しょーもない価値観の話

 

価値観って年齢を重ねるにつれどんどん変わりますよね(^^)

人にはそれぞれに価値観があって

それぞれに筋の通った価値観の話を聞くのはとても好きです。

自分とは全く視点の違う考え方を知ると儲けた気持になります。

でも、

若い時って、自分の価値観が世の中の世界基準って思っている頃ってなかったですか?

「普通はこうだよね。」

って言うことの「普通」は、自分が思うところの「普通。」

 

そんなこんなで、

高校一年生の時の春。

ホームルームの時間にお花見に行くことになりました。

ちなみに女子高。

当時の担任の一応若い男の先生が、クラスの生徒全員にお団子を買ってくれることに

なったのです。

でもって注文取り。

 

団子と言えば、なんでしょう???

 

当時、私は団子って言ったらみたらしで、

団子を一本だけ選ぶときに、みたらし以外のものを選ぶ人がいるなんてことは思ってもみない

って感じに考えてた、、、ちゅーか、

まぁ、そこまで深くは考えてませんでしたが、

 

とにかく、注文とったら、見事にみたらしとアンコが半分半分だったのです。

50人のクラスだったのですが。

 

そ、、、そうなのか。。。私は未熟者でした。。。みたらしがすべてではないのですね。。

と、自分の価値観に軽くパンチを食らった瞬間でした。

 

そんなこんなで、今度は高校3年生

当時お付き合いしていた彼があるとき

「俺、味噌汁の具で好きなのはねぇ。」と。

 

まぁ、どうしてそう言う話になったのかわかりませんが、

高校生の恋人同士って言うのは、そう言う話、しますよね。

ちなみに私の好きなのは、「わかめとお麩の味噌汁」と言うチョー簡単手抜き具だったのですが

わかめとお麩の味噌汁は美味しいので世の中の人はかなりの確率で好きなはずだ、、、

とまでは思ってたかどうかは定かではないのですが、

若気の至りで、またまたそのような「普通」のマジックにハマッテいました。

 

で、彼の好きなお味噌汁の具なのですが

「にらと卵」

だったのです。

ラブラブの雰囲気が一瞬にして固まってしまいました。

私、その瞬間、物凄い顔してたと思います。

 

に・ ・ ・ ・        

 

 

にら、韮、ニラ・・・

 

          

 

ちなみに今は、「にらと卵のお汁」は嫌いじゃないのですが

って言うか当時も決して嫌いだったわけじゃないのですが、

味噌汁の好きな具の第一に、しかも彼氏の口から

「にら」が出てくるなんてこと、思っても見なかったわけで。。。

 

まぁ、なんのことない、話なんですけど、

たまたま、強烈に私の価値観に影響を与えた出来事だったわけです。

好みってほっんとーーーーに人それぞれなのね。

と。

若さでしょう(^^)