出産のお話 2
次男出産時のお話。。。
経産婦(出産経験の産婦ということ)なので
陣痛が始まってから出産までがかなり短いらしい
と言う知識はありました。
もうすぐ出産が近いと言うので分娩室に移ったのは朝方でした。
分娩台には私ともう一人、そちらも経産婦らしい。
どちらも進み具合が同じくらいのようでした。
朝方ですので、分娩室には助産婦さんがひとり。
いよいよとなったら医師を呼ぶようでした。
だんだん苦しくなってきたころ、助産婦さんが
「佐久間さん、まだ全開大にはなってないの。8センチくらいなの。
だけど、周りがふにゃふにゃだから、ちょっといきんでみて。」
と言ったのでした。
「へい!まかしとき!!!」
と思った私は、せーの!で
うーーーーーーーーーん!!
と、いきんだら。。。
。。。
生まれちゃったんですねぇ。。。
急にすっきりしちゃって。。。
でも、助産婦さんの
「あぁぁぁぁ。。。。」
と、半分言葉を失ったような悲痛な声、、、
先生。。。。と泣きそうな。。。
先生が駆けつけたときには、
もうとっくに産んじゃっていたんですが、
なんだか、全開大じゃなかったのを無理やり産んでしまったため、
結構豪快に裂けてしまったようでした、、、
普通ははさみ入れるそうですが。。。
まぁ、そんなこと関係なしに、
私は陣痛から開放されて晴れ晴れしちゃっていたのですが・・。
はさみで切らなかったから、裂けちゃったわけで、
きれいな傷口じゃないので、縫合が大変だったらしく、
先生は悪戦苦闘しているようでした。
挙句その先生はもう朝の交代の時間で、その後用事があるらしく、
時間をとっても気にしながらせっせと縫っていました。
隣で出産間近のもう全開大になってしまっているもう一人の妊婦さんは、
「ごめんなさい。もうちょっと待っててね。
ベテランさんだから待ってられるわよね。」
って、助産婦さんに言われていました。
いやぁ。。。
いくらベテランでも全開大から待っているのは拷問じゃないんだろうか????
結局先生は、
苦労しながらも私の縫合をとっとと済ませ、隣の妊婦さんのことは、
「次の先生が来たらやってもらって!」
って助産婦さんに言い残し、急いで帰って行きました。
オイオイ、、、
と、隣の妊婦さんの心配ばかりしていた私ですが、
実はわが身に恐ろしいことがおきているなんて
そのときはわかりませんでした。
それがわかったのは、退院後、、、
興味シンシンに私の局部を見ただんなシャンは
大騒ぎさ!!!
「物凄いことになってる。。。」って。
いやぁ。。。
物凄いことになってたようです。
はい。
お裁縫下手だったみたい。。。あの先生。
ずれてる、、、、とさ。。
うぅ、、(;;)