコのヴィラルース洞窟には地球に生命が誕生した頃の状況と酷似した環境が残されていた
硫化水素ガスが充満した洞窟内部
そのガスを吸って繁殖するバクテリア
そのバクテリアは吸った硫化水素ガスを硫酸に変える
その硫酸は洞窟の中の岩石を溶かし、この世のものとは思えないような造形を造り出す

特に圧巻なのは番組のクライマックスに映し出された「イエローローズ」
硫黄の結晶とバクテリアのコラボレーションが作り出した幻想世界は、まさに生命誕生の起源を彩るにふさわしいものだ

まるであたかも40億年前の地球と遭遇したかのような不思議感覚はどうだろう
まさに絶句のひと言に尽きる
これに比べると株価がどうの、自衛隊がどうの、牛丼がどうの
スケールが小さすぎる

きのうサンタ気取りの男が、株で儲けたお金をテレビ塔からばらまいたそうです
やぴ兄はたとえ株で儲かったとしても、そんなことはしません
お金はあんまし人目のつくところにばらまいたりすると金運が逃げるからです
お金は昔から人目のつかないところに隠すものと相場が決まっています
埋蔵金なんかそのいい例です
やぴ兄もずいぶん隠していますよ
あちこちに(笑)

きょう
恒例の年末ジャンボの発売日です
みなさん夢を求めて販売店の前で並んでいます
でも一等賞をとるとその人の人生は必ずといっていいほど不幸になるんですよね〜
ということはみなさん不幸を求めて販売店に並んでるようなものかも
面白いです〜

こういう人たちってのはちょっと想像力が欠けている面があるのではと思われます
だって3億円当ったら自分はどうなるか?
ポジティブな面しか想像できないんですね
でも世の中は光あらば影があるってな感じで、必ずネガティブな面もあるはずなんです

宝くじが当った場合のネガティブな面はいうと、いきなり大金が入ってくるので、まず生活のバランスが崩れます
次に資産管理、資産運用という難しい資金コントロールをしなければなりません
そして人間関係というのも意外と壊れやすいんですよね〜
不労所得を大量に得ると(笑)

だから宝くじというのもこういったリスクをよくよく考慮したうえで、慎重に買いましょうね〜

アルカイダが日本の東京でテロをやると宣言したそうです
まるでレインボーマンの「死ね死ね団」のような話が現実と化してきました

こういう時面白いのは、日本人の関心事がどうやったらテロに対抗できるか?どうやったらテロを防げるのかではなく、どこが狙われるか?というところにあるということです
要するに自分は絶対にテロの被害に遭わない
テロといっても他人事
傍観者の立場で物事を見ているということですね

実はやぴ兄もそうでーす♪
というわけでどこが狙われるか予想しちゃいましょう
やぴ兄がテロリストだったら、やはり今話題の六本木ヒルズ狙っちゃいまーす
みなさんはどうですか(笑)

昨日の「夕刊フジ」を読んで初めて知ったのだが、アニメに声優なる専門職があるのは日本だけだそうだ
アメリカのディズニーなんか専属声優みたいなのがいそうなものだが、実態は俳優なんかが声の担当をするらしい

他にも芸能リポーターという職業があるのも日本だけだそうだ

これからいくと外国にはなくて、日本だけにはある職業ってたくさんあるのではないか?
就職難といわれる昨今だが、日本は意外と職業天国なのかもしれない

日本のマンガが世界で広く読まれていることが、改めて話題になっているようです
でも当の日本人はそんなにマンガを読んでいるのでしょうか?

昔熱心なマンガ読者で、今もマンガを描き続けているやぴ兄ですら、現在マンガはまったく読んでいません
今雑誌にどんなマンガが連載されているかも知りません
第一本屋にまったく足を運ばなくなりました(笑)

危機感を感じているマンガ関係者が、マンガ界の構造改革を叫んでます
その中身を見ると、もっとマンガ家にお金を出して、育成しろと書かれています
さすがビジネス感覚に疎い文化人の発言です
そんなことでは100年経っても構造改革はできないでしょう(笑)

構造改革とは何かというと、要するに規制改革ということです
マンガ界は、著作権、版権といった規制が厳然とあります
まずこれを無くすことですね
そうすると競争が激しくなり、産業が活性化します
著作権保護や再販価格維持を訴えている文化人にできますか(笑)

大阪なんばの大阪球場跡地に「なんばパークス」ができる
東京の「六本木ヒルズ」に対抗しての「なんばパークス」である
それまでの大阪球場は住宅展示場として利用されていた

そこで思い出すのは宮部みゆきの小説「火車」
犯人追跡の手がかりとして「球場」の写真が登場する
「あれ、この写真おかしいよね、普通、住宅って球場の外にあるでしょ。でも、この写真を見ると球場の中に住宅があるわ。変ね〜。」
ということで、その球場が「大阪球場」であることがばれるくだりがある

小説「火車」の全容はほとんど忘れてしまったが、妙にそこの部分だけ覚えている
松本清張の「点と線」に登場する東京駅なみにインパクトがあったということか

このところ中学生による殺人事件が続いている
いろいろな人がいろいろなコメントをしているが、ここいらでやぴ兄独自の見解を駆使して、一席ぶつかと思いきや、来訪者に精神異常者扱いされかねないので省略
かわりに少年事件に関連する長岡語録で埋めてみようかと思う

「人は殺しが好きなのである、やめさせるのは容易なことではない」

「人は野獣として生まれ、植物として死す」

「この手の事件のコメンテイターとして動物学者や生物学者が出たためしがない。少年の心の闇とか言っているが、彼らに聞けば容易に解答が得られるはずである」

「昆虫は卵、幼虫、さなぎ、成虫といった変化を遂げるが、人間は生まれたまま(成長はするが)変化を遂げるということはない。だから子供と大人という区別は生物学的には適切でない。世の中には子供っぽい大人もいれば、大人びた子供もいる。こうしたことからすると大人の世界にあることは、そのまま子供の世界にもあるのだと考えなくてはいけない」

ついこの間消費税率を16%にせよという提言があったばかりだが、今度は消費税率を19%にせよという提言が出てきた
なんか提言が出てくるたんびに消費税率が上がっていくのはいかがなものか
どうせなら最初に消費税率200%!!!とかいって、じょじょに税率を下げっていた方が、消費者が得した気分になると思うのだがどんなものか