IBD
最新っぽい情報!
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メーリングリストで出た話題を私の責任において
チョット公開します。
〜 完全に裏を取っていない情報も含みますし、ハッタリも入ってますので
そのまま素直に信じきらないようにしましょう!! 〜
抗TNF−α抗体、保険適用!
2002.1.8
〜 単回投与のみ!!! 〜
(下の方の記事を参照してください)
クローン病の方には待ちにまった抗TNF−α抗体(インフリキシマブ)
が認可されたようです。
でも、狂牛病に関する制限で
(牛の部分を使用している薬品の製造制限?)
製品の供給は5月頃になるらしいとのことです。
2001.9.25
特定疾患調査研究事業研究班報告の要約
(12年度分)
平成12年度の厚生労働省特定疾患研究班の報告書の抄録がこちらに載ってます。
http://www.nanbyou.or.jp/kennkyuu/k_12/25/25.html
論文の方は、まだ大学などのには来てない模様。。。(^^)
2001.9.25
ロイケリン30mg!!
京都の講演会で「比較的免疫抑制剤がお好きかな?」と
私が勝手に思っているT田先生が、潰瘍性大腸炎の治療について
「免疫抑制剤のロイケリンは30mgくらいで良い。」ようなことを言ったらしい。
未確認(^^;;あしからず。
2001.9.25
IBDのリスクファクター!
潰瘍性大腸炎とクローン病の発症前リスクファクターに関する
国の疫学調査のデータが載っているウェブサイト
http://www.jimro.co.jp/06.ibd/03.ibd_kanjya/04.web_kouen/01.0219_syokuji_
ryouhou/01.hajimeni/hajimeni_01.htm#s
(スライドの4番と5番)
厚生省特定疾患の武藤班のデータだけど、
対象が少ないため追試の最中だとか言う話も聞きました(^^)
2001.9.5
新しい本!
「炎症性腸疾患のすべて」!!!
メジカルビュー社から、『炎症性腸疾患のすべて』
と言う本がそろそろ出版されるそうです。
詳細は、また!(^^)/
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2001.9.5
コロネル?どうですか?
コロネルって、過敏性腸症候群のお薬なのですが、
「胃内の酸性条件下でカルシウムを脱離してポリカルボフィルとなり
小腸や大腸等の中性条件で高い吸水性を示し膨順潤ゲル化する。
下痢及び便秘には消化管内水分保持作用及び消化管内用物輸送調節作用により
効果を発現すると考えられる。」
とか言うお薬なんですが、結構どうでしょう???って感じ。
飲んでいる人いるでしょう?(^^)/
私も今飲んでいるのです。
大腸を摘出した人にも効く下痢止めってあんまりないですし。
飲んでらっしゃる方、どんなもんですか???
抗TNF−α抗体、年内に保険適用!
かもね。。。。
〜 ただし、単回投与のみ!!!(なんじゃそりゃ?) 〜
クローン病の方には待ちにまった抗TNF−α抗体が年内にやっと保険適用
になるのではないか、、、と言うお話。
ただし、単回投与、、、、つまり一回のみ。
かなり効き目があるらしいこのお薬。インフリキシマブとかなんとか。
でもその効果が数週間しかもたないらしい、、、、
あ、、、あんまり意味ないじゃん、、、、
でも、来年には単回じゃなくなったり、、、、とか、そう言う方向らしいですが。
1回目が非常に効いたとしても、2回目以降は効果が激減、
或いは全然効果がないという例が多いそうなので、投与の間隔など、
検討課題が山積しているんじゃないかってことです。
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抗IL-6レセプター抗体によるクローン病の治療!!
なんか凄いものらしくて、MRAとか言う名前のお薬らしい。
なんだか、ヒト型化抗IL-6レセプター抗体とかなんとか。
でも佐久間さんはコメントできるほど何もわかっていません(^^;;
興味のある方はぜひわれらが出口さんのサイト
炎症性腸疾患の耳袋 http://homepage2.nifty.com/crohn/
へ、GO!
で、何かコメントできそうな考えた浮かびましたら佐久間にメールくれると
嬉しいです(^^;;他力本願(^^)/
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ミルミルが潰瘍性大腸炎の緩解維持に有効?
「潰瘍性大腸炎の緩解期に、一日一本ミルミルを飲めば再燃しにくいかも?」と言う話です。
大阪の石川先生とおっしゃる先生の論文です。
ヤクルトが出版しているヘルシスト(146,No1,2000,14-17)と、言う雑誌
または夏に出版予定の「食品工業」と言う雑誌。
そして、6月発売の「CCJapan」(三雲社)にも寄稿なさってらっしゃるそうです。
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クローン病の原因遺伝子の一つ発見!
5月22日(火)の新聞で(ワシントン共同)
クローン病の原因遺伝子の一つを米国と仏国の二つの研究チームが別々に特定し
5月31日付け31日付英科学誌ネイチャーに発表したそうです。
今回特定されたのは、16番染色体にあるNod2と呼ばれる遺伝子で、
この遺伝子に変異がある人すべてがクローン病になるわけではないが、
少なくとも発症する危険性が高くなるといっています。
そこで、私たち患者には当面どんな利益があるのか?
遺伝子が見つかったとして、すぐに恩恵にあずかれるわけではないけれど、
その突然変異を起こしている部分は、ある種の細菌に対する反応を司る部分らしいので、
そのある種の細菌を抑えるか体に入れないかするようにすれば、
遺伝子に異常があっても異常な免疫反応をおこさないようにできる可能性が
あると言うことなのかなぁ、、、と言ってる人もいたりする。(^^;;
そうだと、もしかして、IBD関係では思っても見なかったそのへんの
抗菌剤のような薬で、再燃を防ぐことができちゃったりするかもしれないと
思うけど、本当か嘘かわからない。それは佐久間のつぶやきだから(^^;;
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クローン病が骨髄移植で治る!?
治るかもね。。。でもね、、、って話。
そのクローン病の遺伝子発見のグループの中に日本人さんがいらっしゃったそうです。
ミシガン大学医学部病理学教室付属ガンセンター研究員の猪原直弘先生。
その先生のサイトはこちら http://www-personal.umich.edu/~ino/si.htm
盛りだくさんすぎで専門的過ぎて私にはよくわかりまシェン(^^;;
骨髄移植すればクローン病は治ると言う主張なんだって。
ここからは佐久間のつぶやき。
でも、骨髄移植すればクローン病は治るし、他にもAIDSにかかるって
言う手もあるとかないとか???
つまり、
「治るけど、別な意味で危険!」
ってことらしいです。
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北海道大学で造血幹細胞移植!
ってことで、クローン病の骨髄移植の話題で、造血幹移植の話が出てきました。
4月6日付の読売新聞で、北海道大学第二内科で強皮症の患者さんに
造血幹移植をしたと言うお話です。
強皮症???IBDに関係ないじゃん、、、、
とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、強皮症は膠原病の一種で
免疫疾患ですので、IBDに似ている部分、、、と言うか当てはまる部分も
多いのです。
で、問題の治療の話。
強皮症の患者のの末梢血より造血幹細胞を採取し、
薬剤で免疫細胞を無くした後に採取してあった造血幹細胞を移植するというもの。
????
つまり
誤った情報を持った細胞をいったんすべて叩いておいて、
その後にあらかじめ採取してあった自己の細胞を移植する。
と、言うことだそうで、
骨髄移植の場合は他人の骨髄を移植するため、その骨髄が上手く
定着しても、ずっと免疫抑制剤などを飲み続ける必要がありますが、
自己造血幹細胞移植の場合は自分の拒絶反応なども起きず免疫抑制剤も
不要なんじゃないかなぁ。。。と言う話。。。
佐久間てきには、
「なんか良さげ(^^)」
と、思いましたです。
IBDに関係ないとは言え、強皮症ではもう日本で一例とはいえ
やってみているのですから、IBDで目を向ける可能性もなくはないかなと。。。
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JFCCがCCFAのように?!
5月23日付の産経新聞生活欄「体の悩み聞いて効く」のコーナーで
天下の社会保険中央病院の高添正和先生が
「炎症性腸疾患の研究推進と患者・家族、一般社会への
情報提供などで療養生活の改善をめざす「炎症性腸疾患協会」の設立の動きが
始まっていることを挙げておきます。」とおっしゃったそうです。
JFCCがアメリカのCCFAのように財団になることを目指しているのでは?
と、言うお話。。。。
「インターネットの爆発的な普及で、情報は溢れ返っていて
正しい情報が何なのか、この情報は、どのレベルの段階の情報なのか。」
と言う部分の選択がとても難しくなってきていると思います。
正しい知識がないと、インターネットで情報を選択できません。
せっかく地元で良い治療を受けているのに、「あたかも正しいようなインターネットの情報を
うのみにしてしまって、現在受けている良い治療を信じることが出来なく
なってしまう患者が出てくることもしばしばです。」
と、言うことで、正しい情報の提供とか情報の選択の意味で、
ひとつのしっかりした情報提供の場ができると言うことは
患者として大歓迎です。(^^)
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イムランがIBDに保険適用に???
「へ?保険適用じゃなかったの???」
と思われる方もいらっしゃると思います。
それほど今やIBDに、、特に潰瘍性大腸炎にはイムランは一般的です。
でも、そうです。違ったのです。。。(^^)保険適用ではなかったのです。
私自身もイムラン飲んでましたが(^^;;
ってことで、今、保険適応薬として認可を得るべき手続きを進めているそうです。
臨床試験はすべて終了し、報告書の作成のところまで来ているそうです。
とさ。
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