お薬について 

 

 一般的な薬は

 

 サラゾピリン

 サラゾピリン坐薬

 スラマ

 ペンタサ

 プレドニン

 ステロネマ

 リンデロン

 イムラン

 ガストローム

 ムコスタ

 思いつく程度に書き並べましたが、お薬に関してはいろんなホームページに沢山の情報がありますので、覗いてみてくださいね。

  医薬品情報提供ホームページ http://www.pharmasys.gr.jp/

                     

   ここから先は、一歩先のお話です。

 お薬というのは、「お薬大辞典」や「添えつけ文書」に載っている情報がすべてではありません。

 特に私たちの病気のように、そのへんに沢山患者がいる病気ではない病気は、『例えばAと言うお薬があった場合、「一般的に常識となる効用」(つまり「お薬大辞典」や「添えつけ文書」などに載っている効用)とは別の「違った視点でIBDにも効く」と言う効用が、IBDの専門医などでは常識のお薬』と言うレベルのお薬もあります。

 例えば、ガストロームやムコスタは、「添えつけ文書」や「お薬大辞典」みたいなのを調べると、潰瘍性大腸炎やクローン病との兼ね合いは一切書いてありません。

 ですが緩解維持のために有用であると言うきちんとした情報があります。

 実際、このふたつは、胃潰瘍なんかの時に飲むお薬なので、潰瘍性大腸炎とかクローン病とかとの絡みは、なかなか本では調べにくいです。

 そして、その二つは、潰瘍性大腸炎やクローン病にも「効く!」とか「治る!!」タイプのお薬ではありません。

 緩解を維持する手助けをするタイプのお薬です。

 極端に言えば、患者の側からすれば、「効いているのだか効いていないのだかわからない。」タイプの薬です。

 ですが、このように、どこにでもあるお薬は、緩解維持のために飲んでいたほうが良いと思うお薬ですし、飲むことが可能なお薬です。

 「プレドニンを極力つかわなくて済むように。」との考え方が元になっているお薬ですから、私はまさに患者のためのお薬だと思うのです。

 

 それから、ペンタサを砕いて飲むと、十二指腸に良い、、、とか。

 ペンタサを溶かして、注腸する(浣腸のようにおしりから入れると言うことです。)と言うような情報もあります。

 

 こういう情報を仕入れて試したいと思ったときのためにも、やっぱ、とにかく主治医選びですよね。(^^)