両親とのこと。。。。

私は、お利口さんの若者ではありませんでした。

ので

両親のことは大嫌いでした。

父とは思春期から10年くらい口をきいてなかったです。

母のことは、

必要な時のみ必要事項だけを話していました。

とにかく嫌いだったし

私は自分でなんでもできるし

人というのはそう言うものだと思っていました。

 自分のことを自分で出来ない人間はバカだ!

と言うような考えをもっていました。

両親の空気からとにかく離れたくて

早く結婚して家を出たいとも思っていました。

そのころは、

長い人生これから先、

両親を人として認めることも

ましてや好きになることもありえないと思っていました。

 

結婚して、子供が出来て、、、

 

子供のことも、

母としてすべきこと!!!っていうのが沢山あって、、

しつけや、もろもろのこと。。。。

自分の子供のことは自分ですべきって

全部背負っていました。

しつけが出来ていない子供は「親が悪い!」と思ってたし。

 

病気のことも。。。

「病気なんてなんぼのもんじゃ!!!血なんて出るんだよ!!

私は病気を、気力で治しているのさ!!」

なんて言う認識でしたが、、、、

これも、ハッキリ言って、

気力が通じるうちは

気力が通じる程度の病状である、、、と言うことが

今はわかります。。。。

 

どうにもこうにも病気が酷くなって

色々な治療をきちんとせざるを得ない状況になり、

自分自身の無力さを思い知りました。

 

一人では出来ないこと、、、ってあることを知りました。

自分のことを全部自分でする人

って言うのは

自分のことを全部自分ですることができる状況にある幸せな人

なんだな、、、って言うこともわかりました。

どうしても、他人の力を借りなければいけない状況って人生にあるんだなって。

それは、甘えている、、、と言うのと別な問題なんだ、、、って。

 

私の大嫌いな両親は、、、、

病気で大変な状況の私を助けてくれました。

あんなにいがみ合ったりしていたのに、

本当に大変なときは助けてくれました。

自分で全部できると思っていた自分が

あほに思えました。。。。。

 

最近、出逢った人たちは

仲の良い親子だと思っています。。。

で、結構穏やかに仲良しです。。。

 

私が母にケリを入れたり、、、

父が憎くてダンボール箱に包丁を何度も刺しても気が治まらなかったり

私が父にビール瓶で殴られたり、、、、

ののしりあったり、、、、、

でも、ああいうもろもろがあったから、

今、、、なんだと思う。

 

私の息子たちの反抗期も凄いだろうな。

なにせ、私の子供だもんね。