プレドニンの副作用
インターネットで「プレドニン」と「副作用」を入れて検索してみましょう!
ほ〜ら沢山。。。
厚生省のホームページの薬の添えつけ文書なんかも見てみましょう!
あ〜ら沢山。。。
なんでもあり。。。
相反する副作用も載っています。
ねぇ、、、
参った参った。。。
私たちの病気で使用するお薬で重要になってくるプレドニンって言うのは、いわゆる一般的にいうところの「ステロイド」「副腎皮質ホルモン」です。
これは、今や私たちの病気以外の市販の薬にさえ、色んな形態で色んな薬にお気軽に入っていますし、お薬の種類も沢山あります。
市販の塗り薬なんかにも入っている物もあります。
いろいろなものに効力を発揮するお薬です。
しかし、すばらしい薬だからこそ、副作用も沢山あります。
ですから、副作用だけに目を向けて、「怖い怖い。」と勝手に辞めてしまうのは絶対いけません。
効用と副作用と天秤にかけて、その時々の病状に合った一番良いつかい方をしなければいけないのです。
私たちの病気に使用するステロイド剤も、一口にステロイドと言っても病気の段階によって、使用するお薬の中に含まれるステロイドの量がぜんぜん違ってきます。
直腸のみの炎症でリンデロンの座薬を使ったり、また、痔などで使う程度のものは、お医者さんの言うとおりお使いになればそれほど心配しなくても良いと思います。
炎症が直腸だけでなく、左側結腸とか、前大腸、にも炎症があり、なおかつまだそれほどプレドニンの経口摂取をしなくても良い状態の時や、医師の考え方によって、おしりから入れるステロネマなんかを使うことになったとしても、短期間であれば、それほど副作用は出ないはずです。
ですがステロネマも、プレドニンに換算すると、20mg以上ありますから、毎日のように長期にわたって使用する場合は、それなりのプレドニンの大量投与のように、きちんと副作用が出ます。
長く続けて使うと、良くなったからと言って、いきなり辞めるのにはいくら経口ではないとは言え問題がありますし、少しずつ減らしていくのが案外大変なお薬であると思います。
ですから、長期に続けて使うのは、あまり適さない薬だと、私は思っています。
続いて、プレドニンの経口投与です。
30mgとか、40mgとか60mgとか80mgとか、そう言う量を経口投与して、時には、パルス療法のように、ステロイド剤のさらなる大量投与をしたりして炎症を抑え、炎症が収まったら減らして行くわけです。
そう言う病状の方は、それ以後は、再燃のたびに、プレドニンのお世話にならなければならない病状の人ですので、長い目でみて副作用が心配になってきます。
もちろん、副作用も一人一人、出方が違いますが。
プレドニンを何度も沢山使っていると、メジャーなところでは糖尿病とか、まぁいろいろと不都合が出てくるわけです。
眼圧が高くなったりとか。
血圧が高くなったりとか。
この辺は、いくら上手にプレドニンを使っていても、年齢が高くなるにつれて、出てくることが多いようです。
不運なところでは大腿骨骨頭壊死とか血栓。
これは、プレドニンの使用量が多いとなると言うものでもないようですね。。。。
でも、年齢が若いと、それほど重篤な副作用って出にくいようです。
医学的にはそれほど問題にならないかもしれないけれど、私たち患者には、重大な問題になってくるのがムーンフェイス。
これは、プレドニンによって脂肪の代謝異常で変なところにお肉がつくわけです。
「巨大な二重あご」ってところでしょうか。
20mg、30mgあたりを1カ月とかそれ以上の長い期間飲んでいるとそれなりに出てきます。
もっと大量のプレドニンを使用するとムーンフェイスもガーンと出てくるのです。
しかし、同じ60mgという量を経口投与したとすると、60mg分ムーンフェイスになるかと言うとそうでもなく、同じ人でも、その後の減らし方次第で、ムーンフェイスの出方も違うようです。
脂肪の代謝異常でおこる訳ですので、むくみのようにすぐに出てくる訳ではなくて、少しあとから出てきます。
人相が変わる・・・。
ぽっちゃりどころの騒ぎではないです。
大量投与からプレドニンの減量に成功して、今度は10mgあたりで慎重になってくる訳ですが、10mg長く飲んでいると、それなりに「顔のたるみ」程度にも出てきます。
ゼロでやっとすっきり、、、と言う感じで。。。
脂肪の代謝異常は、ムーンフェイスだけではなく、おなか周りとか背中とか変なところに脂肪がつきます。
初めて副作用一覧で「野牛肩」って言うものを見てぶっ飛ぶ方も多いようですが、肩のあたりにも変な感じに肉がつきます。
そうそう、プレドニンはステロイドですので、飲んでいる状態でトレーニングをすると、面白いように筋肉がつくという体験談も聞いたことがあります。
でも、やっぱり、プレドニンを減量すると、筋肉も減るようですが。
お医者さんがあまり認めてくれないところでは
「歯がしみる」って言うのがあります。
知覚過敏と言う副作用の項目もありますが、そんな可愛いもんじないぞ!って感じに異常に歯がしみることがあります。大量投与から減量する過程で。
これ、私だけじゃないですよ。
あごのあたりから異常に痛い、、、って感じで。
温度の変化にすごくついていけないって言うか。。
これで、何度も歯医者さんに行きましたが、どこでもわからないって言われました。
結局、食べ物の温度に注意をして(人肌が安全。。赤ちゃんと同じですね。)しみないように、しみないように、、って生活していけば、何ヶ月かすると治るみたいです。
それからそれから、大量投与の時、眠れないとか、眠らなくても平気!って感じの副作用も良く聞きます。
なんつーんでしょう、、、元気いっぱいになるんです。
疲れ知らずって言いますか。
で、後は感染症になりやすい。
プレドニンを大量に飲んでいると、感染症(例えば肺炎とかになってしまった場合)も、プレドニンで隠れて見えにくかったりするようなんです。
それほど大したことないと思ったら、すごいことになっていた、、、、って言うような。
ですからよく、「風邪をひかないでください。」とか言われますよね。
でも風邪ってひこうと思ってひく人ってあんまりいないと思うのですが。。。
風邪の予防とかって、きちんと休息をとるとか暖かくするとか乾燥しないようにするとか言う他には、「うがい」くらいしか予防法ってないようで、でも、案外うがいって馬鹿にできないようで、口の中の菌がちゃんと退治されたりするみたいですよ。
せっせとうがいするっきゃないですね。
最後に、私の恐怖の副作用は「鬱」です。
これ、、、恐怖ですよ。
私は前向きだけがとりえなんですが、なんか何もかもが馬鹿馬鹿しくなっちゃいまして、挙句には馬鹿馬鹿しいと思うこともなくなって、ただただ時計だけ見て暮らしていたことがあります。
私の場合退院直後が危ないのさ。
まぁ、どん底はこれも一ヶ月くらいですが。。。