自殺を考えたとき

今までに一度だけ、本気で自殺を考えたことがあります。

それは、病気で絶望したからでも、

死んでしまいたいほど大変な出来事があったからでもありません。

中学一年生のとき。。。。

夜、家を抜け出して、飛び降り自殺をしようと学校まで行ったのでした。

結局、飛び降りられませんでしたが、、、、

 

そこまでの気持ちになる理由って言うのが、、、、

その日の放課後のことでした。。。。

教室には日直の男子と、

私と私の友達、、、、

そのほかに数人が残っていました。

日直の男子は、学級日誌を書いていました。

私は、友達と話をしていて、なんとはなしに、その子と

給食の残りのパンを取り出して食べたのでした。

すると、学級日誌を書いていた男子が、今日の出来事の部分に書くことがなかったらしく

私たちが放課後教室でパンを食べていたことを書いたのです。

当時、私は、「花も恥らう思春期の乙女」でして、

「放課後パンを食べたこと」が「学級日誌に書かれて」

「沢山の人の目にふれる。。。。。」

それがもう、死ぬほど恥ずかしくて悲しくて、、、、

思いつめて自殺を考えたのでした。。。。

 

これ、、、笑い取ってません(^^;;

 

今思うと、大笑いなのですが、

当時の物凄く真剣に思いつめた気持ちを思うと、

なんと言うか。。。。。

自殺って不思議だと思います。

 

あのとき、遺書を残さないで、本当に死んでいたら、

「謎の自殺」。。。。だと思います。

何人かの同級生は、「パン事件」を知っているわけですが、

だとしても、それが自殺に結びついたなどどは

考えないですよね(^^;;

 

でも。。。。

かなり本気だったの。

 

だから、、、自分が母親になって、子育てをする立場になって

「思春期」って怖いです。

我が子が「パンひとつ」で死んじゃったら、、、、

浮かばれないですよ。。。。