腹腔鏡手術のこと・・・。

私は二回に分けて手術をしたわけですが、

一回目の手術が大腸と直腸を全部摘出し、

粘膜をはぎ、

そして、小腸で、Ｊポーチを作り

そして、しばらくＪポーチなどを落ち着かせるためのストマを作る・・・。

ここまでの一期手術を

腹腔鏡で手術していただきました。

腹腔鏡での手術は、簡単に言うと、

おなかに空気を入れて膨らませ、

器具を入れ、カメラを見ながら手術をする・・・ってことです。

実際の内臓を取り出して切ったり張ったり（＾＾；；するのではないので

ガッと大きく切り開いて手術するのと違い

手間がかかります。

時間もかかります。

お医者さん曰く、

「結構面倒くさい。」そうです。

ですので、

私の場合、手術時間も８時間。。。。

実は、私の手術をしてくれた先生が

某、有名な先生に

「患者に負担をかけてまで、

どうしてそんなに時間をかけて手術するのか、わからない。」

と、言われたそう。。。。

負担といいますか、、、、

麻酔がかかっているので

私自身は何時間かかっても、わかりませんが、

麻酔のことだけを考えれば

全身麻酔が３時間よりは、８時間の方が

身体への負担はあるのでしょう。

もともと、手術って言うのは、昔から

「速さ」を競うようなところがあったようですが、、、、。

腹腔鏡での手術のメリットは

術後の患者の体の負担が軽かったり、

回復が、開腹手術とは段違いに速かったり・・・。

患者にとっては、開腹手術に比べると、メリットが多いそうです。

腹腔鏡手術は、臓器が直接見えないだけに

医師の腕がちゃんとしていないといけません。

どこでもできると言うわけではないようです。

ただ、ＩＢＤで有名な病院じゃないとできないかと言うと全くそうではなく

むしろ

ＩＢＤで有名な病院は

腹腔鏡の手術なんていう

そんな面倒なことはやってらんない・・・・のかもしれません。

何が言いたいかと言いますと、

私が手術した病院は、

ＵＣに関しての手術は、それほどしていないのです。

私の手術はお祭りのようでしたので（＾＾；；；

ただ、

普通に普通に

腹腔鏡を使っての手術はしていたので

腹腔鏡の手術には慣れているようです。

でね、

もしかすると、

私だけが腹腔鏡で手術してもらって

次の患者からは

開腹手術だったりしたら、

なんか、

ずるすぎてイヤじゃないですか（＾＾；；；；

実は最初に

「いっぱい患者来ると面倒くさくて大変だからあんまり書かないでね。」

とか言われちゃってましたので（＾＾；；；；

で、二年たった今ですが、

私の後の人も、腹腔鏡で手術してもらっているうようです。

ってことで、

アップすることにしました。

お勧めです（＾＾）／

私が手術した病院がお勧め・・・ってことではなくて、

外科手術をする場合、

必ずしもＩＢＤで有名な病院の手術が良いと言うことではないと思うと言うことです。

具体的に言うと、

一般に地元の大学病院なんかは、

長くお付き合いする、ＩＢＤの内科治療には不向きかもしれないですが、

いろいろな手術をこなしている観点からも

腹腔鏡手術を要望してみたりして、可能ならば

結構良いかも！！！と思うわけです。

先生にいっぱい聞いてみましょう（＾＾）／

普通に考えても、

開腹手術より腹腔鏡の方が良いです。

「腹腔鏡での手術は，メリットは少ない。」

とか言う医師もいると思いますが、

それは、医師側からすると少ないってことで、

患者側からすれば、メリット大　大　です。

ただ、もちろん、経験が少ないのに

腹腔鏡を使って手術して失敗！！

と言う事故が、最近おこっていますので、

注意しないといけないですよね。

でも、最近騒がれていた事故は、どれも

腹腔鏡手術をする腕が無いのに腹腔鏡手術をしちゃったためにおこったような

事故ですので

腹腔鏡手術そのものの問題点ではないです。

さてさて、

最後に、

８時間

全身麻酔でされるがままだった私ですが（＾＾；；

手術が終了すると、名前を呼ばれて起こされます。

私は、

なんだか素敵な素敵な夢をみていたような・・・

楽園からの帰りのうようなかん感覚で、

目覚めたときの感覚が

今まで生きていた中で一番気持ちよかったように思います。

「うわぁ〜・・・・気持ちいい〜。」

と思ったのだけ覚えています（＾＾；；；；；

あと、返事してまた寝ました（＾＾；；；

まぁ、ある意味

不気味ではあるのですが・・・・。

大変な手術ですものね。。。。