痔のお話。。。
う〜ん。。。。
「潰瘍性大腸炎に痔はつきものです。。。。」
なんて言い切ってしまったら、か弱き女性の皆さんから大ブーイングがおきそうですが、、、、。結構多いと思います。(^^;
クローン病の方は、「肛門周囲膿瘍」になる方が多いようで、響きとしては「痔」よりかっこ良く、ちょっとうらやましかったりしました。(^^;;
でも「肛門周囲膿瘍」って凄く大変だそうですね。
まぁ、とにかく排便が多いのですから、かなりの確率でおしりの悩みはあると思います。
でも、痛いとか辛いとか言うよりも、「恥ずかしい」が一番先だと思います。
20代はずーーーーーっと「痔」なんて言う言葉は発せませんでしたし。
その言葉は、この世から抹殺しておりました。(^^;;
結婚しても、長いことだんなシャンにも言えませんでしたし、ひとり、ふつふつと悩んでおりました。
実は、ばれてましたが。。。(^^;;
やっぱり、一番聞きたいですよね???
ふぅ。。。
まぁ、私も30もなかばですので、悩んでる若い方のためにお話しますね。(^^;;
おしりの穴にぷよぷよしたできものが出来たのが20歳のころ。
お風呂にて、ある日突然気が付きました。
でも、ぜんぜん痛くないですし、1年くらい、なんだろう、、、と思っていました。
ぷよぷよくん期。
あるとき車で長旅をした後、それが痛みだし、これが「痔」と言うものではないかと言うことに気が付きました。
ただ、一時的に痛くなってもきれいにしてて、密かに家庭薬をつけていれば(オロナインとかその程度のものです。)数日で治りました。
まぁ、時々、そういったことはありましたが、なんとか大丈夫でした。
家庭薬で大丈夫期。
そして、出産。。。
出産と言うのは、、、、陣痛の最後にはいきんで出産します。
赤ちゃんを出すのですから、赤ちゃんが出てくるところに力を入れると思うでしょう???
しかし、なんと違うのです。
本当に、「力いっぱいうんちをする」と言う力の入れ方をするのです。
おしりに。。です。
便秘だったとして、トイレで思いっきり力を入れるとしますね?
それと同じ力の入れ方で、赤ちゃんを出すわけです。
当然、肛門にかかる負担は恐ろしく、病院によっては助産婦さんが、そのときに肛門を抑えてくれると言うこともしてくれるようです。
そんなこんなで、出産をすると痔が酷くなるという方が多いようです。
脱肛のような痔になる方も多いので、産婦人科では痔のお薬をくださいます。
以前からおしりに出来ていたぷよぷよくんが出産により少し成長してしまったので、(^^;;排便ごとに、シャワーを浴びたりして、使い捨てのナイロンの手袋をし、オロナインなどを塗りつつおしりの中に収める、、、ということが出来るようになりました。そんなこんなの
ぷよぷよくん納める期。
次男出産までの3年間は、質素な食事のせいか、はたまた精神的にとても安定している時期だったせいか、UCの方も症状がでませんでしたので、おしりの方もそれほど悪くなりませんでしが、長い旅行などをしたときに、うっ血して痛くなることが多かったです。
このころ、産婦人科とも縁が切れ、大事に使っていた産婦人科で頂いた痔のお薬もなくなりました。ですが、痔のために病院へ行くなんて言うことはたとえ死んでも出来ないお年頃でした。
だんだんと、以前効いていたオロナインのようなお薬も効かなくなってきて、「もう、、、人生終わった。。。」と思っていたころ、意を決してだんなシャンに打ち明け、痔の市販薬を買ってきてもらいました。
プリザSとか言うお薬です。軟膏と坐薬。。。(^^;;
びっくりしました。
もっと早く買えば良かった。。。(^^)幸せが広がりました。。。
プリザS期。
そんなこんなで次男を妊娠。
「妊娠したらお薬に注意して、、」なんて言いますが、「プリザSを手放したら、生命の危機を感じるほどで」(うそ(^^))でも、手放せない状況でした。
ご存知のようにしっかりステロイドが入っています。
そのころ、公園仲間で、お茶をした時の話。。。。
5人でお茶をしていたのですが、「痔」の話になりました。
なんと、私以外の4人が「ぷよぷよ君があって凄く痛い。」とのこと。
痔の悩みは私だけだと思っていましたので、あまりの驚きのため、「私も」だと言出だせませんでした。
つまり、、、そこにいた出産経験者5人全員「痔主さん(^^;;」だったのです。
IBD患者のみなさん。。。大丈夫みたいです。(^^;;
そして、次男出産。
次男出産後は、もっともっと悪くなり、特効薬と思われたプリザSもだんだん怪しくなり、とうとう、「痔で有名な医院」へ行ったのでした。(^^;;
これはもう、、、以前は「痔」と言う言葉も発することもできなかった私ですから、どれほど切羽詰っているかわかっていただけるでしょうか???(^^;;
結局その病院へ行ったら、「痔ではなく直腸ポリープ」だそうで、「放っておくとガンになるから、手術しないと駄目だ。」と、言われました。
ポリープがガンになる、、、って言うのって今ひとつ信じられなかったので、セカンドオピニオンに「この地域で大腸の先生と言ったらK先生!」のK先生の総合病院を訪ね、もう一度診察を受けたところ、「それほど悪いものとは思えない。」とのこと。炎症性のポリープであろうとのこと。「様子を見て良い。」と言うことでしたので、そっちを信じて様子を見ていました。
第一、子供を産んだばかりで長男は3歳ですから、入院なんてとんでもない状況でしたし。
そんなこんなで、約半年弱、、、すごしましたが、そのころにはUCもことごとく悪くなっていておしりにかかる負担も相当なもので、結局冗談じゃない状況になりまして、最終的には、「お願いですから手術してください。。。」と言う感じでお願いにいきました。
結局、「悩んでいるうちは余裕のある状態。。。(^^;;」とでも言いましょうか(^^;;
おしりの診察はかなり屈辱的なものでしたが、ハッキリ言って、屈辱より、助けてくださいでした。(^^;;
結局、「直腸ポリープの手術」と言うことでしたが、痔の手術で有名な医院でやったので、ハッキリ言って一緒に手術した痔の患者さんと手術は全く同じだと思います。
ただ、取ったものがもう、そのころにはぶどうの房状に8つくらいの房になっていましたので、まぁ、痔ではないんだって。
でも痔だよね。(^^;;
術式も色々あるそうで、私が行ったところでは凍結して切除し、俵のように縫う、、、、というようなところで(ごめんなさい、これに関してはあんまり詳しくないです。)何々病院は縛って腐らる方法だとか、何々病院はただ切除するだけだとか色々あるようです。
ただ、切除しただけとかだと、再発率も高いようです。
で、その凍結して、、、、って言うのは再発しにくいそうです。
確かになんだか、頑丈になった感じがします。(^^)
でも、一年くらい、細い便が出ます。(^^;;
痔の医院では、2ヶ月くらい入院していましたが、とても楽しい入院生活でした。(^^;;
そのときのことは追々体験記に載せていきたいと思います。(いつになるかわからないけど。)
手術後、一変して快適な生活が待っていました(?)
たとえおなかの調子が悪くて一日に20回とかトイレに行くような病状でも、おしりが平気なら気持ちはずううーーっと楽になると思います。(^^)
もう!みんな!切って切って!とか言っちゃいます。(^^)
UC仲間でも色々お話していると、そう言う手術なさっている方多いですよねぇ。。。(^^)
きゃぁーーーー、書いちゃった(^^;;
あ、もう、妹のことも書いちゃおうっと。(^^)
私の妹は森高千里似の美人です。(^^)あ、でも今はもう30歳です(^^)
彼女も20歳界隈から、おしり君に悩まされていました。
でも彼女は、私のとはちょっと違うタイプのようで、酷くなると中から出現するタイプのようでした。
私の「なんだこれ??」のぷよぷよくんとは性質が異なるようで、出てきたとたん強烈に痛かったようで、短大生にして、即「痔の病院」へ行きました。(^^;;
先生に「あぁ。。。こりゃ痛いわ。。。」と言われたそうですが、彼女の場合は、「切りなさい」とはいわれませんでした。
強烈に痛かったようですが、坐薬と軟膏の治療によって、その「ある日お出ましになった物体」は、もとの場所に帰っていき(^^;;平穏な日々に戻ったようでした。
彼女の場合も、たびたび「ひぇぇええええ」の状況になったようです。
彼女は「痔は絶対治る!と言う某H大黒堂」の、何とか軟膏となんとか粒みたいなのをチョーーーーー高いお金を出して購入し、使っていたのですが、結局、「いいんだか悪いんだか、わかんないし、高い。」と言って購入を辞めました。
去年の暮れに初めての子を出産したのですが、妊娠中も「どうしよう!どうしよう!出産の時、どうせ会陰切開(赤ちゃんを出すとき、某所にはさみを入れることです。(^^;;)するんだから、ついでに痔も切ってくれないかしら。。。」と女性ならかなりの方が思うことを口にしていました。
もちろん、そんなうまくは行きませんが。。。(^^;;
で、そういえば、出産してもう3ヶ月過ぎますが、どうなんだろう???
最近そんな話はしていません。(^^;;
あは。。。(^^)
ちょっとばらしすぎですね。(^^)