「出産ありますかぁ?」の話

かれこれ大昔の話。

産んだの。子供。

長男の出産の時の話なんですが、初めての出産だったので

なにかあった時のためにと大学病院を選びました。

妊娠中のトラブルはあれこれありますが、省略。

 

まだ9ヶ月だったある夜のお休み前、いきなり破水しました。

診察の結果、

「そのうち陣痛も始まるでしょうから、朝までには生まれるでしょう。」

ってことで陣痛室にいたのですが、朝になっても陣痛は、なし。

結局朝から、陣痛室ではなく分娩台で陣痛促進剤を使うことになったのでした。

しかしやっぱり陣痛は、、なし。

両脇の分娩代ではどんどん他の人が産んでいく、、、

結局、分娩台で、朝食と昼食をとった私。

居心地悪かったです(^^;;

 

でもって、問題の3時ごろ。。。

5,6人の医学生と思われる団体が入ってきたんですねぇ。

元気いっぱい

「出産ありますかぁー!」

って。。。。

いやぁ〜元気でよろしい!若者は元気が一番!

って、オイオイ、、、

 

まぁ、大学病院ですからね、出産を見学されることも

あると言うことはわかってたけどさ、

「出産ありますかぁ、、、」って言う言い方ってどうなんざんしょ。

「医者の卵ちゃん」としたら、もうちょっと

デリカシーが欲しかったなぁ。。。と、思ったのでした。

 

まぁ、そのときは、分娩室の患者は、私しかいなかった訳で、

促進剤の点滴打ちながら、分娩台で元気良く医学生の方を振り向いた私ですが、、、

 

結局、促進剤がぜんぜん効かなかったのが夕方5時ごろから

いきなりまとめて効き始め、

ヒッヒッフーでもなんでもなく

ぎょわーーーー!!!

ぎぃえーーーー!!!!

と、言う状態で、出産した訳です。

普通、陣痛っていうのは、波が来て波が去ってって

感じのはずなのに、促進剤のまとめぎきのせいで、

息つく間もないって感じでした。

 

次男の出産の時には、いわゆる普通に、陣痛があって、お休みがあって

って言うのを経験して、

うわ!普通の出産ってこんなに楽チンなんだ、、、

って思った私だったのです。

はい。