心づけについて

 

70歳80歳くらいの女性って

私にとってはお付き合いしやすいです。

感覚的には「お友達。」です。

お世辞でもなんでもなく、一番友達として話しやすい年齢がそのくらいなのです。

 

病気を持って生活していたせいか同年代とかちょっと上の方だと

付き合いにくく感じてしまうのです。

まぁ、結構「付き合いは良い方。」でいわゆる社交的ではあるので、

自分の友達や子供関係の友達の数はいます。

でも、なんて言うか、そのくらいの年齢の方って、当たり前ですけれど

「自分もいずれ死ぬ。」

と言うような当たり前のことを、実感としてわかっていない方が多いので

根本的な部分で考え方が大きくずれることが多いです。

もちろんお互いに健康で、家庭や生活になんの問題もなく

遊んだりする分には楽しいけどね。

 

そんなこんなで私は入院すると、お友達がどんどん増えてしまうわけです。

 

外科の入院と言うのは内科の入院よりも同室の人同士のつながりが強いように感じます。

術後、完全に動けないときには、身内の人や看護婦さんがいろいろやってくれるけど、

中途半端に良くなった時には

同室の人に助けてもらったりすることが結構ありますから。

 

そんなこんなで、例のごとく外科でも楽しく元気に入院生活を

送らせていただきました。

 

でも、いくら楽しい入院生活でも、入院は入院なので、

一ヶ月もすると、

「内科のようにプレドニンを大量に飲んでいるから外へ出れない。」と言うような入院じゃないので

点滴や消毒に通院すれば退院してよいのではないかとふつふつ思いまして

そう訴えて退院したのでした。

毎日の通院は結構結構大変でしたよぉー。

 

って話がまたそれた。

 

通院の期間も70代のお友達(^^)のところへ(病室)行ったりしたのでした。

 

それでですね。

今回の入院で、わたくし、「多分これがいわゆる心づけって言うもんじゃないか。」

って言うものを頂いてしまったのです。

それぞれ別なシチュエーションで。

 

一人はビール券

一人はポチ袋に2千円

一人はポチ袋に3千円

それから袋いっぱいのお野菜。

 

ん。。。。。

私は、医療の仕事をしているわけでもないし、

友達としてのコミュニケーションのひとつとして、

「え?どうして???」

とか言いつつ、

かばんに入れられてしまったりすると、拒絶できないたちなもので、

受け取ってしまいましたが、

正直あとで中身をみて複雑でした。

これって「お返し」とかする訳ですよね。。。。。。

っていうか、その後も遊びに行ったりとかしようと思ってたけど、

「お返し」に遊びに行くみたいじゃん、、、、みたいな。。。

なんか、、、、へんかも。。。。って。

いや、もちろん気持は嬉しいんですが。

 

医師や看護婦さんへの「心づけ」って、在る意味軽蔑していたのですが

なんて言うか

感謝の気持ってなんだろう???

 

入院している患者さんの家族が看護婦の詰め所に畑で取れたきゅうりを持って行って

受け取りを拒絶されていたのを見て

それも、なんだかなぁ。。。。

と、思いました。

 

でも、ずっと前内科に入院してたとき、

内科は「受け取り」が外科より少し甘い感じがするのですが、

ある時、同室の方が人気のある可愛い先生に缶コーヒーをあげたら

その先生受け取りまして、その後、その部屋では

缶コーヒーやらパンやらを少しずつ受け取ってもらうための

変なバトルになっちゃって

先生も困ってました。

なんか、難しいのねぇ、、、。

と思って眺めてましたが。。。

 

お金って、難しいですよ。

変に意味を持ってしまったりするから。