潰瘍性大腸炎とかクローン病になっちゃった人へ

 始めまして。

 ようこそ。

 そうですか。。。。IBD(炎症性腸疾患)と診断されてしまいましたか。

 それはそれは。。。。

 きっと、病気の名前を言われても、ビンと来ないでしょうね。

 潰瘍性大腸炎なんていわれると、「胃潰瘍の大腸版」かと思うかな?クローン病なんて言うとクローン牛を思い浮かべるでしょうか?ベーチェット病なんて言うと、、、う〜ん、、、

 特定疾患で、いわるる「難病」と言われる病気であると言うこともさぞショックでしょうね。

 原因不明の一生治らない病気、、、と言うフレーズがとにかく頭を駆け巡ってパニックでしょうか?

 落ち込んでいるあなたに残酷な言い方かもしれないですが、IBDは確かに「特定疾患」であるだけあって、それなりの病気です。

 「病気を何も持っていない人」とは、明らかに違う生活の部分が出てきます。

 私は、患者として、いきなり「ぜんぜん大したことない病気ですよ。」とは、いえません。

 大変なことも沢山あります。

 「どうして私だけ???」と病気を恨むことも、「病気じゃなければ私は、こんなことができたかもしれない。」なんて言う悔しい思いをすることも沢山あるかもしれません。

 ですが、そう言う経験で、思いのほか得る部分も沢山あります。

 気が付かなかった「赤の他人の優しさ」に気が付いたり、「生きること。」の意味を考えたり、、、、

 ただなんとなく生きていた時よりも、明らかに中身の濃い人生になっていく部分もあると思うのです。

 ですから、あなた次第で、「それほど悲観する病気ではない。」というレベルには、どんな方でもなると思うのです。

 病気を持って、波乗りするような人生も、また楽しいですよ。

 ちょっと荒れた海、、、

 揺れるボートに必死にしがみ付くよりは、サーフボードの練習をして、波乗りをしたほうが楽しくないですか?