大腸透視と大腸カメラの検査のための

前処理について

 

大腸透視(バリウムを入れて腸のレントゲンをとること)

をする前日は、

ボンコロン食やアニマクリンなどの検査食

(おかゆとか、澄まし汁とかのカスの残らない食事)

で一日過ごし、夕方から下剤を飲むのが一般的かと思います。

そして、その下剤によって、おなかの中をキレイにする。(^^)

 

大腸カメラの場合は

前日は普通に食事をし、特別何もせず、

カメラの当日

ニフレックと言う2リットルくらいのまずーーーい下剤を飲むのが

一般的かと思います。

 

大腸カメラも大腸透視も

前処理では、腸の中をキレイにするのが目的なのに

どうして前処理が違うんだろう???

とか思いませんか???

素人の私は、思いっきり思ったのでした。

 

これってどっちでも良いんじゃないの????

って。

 

そしたら、ちゃんとわけがあるようです。

 

ニフレックで大腸をキレイにすると、

つるつるして、バリウムのノリが悪いから、大腸透視の場合には

ニフレックの前処理は向かないとか。

 

なるほどね。

 

再燃しておなかが酷い状況での大腸カメラは、

ニフレックではなく、浣腸なんかで下のほうだけ見たりと言うこともするけれど、

私自身は、浣腸の方が、おなかに負担がかかる気がします。

ニフレックの方が、無理なくおなかのものがストンストンと

出るって言うかね。。。。

 

でも、これは、私が思う感じですので、それが正しいってことではないですよ(^^)

 

再燃活動期には、ニフレックとかでしっかり前処理して

検査ってことは、あんまりしないのが一般的なのかもしれません。

下剤によって病気の活動性が増して酷くなってしまう場合もあるので。

 

特にUCなどは、再燃活動期には、浣腸で処理した範囲の部分

つまり下の方や直腸のあたりの炎症を見れば

ある程度病状の予測はつくそうです。